記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

贈るたのしみ

2009年12月19日 22時36分03秒 | Weblog
質問です。
あなたは贈りたがりやさん?それとも貰いたがりやさん?
私はどちらかと言えば贈りたがりやさんだ。

今週のR25のサラリーマン課題図書に取り上げられた本の紹介文に興味深い内容が書かれていた。
それはプレゼントをもらったときの女性の喜びはその品物自体それだけではなく、それを選んだ時間的な過程をも含まれるということ。
これってすっごくわかる。かつて恋人から指輪をもらった時のこと。欲しかったデザインは伝えていたのだが、なかなかそれに近いものがなかったようで、5軒も店をまわったと後から聞いた。
結局2人で買いに行った。3軒目位で私が欲しかったデザインにめぐり逢えた。雫型のパールが2つついたデザインだ。ところが指に通してみるとピンと来ない。非常に似合わないのだ結局普通のパールがひとつ、かわいいデザインの立て爪に支えられたリングに決めた
2人で買いに行ったのは楽しかったが、何よりも嬉しかったのは私の知らないところで彼が店をまわって探し歩いた時間だ。
私はプレゼントを贈るときは選んでいる時間をも楽しんでいる。手作りの場合も同様だ。もちろんその先には贈る相手の笑顔が見える。
そんな時間を過ごすのが私は大好きなのだ。だから贈る方が貰う場合よりも何十倍も幸せな時間を持てる。
それゆえ、自分が貰う立場になった時はその過程に感謝する
でも貰う立場で恐いのは、反応が出来ないときだ。不幸にも自分には合わなかったり、苦手なものだったり。そんな時は
形式的なお礼しか出来なくなる。お世辞が出来ない私は黙るしかないのだ。もっと最悪なのは気に入ったと勘違いされて、繰り返し同じ贈り物をもらう時だ。こうなるともう何も言えない。にっこり笑って受け取る私がいる


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ちょっとしたココロ遣い

2009年12月19日 18時58分04秒 | Weblog
最近気づいたこと

以前はたまにしかなかったことだが、この頃は教育されているのだろうか。
特に本屋さんで買った時、つまんで剥がしやすいように袋に止めたテープが片方だけ折り返されてれている事がある。紙袋なら意外と剥がしやすいがプラスチック製の袋だとぴったりと張り付いて剥がれにくい。だからほんのひと手間のことなんだけど、折り返されたテープを見るとウレシクなる
今日は本屋さん、化粧品やさん、雑貨屋さん、画材やさんでお買い物をしたが、折り返されたテープは ふたつ。
 またスーパーの袋もそうだけど、すぐに詰めやすいように袋を開けてくれている場合がある。この季節手が乾燥しているからプラスチック製の袋がなかなか開かなくてうんざりするだからちょこっと口を開けてくれると助かるのだ。
これってやはり女性店員のほうが確率はたかい。男性店員は詰めればいいという感覚なのか、テープの張り方も雑なことがある。

勝手なもので、一度甘い蜜を吸ってしまうと、せっかくのココロ遣いを当たり前に感じてしまい、そうじゃなかった時に「気が利かない」なんて呟くようになる
手渡された時にいちいち確認するようなものじゃないから、自宅に着いてから、ホット心があったまる
ちょっとした感動を、当たり前と思わないような大人でありたい。


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朝のちょっとしたアトラクション

2009年12月14日 19時51分12秒 | Weblog
地下鉄に限らず、運が良ければいちばん先頭車両に乗って線路の行き先を見るのが大好きだ
朝はたいてい一番前の車両に乗るが、運転席の窓越しを見ることが出来るのはまれだ。たいてい誰かが背をもたれかけている。
地下鉄の場合、なんだかディズニーランドのアトラクションみたいだから楽しい。ディズニーランドのアトラクションよりもずっと暗いので先が見えず目を凝らしてしまう。カーブが続く途中で何か飛び出してくるんじゃないかと半分期待している自分がいる。実際出てきたら大変なことだが、頭の中ではここが通勤電車であることをすでに逸しているのだ。
隣の駅のホームの灯りが射すと、さっきの期待とは裏腹にほっとしている自分もいる。
ほんのふた駅の短いアトラクションにわくわくしながら乗っているのは多分私だけだろう。


