まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

重厚な建物 東京国立博物館本館

2019-05-24 08:25:59 | 建築物

上野、国立博物館での展覧会というとほとんどが「平成館」に。
ずっとずっと古い本館は1,2回程度。どうも入りにくい。入ってもそそくさと出てきたりして。
じっくりと拝見したのは今回が初めてといっていい。外観は気になって何度も写真撮っているのにね。

設計は公募で建築家渡辺仁案採用とある。
Wikipediaによると渡辺さんは(明治20年)2月16日 新潟県佐渡生まれ。東京育ち。とのこと。
そうなんだ、ご両親とかが佐渡と何か関係があるのかしら。
他にも設計した建物は、ホテルニューグランド 服部時計店 原美術館などなど。
ニューグランドは地元だから、これからは「これも渡辺さんが設計したのか」なんて見るかもしれない。

中に入るとまず目に飛び込んでくる大理石でできた大階段

反対側2階から見る

時計を挟んで左側

右側 左右対称

照明もレトロな雰囲気を醸し出す

5月19日日曜日は春の庭園公開最終日だったけれど、3つも展覧会をぶっ続けで観ているから
頭も体もよれよれへろへろよ。せっかくなのに。
そんなだから、よたよたしながら最短コースをただ廻っただけ。もったいないことをしたわ。

 

公開しているからこそ見られた本館後ろ側の一部

この後、どこでもいいから遅いお昼ご飯食べられる店になだれ込んだのはいうまでもない。

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皇居東御苑の石垣

2019-03-26 08:55:18 | 建築物

3月19日、佐渡に帰る前に立ち寄った場所が皇居東御苑を抜けて国立近代美術館へのルート。
今回はいつもとは違った道を通ってみようと、

 東京駅正面から

 行幸通りを抜けて

 和田倉門を渡って

 大手門へと歩いた

それからはいつものコース

百人番所を背に仲之門後のカーブを曲がる。この一瞬が自分も登城している気分になって大好きよ。

 目の前に開ける本丸跡

いつもなら散策する二の丸庭園には目もくれず、まっすぐ天守台へ

立派な石垣に惚れ惚れする

高さに圧倒される 本丸跡を見る

北桔橋門を出て近代美術館へぶらぶら。


実は美術館の4階に皇居を眺められる「眺めの良い部屋」と称する休憩所がある。
窓が大きく皇居側に開けていて椅子も置いてあるから、一休みするにはもってこいの部屋よ。

せっかくだからとカンヒザクラが咲いているお堀端に寄った。

 

11時半すぎたので、すぐそばの毎日新聞社に行って屋上からの景色を楽しんだけれど、撮影禁止なので
写真はありません。くーぅーっ!

 

おまけです。「皇居東御苑の花木」早咲きの桜はみな散っていて残念。

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円覚寺 伽藍 横から後ろから

2019-01-08 08:56:08 | 建築物

広い円覚寺の境内を歩くには、山門をくぐってからが正当なのだろうけれど、

山門横から続くこの坂道を歩く清々しさも捨てがたい。好きなのです。

山門仏殿大方丈、とお参りしてきて、方丈の横から坂道に出て妙香池へ。

帰りは坂道を下る。下りながら左手に見える伽藍ぱちり。

大方丈裏手 正面からは見えない白壁と木の雨戸と障子の白のコントラストが美しい。

仏殿も何やらいかめしさが消えて

山門に至っては普通の大きさに見えたりして。
いろいろな角度から見ると思わぬ表情を見るようで面白いものだわ。

おまけです。

この方に惹かれてつい中に踏み込んでしまいました。
入口は開いていたの、竹の立ち入り禁止の棒はなかったの。

「この広いところには行っていいですか?」とお尋ねすると、
「だめですよ、あぶないですから。矢が飛んできますから」って。えっ?!

「ふだんは立ち入り禁止ですから、出るときは竹の棒を上げて出て、降ろしていってくださいね」
ですって。あれま。

 

 

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東京ミッドタウン日比谷のクリスマスイルミネーション

2018-12-14 09:04:24 | 建築物

今朝は家々の屋根が霜でうっすらと白くなっていた。
洗濯物を干していると手がかじかんできた、やっぱり冬ね、実感するわ。

昨日は本年度最後の私的イベント、草彅剛さんの舞台、音楽劇『道』観劇のため日生劇場へ。
感想はまた後日に。
その前に昼食のために寄った東京ミッドタウン日比谷。
潔くさっぱりしたクリスマスツリーイルミネーションが大人っぽい。夜はまた違う表情を見せてくれるのだろうね。

店内2階から

お店の中でも

出入り口から見る

この後、日生劇場に向かった次第。

 

 

 

