久しぶりの雨。喉がひりひりするからちょっとだけほっとする。
オヤジ同級生が台風報道のとき、首都圏ばかりを報道する・・・と怒っていたが、ホンとこちらもすごかったのね。
庭木も街路樹も泥水を浴びたがごとく薄汚れていて、悲しくなるね。これから紅葉のいいときを迎えるというのに。中には風がどっちの方向から吹き付けてきたかはっきり分る木もある。なんたって、木が、ま半分に片面薄汚れ、片面まだまだきれいな緑になってるんだから。
我が家の庭木もご他聞に漏れずひどい有様。
おかげでばっさり思い切ることが出来るわ。
たくさんの花芽をつけたミモザは、あまりにゆさゆさ揺れるから泣く泣く床屋さんカット。
ユキヤナギは根っこから掘り起こす。
利休梅も上部カット。
枝垂れローズマリー掘り起こし。
ああああああ。ごめんよ、狭い庭に植えられたばかりに、と謝るしかないわ。
そんな中、北側通路に植栽した方たちは、一切の被害なし。
ジンジャー
いつも北風に虐げられているというのに。えらい!
風だけでなく私にも虐げられてばさばさカットされているというのに。めげずにえらい!
台所出入り口付近に植えてあるから、網戸にすると上品な甘い香りがふんわり漂ってくる。
網戸に鼻をつけて匂いを嗅ぎ取る。
心なしか夕方は特に強く匂うように感じる。
この香りに出会ったときだけは「やっぱり根元カットはやめよう」と強く決心する。
二階への階段を上ると、窓を閉めていてもどこからか金木犀の香りが追いかけてくる。
秋の夕暮れのひととき。香りのプレゼント。
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