まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

うちのクリスマスローズ

2018-03-13 08:26:24 | 

今が盛りのクリスマスローズ。
うちのお安く買ったクリスマスローズは丈夫そのもの。古株もいいところ、もう何年たつかしら。
狭い庭だから生い茂って来るとじゃまでじゃまで。あのヤツデのような葉っぱが何とも鬱陶しくて。
すぐに株分け移植。
丈夫だからどこでもそれなりに居座るのよ。扱いがぞんざいでごめんよ、と謝りつつ席替えしているわけ。

これはいちばんのお宝、扱いも上等で鉢に植えて楽しんでいるの。

あとは十把一絡げ。


裏の片隅


(居間の前)

(通路に)


(あちこち)



ミモザの根元、いちばん最初に咲いたこちらはそろそろ終わりを迎えている。

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「男は義理堅い・・・」

2018-03-12 08:10:03 | くらし

 (昨日の夕暮れ)

昨日、新宿で1月に亡くなった男子同級生の偲ぶ会があった。
東京、埼玉、千葉、神奈川に住んでいる同級生、男子8人女子11人総勢19人が集まって。
その人数の多さに集まった誰もが驚き、これも彼の人徳のなせること、と一同頷く。

いちばん遠くからの参加が神戸から駆けつけた、故人と同じ集落に生まれ育った幼馴染のノブコサン。
彼女は2015年に有馬温泉姫路城ツアーを企画してくれた。彼と仲間の旅行はこれが最初で最後になった。

その彼女が、
「男は義理堅いなあ、あほや。医者の言うことそのまま聞いてしっかり守って逝ってしもた。」
そうだ、余命4か月と言われてほんの少し延びただけじゃないの。
「女はしぶといわよ、私のテニス仲間の人なんか余命1年て言われて6年も過ぎたけどまだ頑張ってるわよ。
男は弱い!」と嘆いていたわ。

宣告受けてから、大好きな煙草もお酒もきっぱり断ったけれど遅いっていうの。
そんなことならお酒も煙草も続けていればよかったのにね。
なんて詮無いことを女どもは口々に言い合った。

彼は樹木葬にしてほしいと奥様に伝えていたという。

 

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蕗の薹の薹が立つ

2018-03-11 08:01:16 | 植物

2月のいつかはもう忘れたけれど、私の蕗の薹スポットに行ったときは、まだその気配もなかった。
あらま早すぎたのかしら、とそのまま過ぎること数週間。
思い立って昨日行ってみたら。
なんとまあ、私そっくりの蕗の薹、すでに薹が立っているじゃないの。
がっかりするやら、これはこれで美しいじゃないのと強がり言ってみるやら。

すでに花まで開いている

たったひとつ。これは4歳の孫娘チュッパね。

 

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モノトーンの世界

2018-03-10 09:00:31 | くらし

三浦半島、相模湾側の逗子・葉山方面。
自宅からは遠いようで近い、近いようで遠い。車という交通手段を持たないと、行かなくてもいいかと思うくらいに。
それが今回の元同僚定例会で、そこら辺りを生活圏にしている彼女が企画してくれたのが、
鎌倉近代美術館<葉山館>の『堀文子』展。諦めていたから嬉しかったわ。

あいにくの空模様も、1月の雪でこの企画はお流れになっているからぜひにと、1時間遅れのスタート。
友の運転する車は細い道路を走る。まずは佐島漁港そばの食堂で腹ごしらえをしてから。

 
(佐島漁港)                        (白い建物 佐島マリーナ)

お店の前には丸々太って、人間なんかってな顔でびくともしない猫ちゃんがゆうゆうと。

 

4人がカサゴ煮付け定食、おひとりがおまかせ定食。

 

「ごちそうさま」と満足してお目当ての美術館へ。車は便利ね、しみじみ思うわ。


(入口側を見る)


お名前はNHK「きょうの料理」テキストの表紙絵で拝見していたが、堀さんの作品は初めて鑑賞する。
想像していたのとは違い、大作で力強い作品が多々展示されていてそのエネルギーに圧倒された。
が、私はやはり自然の中の野草や花や鳥を描いた小品に心惹かれて、お持ち帰りしたかったわ。

「堀文子」の画像検索結果 「堀文子」の画像検索結果 「堀文子」の画像検索結果
(webからお借りしました)

豊かな色にあふれた展示作品を鑑賞して外に出ると、そこは一気にモノトーンの世界。

美術館の海に面したレストラン、ご多分にもれず順番待ちの人たちも大勢。


(相模湾を望む)
 
