まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

大磯で途中下車 旧吉田邸の庭を散策

2020-01-21 08:58:18 | 旅行

いくら日ごろグダグダだらだらのなまけた生活を送っているとはいえ、
「くう・ねる・すむ」を営んでいかねばならないのだから、我らだって疲れている。
何もかも面倒だわねえ、と愚痴の一つも出る。
ましてや年末年始の気ぜわしさ、それなりに頑張るとなおさらため息が出る。

いっそ今度の定例会は温泉にでも行こう、と年上友が張り切って計画を立てた。
いいのよ近場で。ま、一つくらいどこかに寄ってちゃっちゃと旅館に入ろうってなことで。
いくつかの候補から、熱海すら遠いからもっと近くでとくれば湯河原でしょ、となったわけ。
で、一つくらいの寄り道場所が大磯の旧吉田邸庭園散策。
大磯駅からは遠いけれど、西行法師ゆかりの場所「鴫立庵」を見れば一息付けるからということで
歩き出した。歩き出してバス停があったから時刻表を見ていたらバスが来たのよ。ラッキーだわ。
いやあよかったよかった。けっこう遠かったわ旧吉田邸まで。

そうよ、吉田茂さんになったつもりで広い広い疲れるくらい広いお庭散策。

 後ろが海 ご本人はサンフランシスコの方を見ている

「兜門」

松あり竹あり梅あり 素晴らしい
池あり築山ありで変化に富んでいるのよ 四季折々いろいろな表情を見せるのだろうな
邸宅への道

 

 


500円の入館料がいるから「ま、いっか」と入らないわれら
吉田さんが眺めただろう街の方に広がる風景

裏手に回ると遠くに湘南の海

竹林を抜けて

小高い丘からはさらに

銅像が立っている場所から見る

海を眺めて降りてくると心字池

 

凡人の私は只々別の意味のため息ついたわ。

 

 

 

 

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裸木(はだかぎ)

2020-01-20 09:18:24 | 植物

本日の記事はそういうわけで予約投稿をしました。

湯河原なんて近いところから帰るわけですから、帰ってからでもいいのですが、
多分湯あたりしてのびているだろうから(そういう自分は分かっています)すぐひっくり返ると思います。


そんなわけで、正反対のキリっと青空を刺すようにのびている裸木をせめて。
1月5日6日の写真。

冬ならではの潔い姿、光景。美しい。

 

 

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三人旅

2020-01-19 08:55:44 | 旅行

昨日は、午前中の雨が午後には雪に変わって天気予報は大外れ。
いかにも「冬」の感じがして悪くない。
それも1日だけだから、そんな呑気なこと言えるのよね。分かっておる。

 

ひっくり返って。清水ミチコさんの『三人寄れば無礼講』
気の置けない人たちと肩肘張らない鼎談だからふふふふふふと読んだ。
あとがきでミチコさん。

つくづく「海外旅行は三人がベストな人数ではないか」という結論になり、また乾杯しました。

なんたって一人旅は一番気ままです。
しかし、旅行中に起こった喜びや怒りを共感できる人が一人もいないとなると、ちょっと空しい。
では二人旅はどうかというと、意見が分かれたときにすぐぶつかる。ぶつかりを回避しようとしても、
その後の旅に心理的な暗雲が生じがち。
かといって四人以上となると、いつのまにかグループ単位ですぐ分かれてしまう。
しかし、「3」という数字は絶妙で強いバランス感覚があります。
旅先でも勝手にぶつかりを回避してくれるような、計り知れない包容力があるかのよう。

ミチコさん、私の思っていることをぴたりと代弁してくれたわ、その通り。
そうよね、ほんとほんと。海外旅行でなくても旅行はそうよ。
ちょっと違うところは四人以上の旅、私的にはOKなの。
成り行きに任せてぼんやりしていればいいんだから。後はみんなが良きに計らってくれるから。
でもそうはいってもそりゃあ三人がベスト、旅は気ままに三人で。いいねえ。

というわけで。
旅というほどのものではないけれど、これから横浜友と三人で湯河原へ行ってまいります。

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冬の多摩川台公園

2020-01-18 08:54:49 | 自然・風景

東急東横線多摩川駅の西口を降りて道路を渡るとすぐに多摩川台公園。
多摩川浅間神社とどちらを先にしようか迷って、後にしたけれど私的には正解だった。
多摩川に沿って公園は広い、膝のことを考えれば優先順位を決めなければいけないのよ。
そして冬の公園はちとさびしい。それもあって神社を先にしたわけ。
細長い公園を上流のほうに歩けば古墳がある、興味があったけれどけっこう疲れていたから、
ま、それは今回はパスだとさわりの部分だけ見て引き返した。