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寒い時はショコラショー

2009年12月13日 20時25分58秒 | Weblog
パリでは季節を問わずショコラショーをカフェで楽しむことができる。
ショコラショー:chocolat chaudとはホットチョコレートドリンクのこと。ココアのような粉っぽさはなく、とろりとした濃厚なチョコレートの味わいだ。寒いこの時期にはカラダもココロもポカポカになる日本では唯一PAUL  でパリと同じ味わいのショコラショーが飲めたのに,ここ1年半前くらいから飲めなくなってしまった。ほかのフレンチテイストのカフェで試したが、ちょっと違う。でも、昨日自宅で楽しめちゃうショコラショーを見つけた名前は「ショコレ」
ららぽーとのソニプラで早速購入し、昨日試してみた。
それは温めたミルクにチョコのかたまりを溶かすだけ。完全に溶けるまでちょっと時間がかかるので、ミルクは相当熱くしておいた方がいい。味もなかなか!!これならお家でも充分たのしめる。チョコの味がいいからだ。試したのはMILK。ヘーゼルナッツはまだ試していない。これならケースで買っておいてもいいくらいだチョコ好きの人、ぜひぜひ試してみてね


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自然の色

2009年12月10日 08時14分33秒 | Weblog
今朝の朝焼けは桃色。
昨日より一本早い電車の窓から見た。いちばんきれいな桃色だ。電車が川に差し掛かったとき、川面に反射した景色に感動
美しいと思った光景はぜひとも記録に遺したいと思う。だが、自然が創る色は正確に映しとることはできないのだと心の片隅で思い続けてきた。
先週末訪れた、恵比寿にある写美こと東京都写真美術館。いま開催されている写真展を見てきた。なかでもアンリ・カルティエ=ブレッソンと木村伊兵衛のコラボはなかなかの見応えがあったといえる。いつもより外国の方が多く感じた。

後半、ふたりは共にカラーフィルムを扱うようになった。木村伊兵衛さんは仕事でも積極的にカラーを撮るようなったが、アンリ・カルティエ=ブレッソンは違った。カラーを試した上で「カラー写真では現実の色は再現不可能である」と述べている。私もそう思う。
結局モノクロにこだわるのは、出せない色を心の目でみているのだ。
見た目は白と黒の二色だが頭ではいろんな色に変換されている。その色こそがどんなにハイテクがすすんでも人の手では再現することが出来ない世界で唯一無二の色なのである。


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私のネクタイ考

2009年12月08日 19時51分17秒 | Weblog
前にも書いたが、わたしはネクタイが大好き
女であるがゆえに、普段することができないのだが、まわりのネクタイが非常に気になる。
似合っていれば伝えたいでもそうじゃない時は・・・家族や恋人なら正直に言えるけど、なかなか言えないものだ
色、デザイン、柄の大きさには無意識にチェックしてしまう。先日訪れたアウトレットでは参考までにネクタイのコーナーを見てみたが、私好みのネクタイがひとつもなかったことに驚いた。いま気になるデザインはカットが菱形ではなくスクエアタイプだ。若い人向きかもしれない。デザインではステッチの入ったシンプルなもの。
体型による柄のセレクトも重要だ。大柄なひとは小さな柄がいい。引き締め効果があるからだ。色も淡いペールトーンなどではなく濃いしっかりとした色がオススメ。太めのストライプは膨張効果があるため小柄な人に向いていると言える。
ワイシャツとの相性を間違えてしまうとせっかくのネクタイがマイナス効果を与えるので気を付けたい。
基本は柄には柄を合わさない。格子柄のシャツにストライプのネクタイも同様。だが意外にもこのミスマッチをおかしてしまう人が多いことに気づかされる。よく鏡を見れば柄同士がけんかしていることに気づくはず。
淡い色のネクタイには柄のない真っ白なシャツが一番。あるいは黒、濃いグレーや紺などの原色と合わせたい。逆に柄の入ったシャツには無地のネクタイ。もしくは小さく入ったワンポイントのロゴのようなものだけで十分。
あとは好みの柄と色が自分に合うかどうかだろう。
たまに動物柄のネクタイを見かける。犬や、猫、熊などのちいさな柄入りのものだ。印象は悪くないと思う。ただ、私が思うに、まるで「私は恐くないです。人見知りしないですよ」とでも主張しているような気がしてくる。真実かどうかは定かではないが、フレンドリーな性格を強調しているように見えてしまう。