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京都駅屋上展望台へ

2018-12-08 08:55:20 | 建築物

京都駅に降り立つたびに横目で見て「上りたいな」と思っていた展望台。
連れが全く興味がないから睨むだけだったけれど、今回はチャンス到来。

なんとかと煙は高いところに上りたがるというけれど、ほんとにその通り。
外の高いところは足がすくむけれど、建物内展望台や塔に上って周囲の風景を楽しむことは大好き。

遥か昔のイタリア旅行では、時間があればと。
フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。
狭い狭い長い長い階段を上ってようようたどり着いた屋上からの大パノラマ、感動ものよ。
ヴェネチアの鐘楼・シエナのマンジャノ塔・ミラノのドゥオーモ・
エレベーターでスイスイと上がってそれぞれの街の風景を堪能。

ここへ来ての京都駅。

この階段見たらわくわくする。早速エスカレーターで上れば。

駅構内はこう見える

 

下って中ほどでひと区切り
横の広場からの京都タワー

大きなクリスマスツリーも

 

あいにく雨が降ってきたけれど、晴れていたら京都市内が美しく一望できるのだろうなとちょっと残念。
隙間時間に手軽に楽しめる素敵なところだ。

 

 

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52階から見る東京タワー

2018-12-01 08:59:06 | 建築物

麻布十番駅から鳥居坂を上って国際文化会館へ

 

文化会館のティーラウンジでランチする予定も開店まで20分もある。
柔らか頭で、先に、食後予定していた六本木ヒルズ展望台の「 東京シティビュー」に行こうとなって。
そこで適当にお店見つけようと。

 
東京タワーを見ながら歩き、ヒルズを目指して歩き

横浜で威張っていても、我らはおのぼりさん。すぐ向うに見えているヒルズになかなかたどり着けない。
2回も聞くはめになってぶらぶら30分。途中の坂道。饂飩だの芋だののネーミング。

 

はああ、やっとの思いでたどり着き、52階のレストランにしようと。我らにしてはちとお高いけれど、

 ま、いいか、たまに東京さ出てきたんだからと。

東京タワーが見える席に案内されて。

もっとズームアップして 右手に東京湾

はるか遠くにスカイツリー 高層ビルと間の緑は皇居だそうで その位置関係に驚く

ランチはコース

 栗のスープ (チーズの前菜あり)

 主菜はイベリコ豚のソテー

 コーヒーとデザート

52階からの景色を楽しみながらゆったりと美味しいランチ 友との気のおけない会話というおまけつきで
満足満足

別方向を見る 遠くに新宿高層ビル群 手前に青山霊園 右 国立新美術館

 

楽しければ膝の痛みも気にならない、というよき1日でした。

 

 

 

 

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葉山館から「山口蓬春記念館」へ お庭拝見

2018-10-25 08:26:16 | 建築物

お腹に入ったものを消化すべくぶらぶら歩いて「山口蓬春記念館」へ。
ほんとに近い、ぶらぶらにはちょうどいい。

葉山館を出て左へ、信号渡ると目につく案内板。

 

こみちを   

歩けばすぐに

振り返って

両脇は年月が経った梅の木 玄関

玄関横 左の建物が画室

東京美術学校(現・東京藝術大学)で同窓であった建築家・吉田五十八氏による設計。
当時のままの状態で保存されているそうな。

この日も作業している方たちがいましたが、よくお手入れされている庭園散策。

 
うつむいて咲く*茶花 蕾もうつむいている

日本画家が晩年を過ごしたお庭、の風情がそこここにあふれていました。

二階のお部屋から見る葉山の海。
お天気は今ひとつでしたが、なかなかのコースでした。

 

 

 

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江戸東京たてもの園 下町の風情・懐かしい自転車

2018-10-10 08:51:57 | 建築物

時系列がめちゃくちゃで私も頭が混乱。お許しのほどを。

秋の彼岸の20日佐渡行の前に寄った江戸東京たてもの園。
小金井公園西口で下車して園内を結構な距離歩くとビジターセンター。前に金木犀の巨木。

 

住みたい家の前川邸は紹介したけれど、園内は広い。
新幹線の発車時刻に追われて急ぎ足でざっと見た東ゾーン、昔の商家・銭湯・居酒屋など。
いやあ懐かしい。
実家のある町では見かけなかった建物だけれど雰囲気が懐かしい。
そういえばあったよな、の感じで。

