伊良湖からフェリーで鳥羽に渡り、バスに揺られてお宿に向かっていると、車窓から見る人家の玄関にあれ?注連縄?のようなものが飾ってあるのよ。正月も過ぎたというのにね、変だなあ、なんだろうと思っていると、そこはベテランガイドさん、きっちり説明してくれる。
『昔々のこと、。貧しい身なりの旅の男が一夜の宿を求めて、小さな貧しい蘇民将来の家に行くと、快く泊めてくれたそう。貧しい家ではあったが、優しい蘇民将来は、できる限りのもてなしをした。翌日その男が旅立つとき、「蘇民将来子孫」と書いた符を蘇民将来に渡し、家の門につるしておくように言った。やがてその村落には疫病が流行し、巨且将来の家は絶えてしまったが、蘇民将来の家だけは誰も病にかからず無事だったという。』(webより)
で、それにあやかって、災難をよけるため、伊勢地方は1年中注連縄が飾ってあるというわけだそう。
そおか。
こういうの大好きだから、伊勢神宮となりのおはらい町通りで注連縄求めて探索。
これね。木札の真ん中に*蘇民将来子孫家とある。この木札で難を逃れるというわけか。面白いわ。
今では他にいろいろな木札あり。
ずらずらずらーっと好みを並べます。
シンプル イズ ベスト ツバメの巣もちょこんと鎮座して
撮影料1万円!(笑)の魚屋さん
木札に書かれているのもいろいろ
私、建物部分の名称が分らないのですが、玄関部分の戸やガラスもいろいろで、ぶらり探訪散策は飽きませんでした。
郵便局にも
銀行にも
注連縄飾り。いいねえ。