まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

ほんのすこし・・・気になる

2010-10-16 15:22:53 | くらし

 

佐渡に帰る日、最寄り駅でホームのベンチに座って電車待ち。




一つ離れた席に老女が、にっこり笑って座る。見知らぬ人。
「晴れてよかったですね。リュックに傘と雨具を入れてきたんですよ」って。
横浜の西口まで出かけるそう。

かわいい手作り風の小さなリュックを背負ってらっしゃる。
「私が足が悪いもんだから、娘が作ってくれたんですよ。娘はこんな手仕事が好きでねえ・・」
と、話は娘さんの手作り作品の数々。

そのうち電車が来て。
「短い時間だったけれど、お話ができてよかったわ」って。
上品な老女の日常がうっすらと垣間見えて・・・





遡ることその前。横浜に帰る新幹線車中で。

燕三条から母、息子二人の3人旅。あいている私の横の座席に息子二人着席。
小柄だけれど小学中学年と思しき少年に、
「どこまで行くの」と聞いた。
全身、話しかけないでモードの子供店長似の少年、小さな声で、
「東京です」
しっかり、です、ます調。いまどきなかなか珍しい。
「おばさん、越後湯沢で降りるからママに座ってもらってね」
と言うも、その後もしっかり全身これ以上話しかけないでオーラが漂っている。
膝の上に鞄置いて身じろぎもしない。気になってちら見すると軽く目を閉じ瞑想中。トンネル入ろうが川が見えようがそちらを見ようともしない。ひたすら瞑想。
微動だにしない。
いいのか!小学生。おばさんのほうが、もぞもぞ。
見るな!って無言圧力を感じるから露骨に見ないけれど、じっとしている小学生。
ママのほうが愛想がよくて通路の向こうからにこにこ顔。
弟はそれなりにそれなりの動き。

 




越後湯沢までそれが崩れない。
何回も新幹線小学生を見ているけれど、騒がない男の子、初めての体験。
瞑想小学生・・・どうも気になる。

 

コメント
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