磐越西線新潟駅到着から佐渡汽船ジェットフォイル最終便出港まで２０分。
タクシー乗り場に走ったわ。間に合うか！
いやいや時刻表見ていた時点では５時４８分新潟着とあったから、これはカーフェリー最終便で佐渡に着くのは１０時を覚悟していたのよ。
ところが駄目もと、聞いてみるものですね。
車掌さんは、乗り換えすれば１０分は短縮できると教えてくれたわけ。
タクシー運転手さんは悠然と「大丈夫ですよ」って請け合ってくれて。
ほんと、１５分も前に待合室に到着。こんなことだったらお弁当買ってくればよかったなんて後悔よ。
おかげで日本海に沈まんとする太陽を拝めたわけ。
ちょうど新潟に向かっているカーフェリーが夕日の帯の中に入って。
刻々と越佐海峡の夕暮れは変化していく。
ジェットフォイルから
今朝の夕暮れならぬ朝焼け
今朝６時ころの佐渡・梅津川河口から見る両津湾。
そういうわけで昨夕佐渡に到着。
まだ元気パワーがすこおしだけ残っているので、寄り道会津若松。
ところが、横でうちのが、
「なんでわざわざそんな時間かかるところ回って行くのだろう」
と、小うるさいこと小うるさいこと。
何も自分が行くわけじゃないから、私の好きにさせておくれっつうの。
いいじゃんねえ、どこを回ろうが、行きたいんだから。
直線しか人生にない人はこういう時めんどくさくってかなわん。
曲線だって波線だって点線だってあるんだぞ、分からんのか！
で、そんなケチがついたせいかどうか、どうもテンションが今ひとつだったわさ。
お蕎麦屋さんで、生ビール飲んで郷土料理こづゆ食べて三種盛りの蕎麦を堪能して。
しゃきっとした店員さんとお話して。
うん、それが収穫。
そんなわけでして、すんません、会津写真はないのです。
写真は磐越西線会津若松から新潟県津川過ぎまでの阿賀野川風景。
新しいチャンネル
今回も茶色阿賀野川。でも、水量豊かにゆうゆうと流れているのよ。好きです。
はい、私めのです。
*シレネ・ブルガリス＊
朝晩眺めて愛でております。
愛いなやつです。
ほんの小さくて、一滴の涙を流したような俯いて恥ずかしがっているような。
いいでしょ。
少しも邪魔しない、厭きない。
ひっそりと花開いてよし。
花が終わりになってふっくらした袋だけでもよし。
ともかくべた褒めです。
１７８円！あっ、もしかしたら１７３円だったかもしれない。
それにしても、いいのかその値段で。ほんとにいいのか！
この間の鎌倉野菜枝豆より安いぞ。
パプリカよりも安いぞ。
ケーキなんかその値段だったら１個も買えないぞ。
おぼろ豆腐だって怪しいもんだ。
ま、かろうじてボールペンならその値段より安く買えるな。
スポーツ紙も安いか。
最寄り駅から大船までのJR運賃も安いわ、でもバス料金は高いし。
うーーん、それにしても。
パッケージ代だってかかっているだろうし、
容器だってただでは作れないだろうし。
ほんと、どうなっているんだろう。
なんの値段かって？
目薬です、目薬。
そりゃあ私もドラッグストア薬剤師さんに、
「ビタミンなんとやらとかいろいろな効用があるのはいりません。乾き目を潤すだけでいいです」とは言ったわ。
ほんとうは、枝きりしていて、木屑が超絶細目に入ってごろごろしていたのよ。
それがなかなか取れなくて。で、取り敢えずって行ったわけ。
怪しくないか？なんか不純物が入っているんじゃないか？と疑ったけれど、ジェネリック薬品てこともあるし、ま、いっかって使っているわ。
そうよ、なんともないわさ、すこぶる快調。すっきり爽やかなお目目。
七夕だというのに。
いくらそういうものとは身も心も縁遠くなっているといっても。
やっぱり空は晴れて、「そういえば」って星空を見上げたいというもの。
今日もどんよりと梅雨空。
でも、この方たちは生き生きと謳歌しているわ。
あきらかに茎がぴんと立って葉が力強いもの。
そして。
＊ ゲラニウム ロザンネイ ＊
去年初めて購入した苗の中ではいちばんのお気に入り。
次から次へと花開いて。
それもひっそりとしているから、声高に主張しないから、飽きないというもの。
説明書きでは、５月から１１月まで咲き続ける、とあるから当分楽しめるわ。
６月２９日 この日は夕日が射して、いちだんと美しくなったので。
（台風にやられた葉のほうはお見逃しを）
舞岡公園はおじさん確率が高い、と思う。
たいていの場所は私のような中高年女性が多いが、舞岡公園は例外。
おじさん多し。悠々自適おじさんたち。いいわあ。
おひとりおじさん散歩。
体操おじさんもいる。
のんびり東屋でくつろぐおじさんもいる。
いつぞやは詩吟うなっているおじさんもいた。
田んぼや草刈のボランティアの方たちもおじさん多し。
そんな中。
圧倒的多数を占めるのが、バズーカ砲カメラ片手の、違うか、首ぶら下げもしくは三脚片手のおじさん。コンデジの私は羨ましくてたまらない。
冬は野鳥撮影。今の時期は虫撮影。わらわら集まっている。
この日は、リョウブに虫の数より多いおじさんたちが群れていた。