アジサイのモザイク模様タイルとカタツムリのオブジェ


ここで*ロウバイを見に来たという女性と二言三言


ロウバイは見かけなかったけれど*木瓜の花が 多摩川と丸子橋がちらり

という感じで歩いた次第です。
上流のほうは機会があったら時季の良いときにね。



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樹木希林さんの世界 『遊びをせんとや生まれけむ展』

2020-01-17 09:05:30 | 展覧会

TV「ぴったんこカンカン」で希林さんの娘也哉子さんと安住アナが、
希林さんの思い出話をしていた会場が「そごう美術館」
あらあそういう催し物をやってたんだ、こりゃあ行かねばいかんと。
これが、会場が東京だったら行かねばならんとまでは思わない。
希林さんはとても気になる人だったがそのくらいの距離感。

会場には希林さんゆかりの品々と写真パネルが。

出演映画から

 TVで観た

 
(お洋服は映画の中で着ていたもの)
映画は2作しか観ていない この作品は映画館まで行った 希林さんの演技はあまり好きじゃないの
とあくまでも個人的感想。半端じゃない演技力を持っている方なのに、ね。

演技賞受賞式に出席したときのお召し物。

 

 

トロフィーはランプにリメイクして使用していたそう こういうところが凄い

  

右のランプシェードは白では寂しいのでお孫さんに絵を描かせたんですって

 

左は婿の本木さんからのプレゼント 右はお孫さんの誕生日に書いた最後のお手紙から
アメリカにいたお孫さんには亡くなった後届いたんだそうだ

 

夫裕也さんへのファックス たくさんのファックスを送り裕也さんは全部保存していたと。
変わった夫婦関係だったかもしれないが、
家族の写真やエピソードに触れると情の濃い方だったのではないかと勝手に憶測しているの。

きりっと1本芯の通った強い信念を持った揺るぎない生き方は、日常生活の中にすべて表れていて。
もう見事だなあ、と唸るしかなかったわ。

 
履物は靴




ご自宅

 
寝室から                    浴室から

観終わった後、尋常じゃない疲れが襲ってきた。
家に帰って思わずへたへたと横になってしまったわ。なんだったんだろう。不思議。
希林さんが浴びせるエネルギーが、ぼやぼや生きてんじゃない!とでも言って喝を入れたのかしら。 

 

希林さんの着物

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今はさびしいけれど春待つ庭

2020-01-16 08:57:04 | 

今朝いつも通り6時前の時間、中空に半月。

ここ2日ほど体内時計が狂ったらしく、頭だけじゃなく睡眠がおかしい。
いやもともと睡眠時間は4,5時間くらいだけれど一昨日はうとうと、
今朝は2時にトイレに立ってそれ以降悶々と。
11時に寝るからすぐ寝たとしても睡眠時間は3時間か、あらまあ。

この方たちには体内時計なんてあるのかしら。
あるかもね、時季になればちゃんと花を咲かせてくれるんだから。
ときどき私のように、ちょっと早いんじゃないの、まだなの遅いよってときもあるけど。

我が家のさびれた庭も、
季節に向かってむくむくと葉を茂らせ変化を見せて春を迎える準備をしている。


絶え間なく花を咲かせる*アリッサム 優秀


*ヒメツルソバ 寒さが和らげば葉の色も変化するだろう


*ティアレア こちらも同じく寒さが和らげば


*木瓜の蕾が膨らんできた


*クリスマスローズも

むくむくしだした葉っぱ


*ゲウム


*ジギタリス


*ホリホック


*デルフィニュームも葉の数が増えてきた


お浸しにしたいくらい*アカンサス


原種のチューリップの芽も顔を見せて

*チドリソウはもう蕾をつけているから、ちと早いんじゃないのもっとゆっくりでいいのよ、と教えている。

それにしても愛しのバラ*薫乃が、枯れ枝のようになったままなのよ。
よそじゃ「動き出しました」の報が入っているのに。大丈夫かしら、祈る。

 

 

 

