気ままに

大船での気ままな生活日誌

新宿御苑 年の瀬の紅葉(2)もみじ山は燃えるような紅葉

2024-12-21 21:44:20 | Weblog

こんばんわ。”新宿御苑、年の瀬の紅葉” 第二弾となりまする。

今日は冬至。以下、冬至の前日(20日)の新宿御苑の紅葉です。通常ならば、大抵の紅葉は落葉して終盤を迎えているが、今年は違う。一方、いつも今頃、見頃を迎えるモミジ山の紅葉はどうか。結論を先にいうと、今年も変わらず、今、燃えるような紅葉になっています。今日はこのもみじ山がメインの報告となりまする。

ゆりのきレストラン(東博のレストランと同じ名前)で天ぷら蕎麦をいただいたあと、日本庭園へ向かった。そこに至るまでの森(母と子の森)の紅葉が次々と現れ、楽しませてくれた。

ドコモタワーを背景に。

カラスの世界。

ここにも絨毯。

日本庭園に入ると、池の周囲の紅葉は終盤のものが多く、早々と引き上げた。旧御涼亭前の紅葉と出口の紅葉だけが魅せてくれた。

出口の紅葉。

さて、次は下の池。ここでも枝垂れ桜の下の水仙がいくつか花開いていた。

下の池周辺の紅葉は前回(11月末)、見頃だったが、今は終盤、(近くに行くと)奥の方の紅葉だけが魅せてくれた。

池の奥の紅葉。

池の向こう側からメタセコイアの風景。

さて、いよいよ、新宿御苑の納めの紅葉です。もみじ山です。一気に一回り、周りましょう。

スタート。下の池の道沿いを上ります。

燃えるように!

左に折れる。

クライマックスゾーン!

今年も素晴らしいもみじ山でした。

千駄ヶ谷門からさようなら。来春、寒桜やハクモクレンの咲く頃に!

では、おやすみなさい。

いい夢を。

冬至の朝の富士山と月。

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新宿御苑 年の瀬の紅葉 その1

2024-12-20 22:18:40 | Weblog

こんばんわ。

明日はもう冬至。その頃、いつも新宿御苑の紅葉を見に行く。ほとんどの紅葉が終わった頃、千駄ヶ谷門に近いもみじ山が一気に色づき、華やかな紅葉のフィナーレを飾るのだ。なので、例年、千駄ヶ谷門から入り、もみじ山の紅葉だけを見て、千駄ヶ谷門に引き返す。この頃は寒いし、年もとってきて、体力も落ちているしね。

はて、今年はどういうコースにしようか。迷った。通常の紅葉がいつもより大幅に遅れている。ということは冬至を目の前にしても、たとえば新宿門からの紅葉の並木がまだいいかもしれない。ここをはずしてあとで後悔するのも・・それに今日は比較的暖かいし、体調もいいしと、新宿門からの通常コースとした。これが当たった。紅葉並木はもちろんのこと、ほかのエリアの紅葉も良かったし、もちろん、もみじ山の紅葉は最高潮だった。写真をたくさん撮ったので、二度に分けて、記録しておこうと思う。では、その一を。歩いた順に。

新宿門に入る前にいきなりこの光景。ぼくの好きな黄金の絨毯が迎えてくれる。

分厚い、見事な絨毯。

新宿門をくぐり、すぐには紅葉の並木には向かわず、逆方向に。メタセコイアとラクウショウの並木の方へ。11月末にも来ているが、そのときラクウショウは見頃だったが、メタセコイアが不十分だった。今日は十分、見頃になっているはず。その通りだった。左側のメタセコイアは焦げ茶色に輝き、一方、右側のラクウショウは地面いっぱいに葉を落としていた。

メタセコイアのもみじ。

ラクウショウの焦げ茶色のカーペット。

気根は変わらずにょきにょき。

新宿門に戻る途中のプラタナスの巨木。外人が直立不動か。

ヒマラヤスギの深緑。

さて、新宿門からの紅葉並木。11月末にはニ、三分染めだったが、十分染めに。お見事!やっぱり来てよかった。

この時期の楽しみは水仙の初花。鎌倉ではまだ見ていない。やっぱり、今年もここが一番だった。

水仙、ペーパーホワイト咲き始め。

子福桜は満開に。どこの国の人?

