連日病院話で申し訳ないけれど、忘れないうちにと。
耳鼻咽喉科もなかなか自分が思うような病院に当たらない。
いいかなと思っても、また不満が出てくる。これって病院へ行ってもすっきりと改善されないからよね。
それでいて、日常どうにもこうにも不快でなにかに八つ当たりしたくなるのよ。
仕方がないとあきらめきれないの。
私の場合は、鼻から喉にひっきりなしに流れてくる鼻汁。
かぁーっっと出したいけれど、いくらなんでもそれは恥ずかしいからちょぼちょぼと出してペーパーにくるむ。
もう1日でペーパーの山。
ってなわけで、耳鼻咽喉科求めて3軒目。
治らないということは承知の上だけれど、皮膚科併設のこちらへ。
9時の予約10分前に待っていたらすぐに診察室に呼ばれて。遅れてこないのよ、それだけで信用したわ。
マスクしているから全貌は分からない、でも息子と同じ年くらいのなかなかのイケメン男性医師。
皮膚科の先生とご夫婦なのね。
鼻の穴に何やら突っ込んで「きれいだよ」って。
何とかを突っ込んでシュッとやって「何ともないよ」と。
そこで終わりにしそうだったから、それでは何のために受診したか分からない。
必死で「先生、今も痰が喉にあって気持ちが悪いです」と訴えた。
「そう?それじゃレントゲン撮ってみる?」
もうレントゲンでもCTでも何でもいいからどうなっているか診ていただきたい。
鼻の穴から細い管のようなレントゲン突っ込まれて。
肩の力抜いて鼻から息して、口をいーっっとしてと指示されても、ね。
「悪いものはないね、ガンは見つからないよ。きれいです。
気になるようだったら内科で診てもらったらいいね」
そうか。ガンなんて疑ったのか。でもそこは気にならないから内科は見合わせる。
そういえばオヤジ同級生は、喉に魚の骨が刺さったみたいにイガイガすると耳鼻咽喉科を受診したらそうだった。
「副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎もないから、あまり気にしないように」
ってここでも「気にしないように」のフレーズ。
痰は飲みこんでもいいのかと最後に質問して終わり。いいんですって。
薬もいらないんですって。
ご夫婦揃って「気にしないように」の言葉。夕食の時の会話。
妻 「今日、頭が痒かったら掻いていいか、なんて変な質問する患者さんが来たのよ。
どう答えていいか分からないじゃないね」
夫「どう答えようと別に気にしなくていいんじゃない?そういえば俺のところにもやけに神経質な患者が来てさ、
身体固くして力入れるから危うくレントゲンをぐっと突き刺すところだったよ」
妻「そういう人いるよね、突き刺しても気にしなくていいんじゃない?」
なんて話しているんじゃないかと妄想しているわけよ。