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多摩川 丸子橋 もう一つの橋

2020-01-15 08:54:30 | 自然・風景

新年会の席で去年の台風被害の話になった。
上田から来た同級生は住まいは千曲市だったので、さぞやと思ったら少し高台だったので被害は免れたとのこと。
木更津の同級生は、自分の家は電気もガスも水道もすべて大丈夫だったから他もと、ちょい先の道路やスーパーやガソリンスタンドなどを見たら、そこはすべて停電し行列ができていたとのこと。
千葉市に住まいの友はやはり自宅は何の被害もなかったが、ご主人が守っている実家が大変なことになっていて
3日間連絡が取れず、ようやく取れて帰ってきたときはげっそり痩せて普通の食事が胃に入らなくなっていたとのこと。

台風などの自然が猛威を振るうと、河川もそれにつれて大暴れするから本当に困りものだけれど、
ふだん滔々と流れる川を見るのは大好きだ。
都会ではなかなかそういう機会はないので、せめてと多摩川の川岸をぶらぶらした。
それだって、えいっ!と思わないとできないのもね。

多摩川浅間神社から丸子橋目指して。

川の際まで下りていく。

上流の方の橋は東急東横線が走る

橋まで歩いて

この歩道を川崎市まで歩こうかと思ったけれど・・無理

引き返して橋下を

下流の橋 東海道新幹線通過

ほんのちょこっと歩いただけでも大満足したわ。



 

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多摩川浅間神社に初参り

2020-01-14 09:02:02 | くらし

ずいぶん馴染みのない神社に初参りしたものだけど。

12日の日曜日、「佐渡寒鰤祭り」が目黒の庄屋で催された。
幹事がそこに便乗して、我ら同級生一同の新年会をやろうと招集がかかったわけよ。
祭りには100名くらい、同級生は男女合わせて20名近く集まったかしら。
遠くはオヤジ同級生が上田からはるばると、神戸のノブコサンも参加予定だったはずが
肋骨2本骨折したとかで急遽不参加に。カズコサンは言う。
「だからね、こういう集まりの時は顔を出さなくちゃ。いつ行けなくなるか分からないでしょ」
ほんとにその通り。顔だけ出して。

ぶりのお刺身食べて(佐渡直送10キロ以上の大きさ、うまいのなんの)
ぶりしゃぶ食べて(刺身にはかなわない、と個人的感想)ぶり大根食べて。
食べるだけ食べてしゃべるだけしゃべって、皆の元気な顔を見たからもういいの。
ヨーコチャンに耳打ちしてそっと抜け出す。2時間近く大勢の中は限界、疲れる。
なに「あの人はそういう人よ、わがままなのよ」と知れ渡っているからいいの。

で、ひとり目黒線に乗って多摩川駅で下車。行きと帰りは違う路線に乗りたい。
予定していた「多摩川浅間神社」に初参り。氏神様じゃないのにとちょっと気が引けたわ。

浅間神社は、今から八百年前の創建だそうで。
鎌倉時代の文治年間(1185~90)、源頼朝は、豊島郡滝野川松崎に出陣したおり、
妻政子は、後を追ってここまで来たがわらじの傷が痛み出し、やむなく多摩川畔で傷の治療をすることに
あいなったそうな。
逗留のつれずれに亀甲山(かめのこやま)へ登ってみると、富士山がじつに鮮やかに見えて。
富士吉田には、自分の守り本尊である「浅間神社」がある。

政子は、その浅間神社に手を合わせ、夫の武運長久を祈り、身につけていた「正観世音像」をこの丘に建てたんですって。
村人たちはこの像を「富士浅間大菩薩」と呼び、永く尊崇したとのこと。
これが「多摩川浅間神社」のおこり、と神社のホームページに

 
白糸の滝 実に可愛い


社殿の上にさらに別の社殿が載った二階建ての建築様式の浅間造 めずらしい

 食行身録乃碑 勝海舟書

お参りも済ませたことだし、この日二つ目のお目当ての場所、多摩川散策。
振り返って、こんもりした緑の森がお参りしてきた多摩川浅間神社。いいわあ。

 

 

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奇跡のレッスン ハビエル・フェルナンデス「氷の上に君だけの“表現“がある」

2020-01-13 08:52:47 | TV

 

年末、1年間を振り返ったりしてそれなりに反省したわけ。
健康は維持できた。友人知人も無事1年を送った。ブログも無理せずちんたらとはいえ書くことができた。
体重管理はやっぱり甘かったわ。1日1捨は簡単なようで案外できなかったわ。1か月くらいかなできたのは。
なんてetc。