ツワブキはまだまだ。紅葉と合わせる。

前回、咲き始めだったヒマラヤサクラも満開に。

大船フラワーセンターのより色が濃く、目立つ。

ぼくの好きな三つの樹種が集まる巨木エリア。ここにはユリノキ、イチョウ、メタセコイアの巨木が数本ずつ立っているが、もみじの見頃が少しづつずれている。前々回はユリノキの見頃で、前回は銀杏の見頃、そして、今回はメタセコイア。今年は三樹種のすべてのもみじを見てあげられた。三冠王!

メタセコイアの巨木。

おなかが空いてきたのでレストラン・ユリノキでお昼。いつも天ぷら蕎麦。
(つづく)

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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瑞泉寺の紅葉はまだ早い でも帰り道の紅葉に満足

2024-12-19 21:45:52 | Weblog

こんばんわ。

瑞泉寺の紅葉は、いつも鎌倉紅葉のフィナーレにしているが、河津桜の初咲きが気になっていた鎌倉宮に出掛けた昨日(18日)につい足を延ばした。妙本寺の染まり具合からして、まだ早いとは思っていたのだが。

瑞泉寺の受付で、紅葉はどうですか、と尋ねると、まだです、とつれない返事。前方の大きな紅葉の木はまだうすくれないだった。

瑞泉寺の紅葉は、この坂を登った先の山門周辺がみどころ。よっちらよっちら歩いて山門前に。目を上げると、やはり、まだですね。

山門くぐって振り返って見る紅葉。ここが一番のビューポイントだがあと一歩ですね。左奥の紅葉だけが七分ほどまで進んでいる。

その一本。

もう一度、クリスマス頃、挑戦ですね。

でも、その代わり、いつもは枯れ紅葉になっている木が逆に見頃に。夢窓疎石が作庭した史跡名勝の庭園の入り口付近のお堂前の紅葉が見頃になっていた。

この紅葉のおかげで、名勝庭園と紅葉を合わせることができた。山門もみじは駄目だったが、こうして、いいこともあった。

京都の天龍寺庭園、西芳寺庭園(苔庭)の作庭で知られる夢窓疎石の初期の作品。

今日は下見ということで、瑞泉寺は”クリスマス紅葉”にしよう。

でも、歩いて帰った道すがら、きれいな紅葉に出会う。

史跡・永福寺跡の入り口の数本の紅葉が最盛期!瑞泉寺の紅葉より早いので、いつも枯れはじめを見ている。

史跡には池も復元されている。

ここは源頼朝が建立した永福寺の跡地。源義経、藤原泰衡など、頼朝の奥州攻めで亡くなった武将たちの鎮魂のため、平泉の中尊寺二階大堂等を模して建立され、建久5年(1194年)に二階堂・薬師堂・阿弥陀堂の三堂が完成したが、応永12年(1405年)に焼失し、以後は再建されなかった。

復元想像図

周囲の紅葉。

永福寺旧跡の石碑。

ここから10分も歩くと鎌倉宮に到着。ここでは、先週、見頃だった”紅天井”が終盤になっていたが、その隣りの遅れていた紅葉の大木が見頃を迎えていた。

ほかにも。

もう一つのお目当て、第一鳥居脇の河津桜はようやく蕾を膨らませてきた。これは、超早咲きで、例年、年内の12月中旬には咲き始める。昨年は12月26日開花している。

あと、数日で開花かな。日本一早い河津桜!

