手に取るな やはり野に置け 蓮華草
遊女を見受けしようとした友人を止めるために詠んだ句で、蓮華(遊女)は野に咲いている(自分のものではない)から美しいので、自分のものにしてはその美しさは失われてしまうという意味だそうで。ふーーん。
私はてっきり、野に咲いているものは自分ちになんかに持ってきて植えないで自然のままにしておけ、ということだと思っていたわ。しかも上の句は全然知らなかったし。そういうことだったのね。
今日紹介する野草は、昨日とは少し違って住み分けあり、住む場所選ぶやや気難しい方たち。どこでも見られるのとはちょっと違う・・・と思う(断定するにはちと不安)。
キランソウ
深い紫色 しかも地面にへばりついちゃったりして。故に別名 ジゴクノカマノフタ
センボンヤリ 残念ながら花後 夏は全く姿を消し秋に種をつけて出現すると聞きました。
ノジシャ 勿忘草によく似ている 釣竿垂れた ウラシマソウ
キュウリグサ
揉むとキュウリの匂いがするというけれど・・・ そうかな?
ヤマハタザオ すまん、まことに悪いけれど完璧地味
ホタルカズラ
崖の上に見つけたときは興奮したけれど。コンデジではこれ以上の写真は無理です(泣)
この日の最大の収穫です。見たことありません。
このなんともいえない優しげな紫の君はいったい誰でしょう。
どなたか教えてくださると飛び上がって喜びます。