ファッションカラーのコーディネートは三色以下にまとめることが基本である。この三色を守れば最低限のシックな装いを決める事が出来る。ただしこの三色の選択は侮れない。パリにホームステイした時に一週間だけ通った語学学校のアン先生のセンスの良さには毎日驚ろかされた。必ず三色でビシリと決めている。さすがパリジェンヌ足す事をやめ、引き算の世界だ。色が豊富だとせっかくの自分の顔が翳ってしまうことにもなる。
あ~、わたしが男に生まれていたらネクタイのコレクターになっているにちがいない


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お揃いのセーター

2009年12月06日 18時24分49秒 | Weblog
今朝は10時起床。二日酔いは無し。
入間のアウトレットにみんなで行った。一時間半後に集合を決めて解散したが、私には足りなかった。待ち合わせ場所につくと、手ぶらのわたしを見て友人たちは「収穫なし~?」と目をまんまるくさせて言った。Yちゃんはすでに3周もしたという。わたしは一階は八割、二階のエリアにはまだ足を踏み入れることさえ出来ずにいた。もう一時間見る時間をもらい私だけまたお店を見てまわった。やっと好みのデザインのセーターをみつけた。同じブランドで四枚買っても一万を切っている次に二階をみるとすこし変わった袖の創りのセーターに一目惚れして即買いようやく満腹中枢ならず、物欲中枢が閾値に達したらしく、その後はなにを見ても欲しいとは思わなくなっていた。待ち合わせ場所にむかいみんなと合流したのはすでに3時をまわっていた。Yちゃんが同じ店の手提げ袋を持っていたのでなにを買ったのか聞いたらなんと全く同じものを買っていた。しかも同じ色偶然とは言え、この年でお揃いのお洋服を買うなんて!!是非一緒に来てお出かけしたいパリなら勘違いされてしまうかもしれないが、日本なら大丈夫だろう


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記憶をたどる

2009年12月05日 19時39分05秒 | Weblog
今日は大学の同期の友人3人と一足早い忘年会。
友人宅に泊まるので飲みつぶれても安心だ。
土曜休みはわたしだけ。午前中に届いた通販のパジャマをミニキャリーに詰め込み準備完了。
予備校時代に通っていた西武池袋線沿線だ。何十年ぶりだろうか。毎朝東久留米から池袋まで生まれて初めての満員電車に友人3人揺られて通い続けた。
そしていまだからカミングアウトするが、あの時、西武池袋駅のホームの壁に沢山貼られていた矢沢永吉さんのバカでかいポスターを手際よく引きはがしたことがある。新しいCDの宣伝だったはず。車内の吊り広告にあったAKIRAの広告は友人CHIEちゃんが大ファンだったので、人気の少ないときに一瞬のうちに引っ張った。あまり周りは気づいてない様子だった。
そんな思い出深い西武池袋線、いまは変わってしまった。懐かしい黄色の電車以外も停まっている。出来れば黄色に乗りたかった。
車窓を楽しみにしていたがあいにくの雨でガラスが水滴で曇り19時をまわっているため真っ暗で全くわからない。しかも東久留米駅は通過するんだった。あのとき過ごした寮はまだあるんだろうか。池袋にあった予備校自体はとうのむかしになくなっている。いままでひとかけらも思い出すきっかけがなかったが、今回の忘年会で記憶をたどることができた。

記憶が残るということは時に残酷な場合もあるが、過去が全くないことに比べたら幸せなのかもしれない。


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