今日も行くところがあって何よりの幸せです。
かねてから、子供たちを育ててくれたおばちゃんに頼まれていた日帰り温泉『東尾垂の湯』行。本日決行。
当初の予報とは違って良い天気に恵まれて。喜んでもらいました。
本日は夫がアッシー君だった故、カレンダーは「各自」ではありません。空白。
温泉行とは全く関係なく横浜イングリッシュガーデンのアーチにかかっていたハンギングバスケット。
色合いの美しさにうっとり。センスの良さに驚嘆。いいわあ、素敵。こちらのガーデナーさんに敬服。
と、ホームページを見ていたら１５日（土）～２４日（月）まで作品展開催のお知らせがあったわ。
行かれないな。
佐渡観光に来島した友の一人から電話。
「＊のどぐろの味が忘れられないのよ。おいしかったわ、初めて食べて。京急に行ってもないし・・・」だって。
そうよ、＊のどぐろは日本海で獲れる魚だものね。高級魚だものね。
実家サービスの折、夕食は外で。天ぷら屋さんで。
焼き魚が食べたいという友のためお店の人に「今日の魚は？」と聞いてみると＊のどぐろとおっしゃる。
駄目よ、凄く値段が高いんだから、と拒否するとお店の方が「皆さんで分けて食べたら？」と提案してくれた。
そっか。かくして１匹２０００円の焼き魚シェアーしたというわけ。
泣く泣くその友には大目に食べさせてあげたのよ。
外食値段比較 のどぐろ>足立美術館茶室入室料>松江イングリッシュガーデンランチ
で、その時の仲間のひとりに聞いた。
「ね、あなたんち、留守にしたときご主人の食事はどうしてる？」って。
後の二人は予想できるが同じ年の彼女だけは見当がつかない。
「うちね、私が留守の時はカレンダーに『各自』って書いとくの。だから自分で何か適当に食べてるんじゃない！？」
いいねいいね。『各自』か。二人暮らしで『各自』 突き放したようなユーモアがあるような。
私の中で今年一番のヒット作。
大いに感心して夫にもさっそく報告「サメサンち、ひとりのときは各自って言うんだって」。
私も自分が留守の時でもいっさい作り置きしないからね。夫は適当にいつものパターンで自分で作っている。
それを聞いてからというもの、「明日は各自だからね」と念押し。
夫も心得たもので月曜日 「各自だな」と、こうなる。
『各自』 家庭内流行語。
ところがせっかくの各自が通用しない家もあって。
知り合いの娘さんが（といっても５０歳を超えている）ご主人公認の家出をして実家に避難してきた。
ところが。大学生高校生のお嬢さんが「ご飯をどうやって炊くの？」と電話してきたそうな。
研いであるからスイッチを入れるだけだよ、と言ってもそのスイッチが入れられないそうな。
ああ、なにおかいわんや。
失礼ながら私は知り合いに言い放った。「そりゃあ躾が悪い！」（ごめん、自分のことはさておいて）
いいよね、そのくらい言っても。
夫の九州男児同僚。
妻が海外旅行に出かけると聞かされて「俺のめしはどうなる！」のひと言で取りやめさせたんだって。
ああ、なにおかいわんや。呆れてものが言えない。
「知らん！好きにすれば！」 ね。
私、そういえば来週『各自』の日があるわ。１１月もなんだかせわしない。
元同僚不定期定例会ランチの折、海外旅行趣味の同僚が飼い猫ナナチャンが死んだときの話をした。
先回９月定例会に会ったときは、
もういつ逝ってもおかしくない状態なの、それでもトイレには自分で行こうとするのよ、
とその健気な様子を伝えてくれていた。
とうとう駄目だったんですって。
何しろ１６年も一緒に暮らして来たから、不足はないけれど、「人間と同じよ」と。
白内障にかかって目が見えなくなり、痴ほう症にかかって部屋の中をうろついて