うねうねした道路を走り、葉山まで。コーヒーを飲んで次回の相談。

 

 

いつはランチして2時間くらいでお開きになる定例会だけれど。
たまの小旅行もなかなかでして、満足満足。

 

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家族のお話 中島京子さんの2作品 『平成大家族』 『桐畑家の縁談』

2018-03-09 08:28:26 | 

中島さんの本が読みたいなと思ってずいぶん待っていたけれど、やっぱり地区センターの蔵書にはなさそうなので
暖かい日に図書館まで出かけた。あったわ!読みたかった探していた本が。

 『平成大家族』

緋田家当主龍太郎さん 72歳 趣味の域に入っている「義歯の製作」以外は悠々自適の隠居生活。
妻の春子さん 龍太郎さんより6歳年下の主婦。
庭の物置に住むひっきーこと引きこもりの透明人間のような長男の克郎さん(30を超えている)。
離れに90を超えるタケさん(やや認知症気味)の3人暮らし、いや4人か、のはずだった。

が突如、長女の逸子一家が同居させてくれと転がり込んできたの。
逸子の夫の柳井聡介さんが事業に失敗して自己破産、何もかも失ったというわけで、よ。
長女一家とは聡介さん、逸子さん、
ひとり息子のさとるくん(めでたく中高一貫の有名私立に受かったばかり、なのに公立中転入になる)の3人。

そして、あろうことか次女の友恵さんが離婚してこれまた緋田家に転がり込んできたのよ。
おまけに元夫の子供じゃなくて、14歳年下の髪の毛の半分が緑、半分が黄色というお笑い芸人の子供を
妊娠していたというからややこしい。

3人からいや4人か、一挙に8人に増え、
母屋に緋田夫妻とタケさん、母屋の2階にさとると友恵、別棟に柳井夫妻、物置に克郎。
と、すったもんだの末、全員の配置が決まって。
そこからさらに8人それぞれのすったもんだのあれこれが巻き起こるのよ。

私は年齢からいって、どうしても緋田春子さんに親近感がわいてくる、そうそう分かる分かるなんて。
だってね、久しぶりに仲良しグループの集まりに出かけて、
そこで一世一代の決心で自分ちに巻き起こっている災難いや悩みかを打ち明けようとするのに、
途中まで話すと、他の人の別の話に持っていかれて、そのくらいは、とかまだ幸せよとか言われて。
さらに(お幸せよ)なんて。
帰り道で「ああ、疲れた」と思わず知らず声が出るの、それも2回も。そりゃあ疲れるわよね、むりないわ。

そんなに多くは望まない。
ただ年をとってくると、単調で平穏な生活を乱されるのは不快で不都合なことなのだ。
それを誰かにわかってほしい。(略)
憂しとみし世ぞいまは恋しき。出てってほしいー

私が分かって差し上げます、春子さん。なんて。

中島さんの辛辣な文章、その底流にはユーモアと登場人物に寄り添う暖かい心情が垣間見えて、
読後爽やかになる、しみじみする、そうねそうよねと共感する。好きだわ。

 

『桐畑家の縁談』 

気質、性格のまったく違う姉妹、姉、桐畑露子さん・妹、桐畑桂子さんの結婚を主とした
しどろもどろの日常生活エピソードをそれぞれの目を通して綴った作品。
私は最初にこちらを読んだからいいけれど、「平成大家族」を読んだ後ではきっと物足りないだろうな。

目次には1章から13章までずらっと料理名。
そして章の下には 姉露子さん、妹桂子さん、ご両親の心のうちを表すようなタイトル。
最後の13章が 「米の雨」 桐畑姉妹の笑顔 
とあればどのような結末が待っているか想像がつこうというもの。
さてどちらが結婚するのでしょうか。
緩いけれど、仲良しの姉妹のお話は心地よくてほほえましい。

 

 

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予定は予定

2018-03-08 09:07:03 | 旅行

我ら夫婦はせっかちである。
いやいやむしろ私の方がせっかちなのかもしれない。
たいてい時間前に「さあ行こう!」と急かすのは私なんだから。

今回の奈良・京都の旅も、最初は6:41のミニバスこまわりくん乗車から予定を立てていた。
すべてはそこからと計画立てていた。が、しかし。
6:41に乗るために、我らは6時15分にはすべての準備が完了している、家の中でひたすら時間が来るのを
待つくらいなら、1本早い31分のバスに乗ろうよということになって。
何も予定通りに行動することないということになって。そうよ。
新横浜駅に着いたら構内電光掲示板案内に2分後発車の「ひかり」の文字。