 居酒屋 昭和45年復元 台東区下谷

 銭湯 昭和4年 足立区千住元町

 仕立屋 明治12年 文京区向丘

 醤油店 昭和8年 港区白金

 文具店 昭和2年 神田須田町

 乾物屋 昭和3年 港区白金台

 小間物屋 昭和3年 台東区池之端

もちろん他にもたくさんの建物がありました
武蔵野の面影残す小金井公園

そして、私的懐かしさNO1はこれ。

和傘問屋の川野商店。ガラス戸ももちろんだけれど、なんといってもさりげなく置かれた自転車とリヤカー。
そうよ、前輪と後輪の間の三角棒がついた自転車。
子供用自転車も横棒がUの字になった婦人用自転車もなかったわが家。
父のこの自転車で練習した。
右足を三角の間に突っこんで向うのペダルにかけ、身体はやや斜めに傾いで、荷台を父に持ってもらって。
難しかったのよ。ひとりでこぐことができたときは嬉しかったわ。
そんな小学生の頃が出来事が鮮明に浮かんできたの。

この自転車は上の自転車より後に発売されたのじゃないかしら。

時間があったらもっとゆっくりしたかったけれど、ま、ちょうどいいくらいかなと納得して園を後にした。

 

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こんな家に住みたい 『前川國男邸』

2018-09-30 09:14:29 | 建築物

建物を見るのは大好き。
専門的な知識など何もないから、自分基準で「いいわあ」「好き!」「住みたい!」で判断。

前川國男さんのことは新潟生まれで、東京文化会館、神奈川県立図書館・音楽堂の設計に当たった方というくらいの知識はあった。
たったそれくらの知識だったけれど、何年か前、何かの番組でちょこっと前川さんのことを放送していたのね。
そして、前川さんの自宅が「江戸東京たてもの園」に移築されて現存していると知って、さあ大変。
なんとか行かれないかと調べたけれど、いかんせん武蔵小金井は遠い、どう考えても遠い。しかたない諦めたわ。

が、諦めきれないものが残っていた。
今回の佐渡帰りが最後のチャンスとばかりに計画立てたわけ。
広いたてもの園だけれど、前川邸だけに特化して見学する、ならば1時間半の滞在でもよかろうと。
いやあ我ながら酔狂。酔狂だけれど行ってよかったわ。ひと目見ただけで大満足。
「ああ、こんな家に住みたい!!」

「前川國男の自邸」は、1942年(昭和17年)に東京都品川区上大崎に建てられた住宅。
戦争中の資材不足や、厳しい建築基準の制限(延床面積100㎡以下)があったことを感じさせない、
美しい木造のモダニズム建築、とある。
私、前川さんご本人が設計したとばかり思っていたけれど違っていた。
設計を担当したのは、事務所の崎谷小三郎さんだそうで。そうなのか、そういうものなのか。
どうぞご一緒に、と強制します。


塀 門扉はない 鍵の手に曲がって玄関へ


左上が玄関 狭いのでびっくり
上がって突き当りに書斎 左手に居間(前川さんはサロンと言ってたそう)への1枚の大扉
右が居間に入って目にする室内


サロン内 食卓 応接セット(前川邸にあったものとは違うそう) テーブル椅子2脚


上の窓はガラスのみ
下は障子
春夏秋冬 陽の光がどのように入るのだろうと想像をかきたてられる


この設えが戦時中に作られたなんて信じられない
左上のカウンターから食卓を見ると


手前にできたお料理を置いておくのね きっと

ダイニングテーブルは前川氏自身のデザインで 椅子は水之江忠臣がデザインしたものだそう
上の写真でお分かりと思うがこのテーブルは台形になっていて 縁が緩やかにカーブしている


素敵なデザインのペンダント

サロンに戻って
こちらの2脚は布を張り替えただけで当時使っていたものだそう



手前の椅子に座ってみる

居間であちらに座りこちらに座っていたら、寝室を拝見することをすっかり失念して残念。
延床面積約33坪か。前川さんは独身の時に建てられたそうな。
私ひとりが住むには広すぎるけれど、ああ、こんなスッキリした家に住みたい。

最後に外に回って家を見た。

 

 

 

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12階から眺めれば

2018-09-27 08:51:23 | 建築物

昨日の佐渡帰り。
マサチャンママに持たされた新米と夕食用の食材の重さとどんよりした空に、どこにも寄る気になれず。

八重洲大丸12階でランチ。

東京駅八重洲側なんてほんとに久しぶり。いつも丸の内側に出るからね、新鮮な景色。

地上を見れば(ちょっと顔が青くなる)

白線がまるでアート。

ジオラマを見ているよう。

ひゃー、自転車の方がいるわ。

 どこかレトロな看板も。

と思えば、目線の先ほぼ同じ高さでお仕事の人。

 

 青いビニールを持っている人。

 

 クレーンを動かしている人がいるよね。

 

 あれ?スカイツリーも顔を覗かせている。

 

都会には都会の楽しさ面白さがあって、両方を行き来できる私はけっこう幸せだわ。

 

 

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