佐渡で、昨日書いた地元友人から「能」の誘いがあったので、二つ返事で出かけました。なに、別に興味があったわけではないのだけれど、ともかく息抜きに・・・
佐渡は、「世阿弥」が流された土地ゆえか、それとも相川金山の奉行のたしなみなのか「能」舞台があちらこちらにあるそうで。私はトンと疎いので、2,3しか見たことがないのです。それでも、高校の校庭にも、合ったからなんとなくは知っているのですが・・・
で、誘われた日は、その地域の御婦人たちが「葵の上」を演じました。普段は農作業や家事を普通にしている方たちが、全ての役を引き受けて。ただ一人男性が太鼓を打っていましたが。
「あんた、寝るナや。」
友のきついお達しに、何がなんだか分からない舞台を眺めるのはつらいものです。ついつい、視線は落ち着きなくいろいろなところをさまようわけでして。
さっき、シテ(主役の人はこういうんでしたっけ?)は、打掛みたいなのを脱ぐとき、着物を引っ張ってずいぶん襟が広がったけれど、後ろで直す人はきちんと直せたかな、とかぼんやり考えていると、舞台右前柱のところで、片ひざ立ちで控えていた、ワキ?ツレ?(そんなのある?)の人が、いよいよ出番で、立ち上がった、いや、立ち上がろうとした!!!
「あっ、あっ、ああー」よろけているのよ、しびれて。大丈夫か?立てるか?転ばないか?
はらはらしたわ。でも、さすが、しっかり踏みしめてきちんと所作ができたからよかった。だってね、今日のために、それこそ練習を重ねてきたのに、本番で、すっころんだら立ち上がれないよね。
おかげで、その後は緊張して舞台に集中できました。何に集中?どっか間違っている気もしますが・・・・
佐渡は、「世阿弥」が流された土地ゆえか、それとも相川金山の奉行のたしなみなのか「能」舞台があちらこちらにあるそうで。私はトンと疎いので、2,3しか見たことがないのです。それでも、高校の校庭にも、合ったからなんとなくは知っているのですが・・・
で、誘われた日は、その地域の御婦人たちが「葵の上」を演じました。普段は農作業や家事を普通にしている方たちが、全ての役を引き受けて。ただ一人男性が太鼓を打っていましたが。
「あんた、寝るナや。」
友のきついお達しに、何がなんだか分からない舞台を眺めるのはつらいものです。ついつい、視線は落ち着きなくいろいろなところをさまようわけでして。
さっき、シテ(主役の人はこういうんでしたっけ?)は、打掛みたいなのを脱ぐとき、着物を引っ張ってずいぶん襟が広がったけれど、後ろで直す人はきちんと直せたかな、とかぼんやり考えていると、舞台右前柱のところで、片ひざ立ちで控えていた、ワキ?ツレ?(そんなのある?)の人が、いよいよ出番で、立ち上がった、いや、立ち上がろうとした!!!
「あっ、あっ、ああー」よろけているのよ、しびれて。大丈夫か?立てるか?転ばないか?
はらはらしたわ。でも、さすが、しっかり踏みしめてきちんと所作ができたからよかった。だってね、今日のために、それこそ練習を重ねてきたのに、本番で、すっころんだら立ち上がれないよね。
おかげで、その後は緊張して舞台に集中できました。何に集中?どっか間違っている気もしますが・・・・