今更の話になるけれど。
2日、我が家の一同が集まる年1回の日に、熱ごときで欠席とは許さんと顔見せを強要した関係上、
ほんとにすぐに帰った息子に、翌日、具合はどう?とメールした。
もうよくなったよ、刺身食べたかったなあ、の返信。
そうだよ、母は君のために高価刺身奮発したんだからさ、こちらも残念。でもまあひと安心。
ま、この頃はすぐに返信が来るようになったから良しとしよう。関係ないか。
で、その刺身のことね。
だいぶ酔っ払った夫はお嫁さんに、息子の分まで食べろ食べろ、とこちらも強要する。
挙句の果てに自分の箸で刺身を二切れお嫁さんの取り皿にのせた。
ひゃあびっくり仰天よ、娘と私は目が点。すかさず、
「お父さん、そりゃあだめよ」と私。
「お父さん、気持ちは分かるけどだめだよ。それとそれがお父さんのだから取って!」と娘。
「そうかあ、反対側で取ったんだけどなあ」と夫。
お嫁さんの反応?見ていません!
あまりの出来事に動揺してしまい、とてもじゃないけど見られなかったの。
娘とお嫁さんは二人とも働いているから、そのことで話が盛り上がっていたわ。
お婿さんは置いてけぼりでテレビなんぞ観ている。なんといってもお婿さんは無口なの。
今の若い人に「ソフト」って言っても通じないのよ。
スマホで言ったらアプリのことだよと言うと、やっと「ああそうですか」って。
そうなのよ、フォルダを共有しようと言っても何のことか分からないらしくて
共有できないから困ってしまうわ。
文字入力も遅いしね、タッチだったらさっさとやってるのにね。
と、40代は自分たちのことを棚に上げて言いたい放題。
お嫁さんは通勤時間の長さを嘆き、娘はお迎え時間までに仕事をやり終える難儀を嘆く。
ランチ難民状態で困るとの話からお買いもの情報まで女子トークに話が弾んでいた。
お嫁さんはひとり娘、娘は兄貴だけ、姉妹がいない二人は同じくらいの年だからちょうど格好の
お相手なのかもしれない。お嫁さんがいい人で良かったわ、ほんと。
「もうそろそろ帰ったら!?」と促さなかったらまだまだ話をしていたに違いない。
それにしてもお婿さんもお嫁さんもお酒を飲まない。飲むのは我が家の4人だけ。
そんな中で酔っ払ってる我らに付き合うのは大変だなあ、と二人にひそかに同情しているの。
「正月休みが長いのはいいんだけど、月曜からの出勤が長くてきついです。乗り越えるのが大変です」
と帰って行ったお嫁さんと娘。
今日は金曜日、ようよう1週間が終わったわね、やれやれね、お疲れ様。
♪明日は休みだ 仕事もない 早起きなんかしなくてもいい ってSMAPも歌ってたよ。