(奈良公園)


(四条大橋から鴨川)

なぜ「ひかり」かというと。
我らは「大人の休日倶楽部ジパング」会員だから3割引きチケットが利用できる。
新横浜、京都往復自由席17,000円強のお値段で済む。
ただし、「のぞみ」利用はできない(特急券の3割引きはないから)。特急券にもちゃんと記載されている。

階段駆け上がったね、「ひかり」に飛び込んだね、膝の痛みなんか忘れたわ。
グリーン車から自由席移動している間に発車。いやあラッキーだった。
京都着後の奈良観光はもう適当に気ままに。ゆったりと。

  

で、2日目。
8時半頃出発しようかと言ってたのに、どうせホテルの部屋でテレビ観ているくらいならと待っていられない。
「出ようよ」と8時ころには急かす。
ほらみてごらん、おかげで順調に見学できて。予定では最後の建仁寺見学し終わってもまだ1時前。
夫はぶらぶらするかなんて珍しいこと言うけれど、伊達に長年連れ添っていない。
本心は分っとる、はよ飲みたい、新幹線車内でお酒飲みたいと全身が訴えている。
「もう帰ろうよ」と代わりに言ってあげて。


(立派な建仁寺パンフレット)

いくら早くても15時前の「ひかり」だね、これでも早すぎるね、なんて言っていたのが13時32分乗車だなんて。
だから、自由席が好きなのよ、指定じゃこうは行かない。
おかげで、過去2回帰りの京都駅での不愉快事件のようなことにならず、これまた旅の終わりとしてはまことに結構。

予定が予定通りにならなくても実行できることはとても幸せなことだ。
昨年10月、有馬温泉・姫路城ツアーの仲間で2回目となる下呂温泉の旅を計画していたら、
突如男子が重篤な病気になりやむなくキャンセル。
今年の3月にと高校同級生女子3人の湯河原1泊を計画していたら、ひとりが再発入院でキャンセル。
私たちの齢では、これからも頻繁に起きることかと思うと、とてもさびしい。

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ランドマークのサクラ

2018-03-07 08:38:30 | くらし

2月すっ飛ばしての3月横浜友定例会が昨日。
みなとみらいでランチしようという計画。
『TAKANASHI Milk RESTAURANT』 に決定。

牛乳屋さんのお店らしく乳製品が豊富なメニューで、年下友なんかネット画面見てもう何食べるか決めてるの。
その年下友の指令で、ひと電車早い電車に乗って開店の11時前にお店に着くもすでに行列行列。
いやあ、びっくりしたわ、平日の11時前というのにね。

いけなかった、せっかく早く着いたのに桜木町駅からのぶらぶらもたもた歩き。
ランドマークエントランスのサクラに感激して、写真なんか撮ったりしての時間の無駄。
一目散で駆けつけていたら微妙なれど入店できたかもしれない。あああ。そうそうに離脱。

 

ピンク、ピンク、ピンク。
ここだけは春本番。

別のお店に入って何を食べても、
「まあまあ」
「微妙」
「おいしいのがないね」
で、感想済ます3人。はあああ。

 

 

帰り、もちろんお口直しにこのサクラを愛でたことはいうまでもない。

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わが家の春告げ花 ミモザ

2018-03-06 08:38:17 | 

昨日は大雨強風の一日。
西南の角っこのミモザは髪振り乱して大揺れ。まるで鏡獅子の毛ぶりのようよ。
大丈夫かなあと心配するもなすすべなし、天に任せる。

*アラゲヒョウタンボクや*キクザキイチゲが佐渡の春告げ花なら我が家のそれは*ミモザ。
去年、内部の枯れ枝を切ったらやけにスカスカしたけれど、まあ、いいわ。

3月4日のミモザ

1本の木を居間の前から撮影。

 

 

こちらまでお借りして撮影。

ふさふさです 鮮やかな黄色がまぶしい

二階ベランダから撮影 あれっ色が 本物は上の写真の色がいちばん近いの。

満開を心待ちにしてくれているモリタサンを、しばらく楽しませることができて嬉しいわ。

 