あっちにぶつかりこっちにぶつかり。
おむつを付けるようになり食べられなくなり、１日中横になって過ごしていたそうだ。
同僚は朝から晩まで付き添いお世話をしていたけれど、
ちょっと朝ごはんを作りにと階下に降りて、１０分かそこらで戻ってきたときは
もう目を開けなくなっていたとのこと。
「何もひとりで逝かなくてもねえ」と同僚は嘆いていたが、私は父のときとまったく同じだったことを
思い出して、そういうものなのね、と・・・
こちらも必死で命をつないでいる。
秘かに。
今更ながらの「足立美術館」デジブックです。
デジブック 『足立美術館』
私には職場同僚関係の集まりが３組ある。
ひとつは横浜友。最低月１回の定例会仲間だから関係がいちばん深いというもの、海外旅行も珍道中を繰り広げた仲だ。
もうひとつは初任同僚だから一番付き合いが古い。
古いが定例会はない。定例会はないがほそぼそと繋がり一大事のときは駆けつける、なんといっても思い出をたくさん共有しているからね。
そして。
最後職場同僚仲間が昨日の５人。５人って行動するには多い人数ね。
多いけれどまことにさっぱりしているから、四の五のがなく気楽なの。
私を除いて４人は行動的だから、歌や水泳、パッチワーク、陶芸、ひとりでも海外にすっとんで行く等々に励んでいる。
だから「次はいつにしようか」なんて幹事さんが言うと一斉に手帳を開く。そっか。
私ただ一人「決めて。いつでもいいよ」状態。
そんなだから、早い早い。つつつつーっとあっという間にガーデン見学終了。
私もせっかちだから、のんびり見ていられないたちだけれど、追いかける始末。
面白いなあ、と思って。
１０時に上大岡集合して、ガーデン見学、ランチして３時過ぎには自宅に帰ったわ。
次回はチケット取れたら、劇団「新幹線」の舞台予定ですって。
海外旅行の人は、今月末にひとりニュージーランドですって。
さてガーデンのコスモス見頃。見事、素敵、乱れていないの。
ちょっと見にはイングリッシュガーデン内とは見えない。
でもこの角度から見れば。
まぎれもなくイングリッシュガーデン。
私、群落はあまり好きじゃないけれど、コスモス畑にしては狭い範囲にギュッと植えられていたからその美しさに感嘆しました。堪能。
今日行くところ、あってよかった！
元職場同僚隔月定例会、今回の幹事さんは横浜イングリッシュガーデン散策を計画してくれて。
いやあ、正直「バラはどうかな」と思っていたのよ。
港が見える丘公園のバラもいまひとつだったからね。
だからデジカメも充電しなかった。
ところがところが、なんと園内入った途端のお出迎え。
バラちょうど見頃で待っていてくれた。物凄いいお顔で精いっぱい歓待してくれる。
ありがとう。ちょっと興奮したわ。
私選択のいかにも*秋バラ
しつこく言いますが、フォトチャンネル作成できないのよ、だから。
Picasaでこんなことして我慢。
それでも泣く泣く涙を呑んで・・・
（どうせ、またしつこくアップしてくるんでしょ、の声が聞こえなくもない）
港が見える丘公園にて。
２０代の時以来かしら、その後は全く来ていない、と思う。
ここから港を眺めると「ヨコハマ」そのものね。
通りすがりにベイブリッジ撮ったらお二人。
どんな関係かしら。
触れるでもなく離れるでもなく、ましてや、
腰に手を回すわけでもなく手をつなぐわけでもなく微妙な距離間。うん、さっぱりしている。
職場同僚かしら友人かしら、なんて。
写真見て想像している私も暇だ。
写真撮っていいのか？って？
いいのよこちらは、素敵なんですもの。似合っているんですもの。
ふだんデパートの情報なんて全然目にしないけれど。
