まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

バスは人とつながる

2021-04-28 09:03:38 | くらし

昨夜もその前の晩もまんまるの月。4月の満月はピンクムーンとか。

こまわりくんでご一緒したエンドウさんご主人、その前の日もだから2日連続。
バス待ちベンチでハードカバーの本を読んでいる。ハードカバー持ち歩きかと
そこにもびっくりして。私は隣に座ってバス待ち、横目でちらちら観察よ。
いくつものしおりが挟まっていて、開いているページを読んでは小さなメモ用紙に
何やら書きつけている。寸暇を惜しんで、とはまさにこのことねと感心するわけ。
奥様の言っていた通りだ。
で、読んでいる本は何かと興味はそこで、横目でちらちら観察するも裏表紙で閉じるから
分からないのよ。いくら図々しい私でも何を読んでいるんですか、なんて聞けない。



こまわりくんが来て、ややチャンス到来。エンドウさん、本を閉じた見えた。
『論語と算盤』渋沢栄一著 
おおーっそれか「青天を衝け」だなと秘かにほくそ笑むわけ。
私、「100分de名著」でそれを観ているから、いやいや「青天を衝け」を観ているから、
いつか機会があったら話してみよう。
草彅さんの徳川慶喜はどうです、なんて的外れなこと聞いたら目を丸くするわね。

それまで遠慮して話しかけなったが、バスの中で遠藤さんが後ろから
「ワクチンの予約券来たか」と聞いてきた。いやいやまだですまだ。
市の行政をはなから信じていない私はきた人がいることに驚いてしまった。
「僕は来たけど家内はまだなんだよね」とおっしゃるから、そうか今はまだ80代の人が
対象なんだ、私なんかもう少し日にちがかかるなと、そんなもんだなと妙に納得した。
「コロナは今年いっぱいだめだね、オリンピックもむりだね」とは遠藤さん。
バスの中の会話はしない方がいいとは思うけれど、二言三言ならよしね。



うすらぼんやりの私だってこれまでのコロナ対策に言いたいことがいっぱいあって、
喉元まで怒りの言葉がせりあがってきているのよ。
もうはきだしたら大変よ、1時間くらい立て板に水でしゃべり続けると思う(ほんとか!)
今は、テレビに映るあの顔この顔そっちの顔あっちの顔にパンチ、キックするだけで
我慢しているけれど。せめてワクチン接種くらい速やかに実施してよね。
何の遠慮もなく会いたい人に会え、行きたいところに行かれるようにして、
とあなたたちのお株をとって私もお願いするわ。


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