瑞泉寺の紅葉はあと一歩だったが、帰り道に見事な紅葉を見ることが出来てよかった。次回はクリスマス頃に。そのときは見事な瑞泉寺の山門周囲の紅葉と鎌倉宮の河津桜の開花を報告できるだろう。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


十九夜の月(寝待月)

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浅草羽子板市 翔平羽子板も

2024-12-18 21:01:35 | Weblog

こんばんわ。

年の瀬の風物詩、浅草の羽子板市がはじまった。ぼくは浅草好きで、主な年中行事にはほとんど出掛けている。五月の三社祭からはじまって、7月のほおおずき市、夏のサンバカーニバル、12月の羽子板市だ。ところが今年はほおずき市、そしてサンバカーニバルまで休場している。これで、羽子板市まで休めば、1勝3敗と負け越し、令和6年がみじめな終わり方になる。せめて五分で終わりたいと、納めの観音、羽子板市の初日(17日)に出かけてきました。

大谷翔平選手がよく来てくれたと迎えてくれた。真美子さん、デコピンまで。これは売れそう。

今年は本当によく頑張った。ドジャーズに移り、いきなり、ナ・リーグのホームラン王と打点王をとり、さらに前人未到の50-50まで達成し、2年連続のMVPも。史上最高7憶ドルの契約以上の働きをした。来年は夢の、サイヤング賞とホームラン王の同時獲得でぼくらを喜ばせてほしい。

浅草寺の本堂、宝蔵門、五重塔の周囲に30余りのお店が並ぶ。

定番の京鹿子道成寺、藤娘、汐汲などお馴染みの娘さん柄が並ぶ。

歌舞伎役者も定番

干支羽子板も。来年は巳年。

似顔絵羽子板も。

芸大羽子板も人気。

芸大生らしいデザイン。おすもうさんは、新横綱大の里か(笑)。

羽子板だけではない。羽根だけのお店も。

江戸縁起文様も。

今年は甲信越の伝統工芸のブースもいっぱい並んだ。

新潟 村上木彫り堆朱

東京 江戸からかみ

千葉 房州うちわ

東京 多摩織

江戸切子

江戸木目込人形

同上

今年も羽子板市まで残る紅葉。

十月桜も。

来年もどうぞよろしくお願いします。4戦全勝でいきたい。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

今朝の月と富士 今宵の月(12月18日)

立待月の朝帰り

十八夜の月(居待月)

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十六夜の月の出、飛鳥IIに遭遇 山下公園にて

2024-12-17 21:29:25 | Weblog

こんばんわ。

昨夕(16日)は、今年一番のお月見でした!

宿泊したホテルの前の山下公園でみなとみらいの夕景をみているとき、海上にぽっかり大きな大きな真っ赤な月が飛び出してきた。前日が十五夜の満月だったから、まだほぼ満月の十六夜の月だ。気づいた人は皆、びっくり。公園内の、横浜の冬の風物詩、”街と光のアートイルミネーション”には目をくれず、大きな月の出に歓声をあげていた。

ちょうどベイブリッジの端に昇ってきた。

写真では大きさが分からないが、肉眼では巨大な月に見える。

これだけでも、すごいのに、何と、先ほど、大きな”どらのね”を二つ鳴らし、大桟橋から出航した豪華客船、飛鳥IIが近づいてきたのだ。

十六夜の月は少し昇り、海上に”月の道”をつくり、飛鳥IIを待ち受ける。

ベイブリッジの全景も入れて。飛鳥はこの橋をくぐって横浜を発つ。

もう一つ”どらのね”を鳴らし、横浜に別れを告げる飛鳥II。お月さまにぐっと近づく。

客船の人々もきっとお月見していることでしょう。

真下に!