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日曜日 あれこれ

2018-03-05 08:50:40 | くらし

昨夜、ヨーコチャンから電話があった。
今佐渡から帰ったばかりだと言う。

そうなのよ、佐渡の実家が2月24日の火事で半焼した後始末に行って来たんですって。
その24日にも8時という早い時間に電話があって驚かされたの。
誰かに聞いてもらわないとおさまらないからって。
この後姉妹と相談して佐渡に帰って来ると。様子を見てくると。


(3月2日 夜明けの満月)

私の実家からも近所といえば近所が火元だそうだ。
壁ひとつを共有して軒を接して建てられている両津の町の造りからいえば、1軒が火事になれば類焼は免れない。
私も実家が火元になることだけが心配だ。
漏電で出火、なんてことになることをいちばん恐れている。

ヨーコチャンの実家は、幸い寝起きしている部屋は類焼を免れたそうだが、燃えた場所の後片付けが大変だった
そうだ。佐渡市がかなり頑張ってくれて、廃材の始末や修理の業者がすぐに来て応急処置をしてくれたと。
「テレビも見られない生活なんて初めてだったわよ」と笑っていたけれど。
おまけに例の爆弾低気圧のせいで佐渡汽船カーフェリーは2日間欠航し、新潟にある保険会社の人も査定に来られず、
ご本人たちも帰られずで踏んだり蹴ったりだったってこぼしていた。

いやあ、人生は明日何が起きるか分からないってほんとね。
気を付けようのないところでだって身に降りかかってくる災難が襲い掛かるんだから。
彼岸に佐渡に帰ったら、遊びほうけてないでやることやらねば。
って決心するけれど、何から手を付ければいいのかしら。

閑話休題
草彅剛クンの舞台『バリーターク』チケット、一瞬で完売。
サーバーにお繋ぎできません、なんて無情な文字が。先行予約の時は落選の非常な文字が。
ラジオで「僕の舞台のチケット売れるか」なんて呑気なこと言ってたけど、バカお言いでない!
ツヨシクン、なんとかしてよ。取る気満々だったおばさんは泣いています。

 

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仏像とお庭の旅 建仁寺三つの庭

2018-03-04 09:21:44 | 旅行

仁和寺前からのんびり市バスで四条京阪バス停まで。
渋滞はなかったけれどゆうに30分以上はかかって、昼食には微妙な時間。
ま、見学してからにしようと、建仁寺はあちら辺と見当つけて鴨川を右に見て歩き出した。
何の案内掲示板もないのでちょっと不安になってきて、お店の前にいたお兄さんに尋ねた。

「このまま南に下がってあの電柱のところが建仁寺ですよ」って。
「南に下がる」
そうだここは京都だ、まっすぐとか言わないのね、下がる、ね。とても印象的な言葉だったわ。

京都最古の禅寺『建仁寺』 開山は栄西禅師。
今回私が行きたかったお寺、今まで一度も行ったことがない。
(以下説明はみなパンフレットから。このパンフレットが正方形でとても立派なのよ、ちょっと感激)

「◯△囗乃庭」 ずいぶん個性的な名前だ。


(単純な三つの図形は宇宙の根源的形態を示し、禅宗の四大思想を地囗水◯火△で象徴したものと言われる)

次に本坊の中庭にある潮音庭。
中央に三尊石その東には座禅石、廻りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭だそうで。
そうか、と今更頷いても後の祭り。(予習はしっかりの反省は反省でいつも終わる)

 

三つ目のお庭は方丈を取り囲むお庭。

方丈の南側の枯山水の前庭「大雄苑(だいおうえん)」 門の向こうの建物は「法堂」

龍安寺の石庭が「生きるとは何ぞやとか人生とはかくありなんとか」哲学を迫ってきて
緊張を強いられる気がするのに対して、こちらのお庭はおおらかでのびのびして、
「いいわよ、あなたの思うままにどうぞ」と何でも許容される感がしてなんともうれしいのよ。

最後に、創建800年を記念して法堂に描かれた小泉惇作画伯の双龍を。
龍も「あ・うん」

やっぱりくたびれていたのね。
勅使門も山門も茶室「東陽坊」も全部見逃してしまいました。あちゃあです。
昼食?お弁当やつまみを買って新幹線の中で盛大に宴会しました。
なんてったって13:32のひかりに乗車しているんですから。
もっとゆっくりしていられただろうと言われても、酒盛りが優先されてしまって。はい5時には帰宅していました。
場所移動だけの夫婦旅はそんなもんです。まことに結構でして。

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