記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

プール大満喫!!

2015年07月30日 18時38分32秒 | Weblog

リヨンのホテル、Cour des Loges には、プールがあった。
予約したときは気づかなかったんだけど、ホテルの詳細確認をした時に館内施設を見てスパと併設されていることを知ったのだ

当然ウキウキで水着を持参した
朝のトラブール探検後、チェックアウト1時間半前にプールに向かった。プールは3階にあるんだけど、私の部屋のある棟ではなかったので、これまた迷子になりつつ、なんとかプールへたどり着いた

朝だから誰もいないことを期待したが、プール脇にあるジャグジーに恰幅のいい外国人の中年男性が気持ちよさそうに入っていた。
わたしを見て「How are you?」と、声をかけてきた。
「I'm fine thank you.And you?」と中学の教科書どおりの返事をすると、「Fine!! Here is a nice place!!」と笑顔で答えた。
そしてジャグジーから上がるとプールへと向かい、ダイブしたらしく「ザッパ~ン」と、バカでかい水しぶきの音が聞こえた

まずは、木枠でできたの円形のジャグジーに入った。かなりぬるめだ。そうそう、外国人は熱い湯船は苦手なのだ。日本人にはちょっと物足りないかも
水質チェックをしているホテルのおじさんが来て、ジャグジーのボタンを押してくれた。すると勢いよく泡が吹き出した。もうテンションマックス
泡が止まったところで、ジャグジーから出ると、先客のおじさんの奥さんが迎えに来た。おじさんはバスローブを羽織って奥さんと一緒に帰っていった。

やった!!プールもジャグジーも独り占め

早速プールに向かった
白い階段を降りてプールに入る。ジャグジーに比べると冷たいけど、気持ちいい
チャプチャプ言わせて階段を降りていき、最後の一段を降りようとした途端、水が顔の半分まで浸かり、慌てて後ずさりしたまた溺れるかと本気で焦った足がつかないって怖すぎる

せっかく来たのに泳げそうにない…
ショックで呆然として、足が着く安全な場所で座って足だけぶらぶらしていると、水質チェックのおじさんが来て、「なにしてるの?泳ぎなよ」と不思議そうに聞いた。「いややや、深すぎて泳げないの」と答えた。

すると笑って、プールの突き当たりの2つのボタンを指差した。「あのボタンを押してごらん」と言うが、「あそこまで、泳げないもん!」と、答えたら、歩く場所ではない足場の狭い所をつま先で歩いて突き当たりまで行き、ボタンを押してくれた。するとグオ~っと音が鳴りだし、噴水みたいに水が流れ出した。
これを見せたかったのね

「Merci」と、言うとおじさんは嬉しそうに帰って行った。

しばらくキレイな噴水と、数秒置きに7色に変わるプールの色を眺めていた。やはり、このまま泳がずに帰るわけにはいかない勇気を振り絞って平泳ぎしてみた。ひと泳ぎで2メートルくらい!!泳ぐ先は必ず足が着く場所。何度か繰り返すうちに、距離を増やしていくことが出来た。そしてついに、端から端まで泳げた
ちなみに、端から端は10メートル位クロールは顔を水につけるからやなの。先が見えないのは怖くて

とにかく、目標達成
大満足でプールを上がった。バスローブがおっそろしく重いので、服に着替えて休憩室でまったりしてると、紅茶のサービスを発見。スパ利用の人のもの
勝手に飲んでいいのか不安だったので、お掃除のおばさんに聞いてみた。「もちろんよ!」と言うので喜んで戴いた。誰もいない静かな休憩室でマリアージュフレールの紅茶を戴くなんて至福の時間

おまけにティーバッグいくつかいただきました

ますます気に入った
今までは旅費を抑える為に、ホテルはなるべくリーズナブルなところを選んでいたけど、そのうちの1回くらいは、贅沢に過ごしてもいいんじゃないかって思う様になった。せっかくの旅行も、疲れ果ててしまうのは意味がない。
お姫様気分と、迷路探検などなど、私の欲望を全てを叶えてくれるこのホテル、おススメです



いただいてきた紅茶とホテルのテイクフリーマガジン!!
マリアージュ・フレールはウェディング・インペリアルが
一番好きだけど、いろいろ試してみたい

チェックアウトを済ませ、パールデュー駅への行き方を教えて貰いました。

記念にパチリ

無事駅に到着。

パリ行きのTGVまで時間があったので、カフェでパナシェを一杯
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トラブール探検でステキな出会い

2015年07月30日 01時43分06秒 | Weblog
リヨン3日目
お昼過ぎにはパリに帰るので、寝坊なんてしている時間はない

寝不足ぎみだったが、朝6時には起床猫足のバスタブで目覚めの入浴
知ってた海外のホテルではバスタブが長いから、予めつかまる場所を確保しないと、バスタブと言えども溺れる身長が170センチ位あれば大丈夫そうだけど、160センチない私だと、横になったときに足が付かないんだもん
ま、溺れかけたおかげで、確実に目が覚めたけどね

トラブール※は昨日も少しだけ探検したけど、朝の誰もいない静かな時間に探検したい
はじめに絵葉書にもなっているLa Tour rose  を訪れた。フロントで場所を確認したら、このホテルの並びだと言う。表からは外観が見えないから通り過ぎていた

こちらもホテルだから、「ボンジュール」と言って扉を開けたが、誰もいない。そのまま突き進むと、ピンク色の塔が見えた。胸が高鳴りシャッターを切った。フィルムとデジタル、iPhoneと、取っ替え引っ替え
すると、左側から茶と白の猫が現れた。なんてステキな偶然
ただ、じっとしているはずのないニャンコ。デジタルではブレブレの写真になった
日本語で声を掛けたら、なんと階段を降りてきた。再び声を掛けたら、私に向かって歩いてきてしゃがんだ私の横にぴたり寄り添った。日本語も理解出来るんだね!!賢いニャンコ

ただ、このステキなモデルがいても、こんな近くじゃニャンコの背中と私のワンピースの裾しか写らない
背中を撫でていると、階段の上の方で女性の声がした。ニャンコはトコトコと歩き出し、階段を駆け上って行ってしまった。朝ごはんの合図だったのかもね

モデルが消えたので、La Tour rose を後にした。
いくつか探検したあと、またまたニャンコに遭遇
しゃがんで声を掛けると、またまたそばに寄ってきた日本とちがってリヨンのネコはとってもフレンドリー。きっとお国柄で、愛され上手なんだね

見逃しているトラブール※、まだあると思う。
名残惜しいけど、時間がないので、ホテルに戻った。
残りは次回来た時のためにとっておきます

※トラブールとは?
トラブールは、職人たちが天候に左右されずに絹の巻物を運ぶ通路としても使用され、第二次大戦中には、レジスタンスの秘密の会合や逃げ道としても活用された。
参考サイト1フランスニュースダイジェスト「ルネサンスの小路 リヨンへ

参考サイト2http://www.yvicky.com/France/Traboule.html














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