こうして飛鳥は、(ぼくも乗船したことがあるので知っているが)ベイブリッジをすれすれににくぐり、神戸へ向かった。さよならのどらのねをもう一度。

お月さまは、そのあと、半世紀以上前の客船、氷川丸にも接近。十六夜の月はどうも大きな客船がお好きのようだ。

素晴らしい十六夜ショーを見たあとにみなとみらいの建物群と公園内のアートイルミネーションショーを見物。

サンディエゴとの姉妹都市記念像とマリンタワーとぼくらの泊まったホテル。

地面に光の線が。地上からも流れ星のように光の線が降ってくる。

月光と氷川丸ショー。

十六夜ショーは翌朝まで続いた。朝帰りいざ酔いショー(笑)をホテルの窓から鑑賞。ランドマークタワーと朝の月。

山下公園に降りて、観察。

ちょうど朝日が山下公園の薔薇苑に昇ってきた。

すばらしい一日だった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

その日、午前中、見学した港の見える丘公園、イギリス館のクリスマス↑。イギリス館前のクリスマス紅葉も↓

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妙本寺の紅葉、はじまる 本覚寺の栴檀の実 今年、最後の満月

2024-12-16 09:00:07 | Weblog

おはようございます。

鎌倉の紅葉は遅くまで楽しめる。とくに、妙本寺、瑞泉寺、浄智寺の紅葉が華やかに有終の美を飾ってくれる。今年はどこのお寺の紅葉も遅く、三寺の紅葉がいつ見頃になるか見当がつかない。先日、ちらりと浄智寺の下調べをしたがまだ青かった。さて、妙本寺はどうかと、比較的あたたかくなった15日、出掛けてきた。結論を先にいうと、まだ見頃とはいえず、五分染めといったところか。

祖師堂横の池の周囲の紅葉があと一息で見頃という段階に来ていた。

向こうに見えるのが日蓮上人の像。

ここから見る紅葉が素晴らしいのだが、あと一息。

山門前の紅葉もこれからのお楽しみか。

鐘楼へ向かう道も同様。

あと1週間もすると、燃え盛るような紅葉が見られそうだ。もう一度。

すぐ近くの本覚寺は銀杏と数本の紅葉があるだけだが、今、冬枯れの木に一杯の実を付けている栴檀が一番の見頃。正月えびすの準備がはじまった夷堂の前の大木。

紅葉と本堂

紅葉と鐘楼

銀杏と本堂

今宵(15日)は十五夜の満月。今年、最後の満月。明るい内の月の出で、空も月も今年一番きれいだった。有終の美!

團十郎茶に囲まれた令和6年満月の〆。近くにジュピターも控える。

夕富士も輝いて。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。

(今日、明日と留守にしますので、コメント欄はお休みにします)

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ハニワと土偶の近代

2024-12-15 10:13:02 | Weblog

おはようございます。

先日まで東博で、はにわ展が開催されていたが、同時期に竹橋の東近美では、”ハニワと土偶の近代”展が開かれていた。こちらの方は埴輪・土偶をモチーフにした近現代の作家による作品展だが、両方、見ないと片手落ちになると、12月の初めに覗いてきた。

うれしいことに、こちらも写真撮影が許可されていたので、たくさん撮ってきた。以下、ほぼ展示順に記録しておこうと思う。前田青邨、岡本太郎、イサム・ノグチら著名な作家のほか、はじめて知る作家さんも多いが、個性的なはにわ・土偶を楽しんできた。以下、各章ごとに、あまり説明はつけず、並べてみましたので、ご鑑賞下さい。

序章  好古と考古 ―愛好か、学問か 

蓑虫山人 《陸奥全国古陶之図》 1882-1887年頃 ミノムシのように生活用具一式をかついで全国を放浪し、遺物を自ら発掘、蒐集していた蓑虫山人。土器や土偶を中国の文人画風に茶道具や植物とともにレイアウトした図が、「好古」の愉しみを伝える

その一幅。埴輪が描かれている。

河鍋暁斎 野見宿禰図 1884 野見宿禰は日本書紀にも出てくる埴輪つくりの祖。

第1章 「日本」を掘りおこす ―神話と戦争と

都路華香 《埴輪》 1916年 明治天皇の伏見桃山陵造営は、近代の人々が初めて経験した復古的大事業でした。「ハニワ製作中」の場面は、遠い古を描きつつ、つい先日の出来事と重ねて見ることができる時事的な主題でもあった。

