昨日、友人の新築祝いに招かれたときのことを・・・。
友人は、しっかり者の私に自宅までの道順を教えてくれ、最後に「駅まで来たら電話ちょうだいね。」と、念を押しました。勿論、私は、行き方のmemoに赤で、電話番号を大きくしっかり書きましたよ。老眼鏡かけなくても見えるように。うん、ばっちり。
長年の友と二人、最寄駅に着いたので、早速友が携帯で電話。ところが「その番号は使われておりません。」とのコールが・・・ん、ヘンだわ、絶対間違いないのにな。
二人して焦るけれど、バスが来てるから「ま、ともかく行ってみよう。」とか言って乗り込んだ。初めてのところだから緊張して、バス停の数を数え、「皆降りるからここだよね。」と、一緒に降りた
。降りたはいいが・・・どこに行っていいか分からないのよ。すごいマンション群なのだから。
私はそのバス停の前が友の自宅だと思い込んでいるから、連れに「ここよ。」と言って確信をもってマンションに入ったわ。エントランスで部屋番号(これだけは覚えていた)を押したら男性が出たので、ヘンだなと思い、「○○さんのお宅ですか?」と聞くと、「違います。」だって。冷静な連れが、「この棟でいいの?」と言う。そう言われれば・・ここが何号棟かも分からないのにね。自分たちが何号棟に行くかも分からないのにね。
それからが大変、「あなた、住所知っている?」「知らない。」「何号棟かも思い出せない。」「電話も通じないしね。」「イヤーどうしようか。」
二人して焦る焦る、焦っても手段が思い浮かばない。だって二人とも、なんもmemoしてないものね。友は携帯だけ、結局、私は道順だけ、あの赤字の電話番号はどうしたのだ探し物の苦手な夫に電話して、私の住所録から見つけてもらうしかないかと、考えていた時に、「あっ」とひらめきましたよ、というか思い出しましたよ。財布の中に、プレゼントの送り状の控えを持っていることを・・・神の啓示です、地獄に仏とはこのことです。助かりましたぁ。
迎えに来てくれたそちらの友に、顛末を話し、
「ね、この番号にかけても出なかったよ。」とメモを見せたら、
「あなたっ、これって、郵便番号じゃないの
」だって
路上で、3人して崩れ落ちんばかりに笑ったわ。