まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

息子は洗車

2014-11-14 07:40:29 | くらし

ご多分に漏れず自宅近辺も高齢化率高い。
道路はさんでわずか9軒。どこも核家族で同居している家はないの。
同居するには狭いという事情は大きいけれどね。

居間が道路に面していて、私暇だから見るともなく見ていると。
休日になると時々、息子さんが老親を訪ねてくる。
ほんと親思いでえらいな、と感心する。見習え我が息子!と胸の内で力なくつぶやく。
でもでも。
反対に見ているこちらとすると、今までそんなに来なかった息子さんが来るって親御さんに何かあったのかしら、
なんてついつい老婆心が働くのよ。

そして、その外車に乗ってやって来る息子さんがそろいもそろって必ず愛車を洗車しているの。
「えっ?そんなところまで観察しているの」なんておっしゃらないで。
その洗車が長いからついつい目に入るの。1時間なんてものじゃないの。念入りなの。

ホース片手にブラシでごしごししているでしょ、その前に車内を掃除しているのかしら、
いくらなんでも一部始終観察しているわけじゃないから分からんけれど。
で、ふき取って、その後もなんだかごしごししている。
母親訪問の息子さんは家族連れだから、妻子供動員で洗車している。
まあ、熱心。夫に詰めの垢でも煎じて飲ませたいくらい。何しろ、年1回。ものの30分もで終わる人だからね。
その夫が、
「よくあんなに長い時間洗っとるなあ。そんなにやるところがあるのか」
と言うから、私は言ったね。

「ほら息子は家族といたって何も話すことがないんじゃないの、娘と違うからさ。30分くらいお茶飲んだりしたら
もう話のタネがなくなるんだよ。黙っているのもなんだから、車でも、ってなるんじゃないの?」

年を取ると、ほんと意地悪ばあさんになる。すみません。

 

コメント
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