『スプリング・エフェメラル 』
春先に開花し夏まで葉をつけると、あとは落葉広葉樹林の林床などの地中で過ごす一連の野の花を総称してスプリング・エフェメラル Spring Ephemeral と呼びます。その可憐さから「春の妖精」とも言われます。
ですって。
直訳すれば『春の儚い夢』
うーん、こちらの呼び名の方がいいかな。
今年の春(すまぬ、この方たちには今年といわず毎年ね) 佐渡で会ったスプリング・エフェメラルたち
*キクザキイチゲ
*アズマイチゲ
*エンレイソウ
*アマナ 二ツ亀のアマナは強風にさらされているからかわいそうなくらい小さい
*フクジュソウ
いちばんお目にかかりたかった*カタクリ 今回もフラれてしまった。
時期が早すぎるのね。
もう何年も前になるけれど・・・
ハイキング仲間さんたちと歩いた山道一面にカタクリが咲き乱れていた光景が忘れられないの。
「踏んでもいいのかしら」と躊躇していると、
「踏まんと歩けんし、仕方がねえが」って。もうもう贅沢の極み。
その記憶が鮮明だから、ちょこちょこっと咲いているカタクリ見ても「カタクリか、いまいちだな」なんて過ぎてしまう。
困ったものよ。
そのときには及ばないけれどUSBに保存していた画像
2010・4・19
*ショウジョウバカマ この方にも久しくお目にかかってない
2011・4・11
ほんと、スプリング・エフェメラルに限らず願っている山野草に会うのはまことに難しい。
なにしろかんじんの彼ら彼女たちが姿を見せる、その時期に佐渡に帰っていないのだから。
仕方がない話、と納得させているの。