ここ３日連日上大岡に用足しに行っていたら京急デパートで『大新潟店』なる催し物が開催されていると知って。
本日最終日だからね、立ち寄る。
新潟、山形、福島会津地方、大贔屓だから貢献せねばならぬ。使命感に燃えて。
売り子さんが「完売です、今日入荷したばかり」と言ってた純米酒「北雪」 夫用
佐渡特産「いごねり」
しょうゆおこわ３種（あとで金時豆入りにすればよかったと後悔）
わけあり「新高梨」 ３個で１０８０円 売り子さんは「１個６００円の品です」って言ってたわ
出陣餅 黒糖饅頭
以上。
本当は物産展て苦手なのよ。
狭い空間に売り子さんたちが熱心に呼びかけてくれて試食勧めてくれて（当たり前か）。
その声だけでお腹いっぱいになって、汗かいて疲れ果てて会場を出る羽目になるわけ。
挙句の果てにほとんど買わないから「ごめんなさい」気分にもなる。
それが分かっているから、近づかないようにしていたけれど。
本日は最初から、お昼ごはんを調達しよう、と思って朝一に会場に入ったから大丈夫。
それでも背中に汗かく始末。やっぱり苦手は苦手。
でもでもどれもみなおいしくて、満足。新潟味わう満足。
おまけです。朝の光が美しかったから、それだけ。どうってことない庭。
漢字（柘榴、石榴）で書こうかな、と思ったけれど。ちょっと固い気がして。ま、いっか。
ちょっとだけ歩いたところにある家の庭木にザクロが。
観賞用に１本、じゃなくて道路に面した場所に数本。ザクロの目隠しとは珍しい。
でも、なかなかいいじゃないの。
色があまりない季節につやつやとした赤い実がたくさんなって、何とも気持ちが盛り上がる。
（他所のお宅の写真を撮るのはまことに気がひけて、そそくさと。ほんとお断りしなくてごめんなさい）
かわいい
今頃花が咲くのかなあ、と不思議
小さな蛸か？それともウインナー？はたまたクリスマスツリーの飾りか？
何ともユーモラスで
鈴なりです。
「姫ザクロ」もあるそうなので検索したら１メートルに満たないとあったから、
どうも季節外れのような気がすれど、ザクロとしておきますね。
神奈川近代文学館へ行ったとき。
黄昏どきに街を歩くなんて・・・
港が見える丘公園から横浜方面 １６：１４
１７：０８
元町商店街 １６：０５
同じく １７：１９
マリンタワー １６：１０
１７：１６
広範囲の 「黄昏どき」 と言っていいと思うけれど、
わずか１時間あまりでで街の表情がずいぶん変わっていくのね。
港が見える丘公園
「憧れ」の人とタイトルに書いたけれど・・・おこがましい。
「尊敬する」ともちょっと違う気がする。
「このような女性がいたのか」とため息ついた、が相応しいか。
故『須賀敦子』さん
何度も書いているが、
イタリア旅行控えて旅行本だと思って購入した文庫本『ヴェネツィアの宿』。
これを読んだことがきっかけで須賀さんの虜になった。
それ以来、６１歳のデビュー作『ミラノ 霧の風景』をはじめ主だった著書は全部読んだ。
読むたびに、なんて素敵な人か、と憧れる気持ちが強くなっていった、が。
ここ数年はずいぶんご無沙汰していた。
その須賀さんの展覧会が催されていると知って。
行かねばなるまい。
一昨日、駆けつけた。
写真、生原稿、お手紙葉書、愛用品 その他諸々。
残念ながらおぼろげにしか見えない。老眼鏡をかけても読めない。
ついに諦めて。須賀さん、意外と小さな可愛らしい字を書くんだなの感想を頭に刻んで。
その知的な雰囲気に浸れただけでもじゅうぶんに満足して帰路についた。
本棚にある須賀さんの追悼本。
手元にあるだけで満足かつ安心して未読。これを機にまた須賀さんの世界を享受しよう。
（感謝です教室ブロガーさん、おかげさまで行ってくることができました）