年が変わって、少しは前向きなことをしてみようかとかなんとかぐだぐだと考えていた。
と、そんな折日が経って録画しておいた“奇跡のレッスン ハビエル・フェルナンデス編”を観た。
いやあもともと好きな選手だったの。どこか可愛げがあってそれでいてちょっと哀愁があって。
ピョンチャンオリンピックの時は羽生君より応援していたくらい。銅メダルを取ってよかった。

“フィギュア不毛の地”と呼ばれるスペインで、お父さんが必死に働くことでハビエルとお姉さんはスケートを続けることができたそうだ。なんといってもフィギアはお金がかかるスポーツですものね。
ディレクターは、
「だから同じような境遇・経験をしている子どもたちが相手だとハビエルは伝えられることも多いだろうし、なおかつ子どもたちは希望が持てるんじゃないかなと。そこで調べて行きついたのが青森県八戸市のフィギュアスケートクラブだったんです。」と言うがこのクラブ選定が大正解。

webからお借りしました


懇親会の時、コーチの人は泣きじゃくって感謝する。
「田舎町に住んでいると、子供たちにいろんな夢を見せてあげたいんだけど。
大きな大会が来るわけでもない、こうして来てもらえて伝えてくれるなんて、
本当にあると思ったらうれしくて。」
私ももらい泣き。そうよねそうよね、お気持ちよおく分かるわ。
ハビエルの優しいハグ。これからの励みになったでしょうね。

引退したばかりでコーチ経験のないハビエルは、いろいろ試行錯誤しながら子供たちを指導していた。
その時のハビエル語録、をちょこっと。いかにも外国の人の表現だけれど。

「ジャンプを跳べたとか跳べなかったとか、そんなことは道端の小石みたいなものだよ。
主人公は君なんだ。」

「ジャンプはうまくいく日もいかない日もある。君の笑顔の美しさは永遠だよ」

「フィギアで夢を成し遂げるのはとても険しいと思う。
人生の多くの時間を費やしても、トップにたどり着けるのはほんのひと握り。
そんな現実があったとしても、スケートが好きだという気持ちをあきらめる必要はないよね。
好きなことのために努力することは、結果より大切だと僕は思う。」

「主人公を演じ切らないとだめだよ。フィギュアスケートはスポーツだけど芸術なんだから」

 こちらもwebから

 

そしてこう言うの

幸せになろう

努力をしよう 

自分の願う自分になろう

一度きりの人生を大切に生きてほしい

もうもうハビエルさん。なんてこと言ってくれるんだ。泣けるじゃないの。

自分の願う自分になろう だなんて。私が願う「私」ってどんな私?さて。
一度きりの人生を大切に生きてほしい って、うんそうする、そうしてみる、これからでも遅くないよね。

今日は成人の日。
午後2時からBS1で再放送がある。けっこうな人生の指針になると思うの。

 

 

 

 

 

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パンジーを見ると・・・ 庭も私も若かった

2020-01-12 08:53:44 | 

6時前2階の雨戸を開けたら、まあ月がきれいなこと。
あたりはまだ暗いから冴え冴えと光って。満月からは微妙にかけている。
光が差し始めてからは月も柔らかみを帯びて。今はうすぼんやりとして林の向こうに沈み始めている。

1階の居間の雨戸を開ければ月と一緒に庭が。何ともさえない庭をどうしたものかとしばし眺める。
コーヒー飲みながら眺めようとも何の変化もない春待つ庭。どうしてくれよう、と思えど・・・

そのころ私は若かった。庭も活気があった華やかだった。
今、私は*パンジーも*ビオラもよそで調達して楽しんでいて、自分ちの庭にはない。

 

思い立ってUSBの写真整理を始めたら、庭の写真の中にいらしたじゃないの。あらまあ。
いちばん古い写真は2005年。
そうだわ、庭を造り始めて5年になり、楽しくて楽しくて夢中になっていたころだわ。
何の知識もなく思うままに、好きな花を隙間なくびっしり植えて悦に入っていたころだわ。
そうそう、そのころはパンジーも大活躍してた。


2007年

 以下2005年

 2006年

以降パンジーの写真は1枚もなく、突如2011年

を最後に、今に至るまでパンジーもビオラもいっさい登場していない。
写真を撮っていないのか残していないのかは分からないけれど。
うーーん、私のパンジー熱は8年前には終わっていたのかしらね。うーーん。
そろそろ再燃させようかしら、と思わなくもない。

 



 

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