昨日、横浜のはずれに住む息子夫婦が来た。年末からラインやり取り。
今年はどうしようか、お父さんと二人の気持ちに任せようと言ってるの。
「考え中」だって。何日か経って。「顔だけ出しておこうかと」
そっか。飲み食いはどうする?
「食事は要らない」と。うん、それがいいねってなわけで。
昨日は2時ころ来た、おっ時間通りじゃないの、めずらしい。
夫の日本酒と私のワインの年賀をもらって。
ビールくらい飲む?とつまみに刺身なんぞ切っていると、
「かあちゃん、ほんとにすぐ帰るから要らないよ」と言うから、
何時に帰るのさと訊くと「2時31分のこまわりくんだよ」だって。
えっ!?20分もないわ。慌てたね、お嫁さんに自分でお茶を入れてもらって、
お茶請けとミカンを出し、持参して来てもらった容器に、
せめてもと作っておいたビーフシチューを詰め、冷凍の蒸し寿司を詰め
バタバタしながら二人の近況聞く始末。座ってもいられない。
お嫁さんは相変わらず家でのお仕事。息子は時差出勤で帰りが遅いと。
そんなあれこれをちらっと。
元気そうな顔とさらに薄くなってきた頭を確認したから良しとするわ。
「来てくれてありがとう」と言うと、
「年に1回しか来られないからね」と言うから分かっているじゃないの、
とちょっと見直したりして。
「ま、私たちがもっと年取ったらその時はねもうちょっとね」と念を押しておく。
二人をバス停まで送って、ぼんやりして昨日は暮れた。