シャッター音が羽音よりすごい。
たいていは女子供なんか無視のおじさんたちだが、まれに愛想のいい方もいる。
「咲き始めの頃は、もっといい匂いがしたから虫もいっぱい来たよ」と教えてくれた。
いかにもの私がコンデジ撮影しているのを待ってくれているおじさんも。
こういうときね、コンデジだとなんとなく肩身が狭く感じるのよ。私も小さいわ。
こちらがリョウブの蜜を吸う虫
リョウブじゃなくてもいいぞ、の方たち。
おまけです。*ハンゲショウ
今日のようなもわもわしたうっとおしい天気は、寝不足の身には堪えるというもの。
いやだわ。
そんな気分を吹き飛ばすかのようなオカトラノオ。大好き。
この白い花がみな下向きにうな垂れて並んでいる様はいかにもで。夏の到来を感じさせてくれる。
名前の由来は、漢字表記が表すとおり。
野山の日当たりのよい場所に、虎の尾のような花が咲いているところから、だそうで。
ここで眺めていると、バズーカカメラを抱えたおじさんが三脚立てて「いますよ」って。
「いやあ、このカメラじゃあ」としり込みしていると、
「大丈夫、撮れますから」って後押ししてくれたから、その気になってズームでシャッター切る。
そのおじさん愉快なの。
「このチョウは普通のチョウですかね？」って。
チョウがオカトラノオとは別のただの草っぱに止まると、
「そこじゃないでしょ、こっちこっち、ここに止まって」
と優しく声かけして指示しているのよ。
「おいらもたまには違うところに止まりたいぜ、って言ってるんじゃないですか」と私。
立て続けにシャッター音響かせていたけれど、思うような写真が撮れたかしら。
振り向いて１枚。
舞岡公園
小谷戸の里の古民家干してあったたまねぎ。
そういえば佐渡でも家々の軒先にこんな光景が見られたな。
帰り道。
野庭の農家産直所によって夏野菜購入。一袋一種類１００円、７００円分。
路地物の大きくて真っ赤なトマト。
母がトマトに砂糖をまぶして食べていたことを思い出す。
経管栄養で命をつないでいる母に、たまには違う味を食べたいよね、と声をかけることもある。
ジャガイモ好きの友人がいる。
ずっとずっとはるか昔、お互いに若かった頃、ジャガイモ入りの焼きそばをご馳走になったことがある。ごろごろジャガイモが入っているの。
この件を先日の集まりで披露した。ご本人除いてみんな目が点。
「ジャガイモ入りの焼きそばなんて・・・」初めて聞いたわって。
で。
話は発展して、カレーにジャガイモは入れるか否か。
入れない派。私ともう一方。「いやだ、ジャガイモごろごろなんて、ルーだけでいいね」
入れる派、ジャガイモが入らなければカレーじゃないって言う人ね。２名。
まだまだ続くわ。肉じゃがのじゃがいもは大きく切るか一口大か。
メークインか男爵か。
ジャガイモ。話題提供３０分、なかなかやるわい。
鎌倉野菜 枝豆
枝豆はだだ茶豆、もしくは新潟産。端から思い込んでいたけれど。
鎌倉産も負けじ劣らじ。いやあ、美味いのなんの。
豆はふっくら歯ごたえよし。豆の香りがしっかり匂って次から次へと口の中にほおり込む。完食。
父が枝豆をあてに飲んでいたとき。
一莢に３粒の豆がきれいに揃っているのを見つけると、嬉しそうに「ほら」とわざわざ私に見せたことを思い出す。
春は山菜をいただき、夏は路地もの野菜を食す。幸せだ。
道路わきの素人菜園にアーティーチョークの花が。
これが遠くからでもいやおうなく目に飛び込んでくるの。ちょっと異様。好きにはなれといわれても。けれど・・・
アーティーチョークといえば、必ずといっていいほど１０年も前、娘と行ったイタリアを思い出す。
個人旅行だったから食事は全部自前調達。
イタリア人ガイドさんに聞いて、フィレンツェはベッキオ橋のそばのお店に。
そこで、なにがなんだかよく分らないけれど注文したのが、フリット盛り合わせ。
なに、日本で言うてんぷらのようなものよ、もっとうんと軽いけれど。
お皿にどんとズッキーニの花やらなにやら。
その中にアーティーチョークが混じっていた。
当時、ズッキーニはもちろんのことアーティーチョークってなんのことやらさっぱり分らない。
分らないけれど、いやいや分らないこそ、これぞ*イタリア な気分になっておのぼりさんは大いに満足したものよ。
だから、私にとってアーティーチョークは完璧イタリアの思い出。ああ。
ここで作ってらっしゃる方は、このアーティーチョークをどうするのかしら。
花観賞かしら。まさかね。
ご自宅で料理されるのかしら。
それともレストランとかに？
それにしては花が咲いてしまうと使い物になんないと思うけれど。
なんて。
やっぱりよけいなお世話というものね。飯がまずくなるというものね。はい。
住宅の外れ。釣堀。
釣り糸垂らす人。フナだか金魚だか釣る人、ああ、分りません。
そんもんけっこう、分ってもらわなくてけっこう、飯がまずくなる。って言われるね。
それでも、釣り糸垂らす人を眺めるのは大好きなの。
