薬局にゴミの始末を頼みに行ったら、ご主人がしみじみと、
「晴れてるところに帰れていいなあ」と言う。
ほんとよ。青い空だもんね、それだけで清々するというもの。
「洗濯もンが乾かんのが困るっちゃな。いっくら乾かしてもなんとなく湿っとるもんな」
日本海側に来ると、冬の生活には忍耐がどれだけ必要かがよおく分かる。
活動的だった新潟の叔母は、冬の寒さや暗い空に、気持ちが落ち込んで何もする気がおきないと嘆く。
今年は雪が多いとの予報、外れてほしいもんだわ。
9日晴れ ピンクいろの竹トンボ状の実
サルトリイバラの真っ赤な実 葉が黄色く色づき枯れてる部分も
お馴染みの *ガマズミ やっぱり好き 凄く絵になる
雨に濡れてた *アオツヅラフジ 誰かが縛ったように上手に巻きついている
*ヒヨドリジョウゴのつやつや輝く赤い実も、雨にすっかり濡れていた
今はまだ葉をつけてピンとしているこれらの実も、やがての冬に葉を落とししぼんで春を待つのだろうなあ。柄にもなく感傷的になるわ。