前田青邨 大久米命 1907 木村武山 英姿 1935 埴輪を参照している。


第2章 「伝統」を掘りおこす ―「縄文」か「弥生」か

岡本太郎《犬の植木鉢》1954年 縄文の「発見」者、岡本太郎。ただし彼のもたらしたインパクトは、遺物そのものへの着目よりも、「縄文か弥生か」という対立概念の提案にこそあった。

斎藤清 《土偶(B)》1958年 ハニワ派でもあり、土偶派でもある斎藤清のモダンな木版画。

イサム・ノグチ《かぶと》1952年 戦前の来日時、京都の博物館で見て以来、ハニワ好きを公言していたイサム•ノグチ。「かぶとをぬぐ」(降参する)という慣用句があるが、これは「脱ぎ捨てられたかぶと」か。

長谷川三郎 無題(石器時代土偶による)

高山良策 矛盾の橋 1954 戦後の広島を描いたもので、右上は丹下健三の平和記念館。 左下の鉄骨は原爆ドーム。 都市復興の一方で遅れる被爆者救済を表している。

芥川沙織 古事記より 1957 ろうけつ染めによる怪物だらけの大作

第3章 ほりだしにもどる ―となりの遺物

タイガー立石 富士のDNA 1992 作者の若いころの自画像を取り囲むのはかっての自作の数々。逆さの富士と土偶。縄文人の末裔という意味か。

NHK「おーい!はに丸」1983-1989年放送(右)と、ひんべえ(左)1983年 劇団カッパ座

最後に公式サイトの本展の趣旨を。

古(いにしえ)の地層から出土するハニワや土偶のイメージは日本中に浸透し、いまや押しも押されもせぬキャラクターと化しているといっていいでしょう。出土遺物は、美術に限らず、工芸、建築、写真、映画、演劇、文学、伝統芸能、思想、さらにはテレビ番組にいたるまで、幅広い領域で文化現象を巻き起こしてきました。戦後、岡本太郎やイサム・ノグチによって、それまで考古学の資料として扱われていた出土遺物の美的な価値が「発見」されたというエピソードはもはや伝説化しています。なぜ、出土遺物は一時期に集中して注目を浴びたのか、その評価はいかに広まったのか、作家たちが「遺物」の掘りおこしに熱中したのはなぜか――本展は美術を中心に、文化史の舞台に躍り出た「出土モチーフ」の系譜を、明治時代から現代にかけて追いかけつつ、ハニワや土器、土偶に向けられた視線の変遷を探ります

今朝の空と富士と紅葉と昨夕の月

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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大船フラワーセンター モミジ山が華やかになりました

2024-12-14 10:05:43 | Weblog

おはようございます。

大船フラワーセンターのもみじ山が華やかになりました。イロハモミジの品種が多いので、赤、黄、そしてまだ青葉のもと、色とりどり。そして、もみじ山の麓に咲くツワブキの群落がまだ盛りで紅葉と妍を競っています。そして、もみじ山の守護神のように聳え立つメタセコイアの大木も今が見頃です。まず、その様子から。

メタセコイア

秋薔薇が冬になってもなお盛ん。こんなに花をつけているのはほかで見たことがない。紅葉をバックに。

モミジバフウも紅葉になりました。

茶店前

薔薇苑近くのモミジバフウ

プラタナス

ギョリュウ

冬桜(三波川)

ヒマラヤサクラ 新宿御苑のようにピンク色ではないので目立たないが今頃咲く。

アーコレード オオヤマサクラとコヒガンの交雑で英国で生まれた。春と秋に咲く二季咲き。

日本庭園で柊(ひいらぎ)の花。英勝寺ほどの大木ではないが、花はいっぱい。

銀杏の絨毯は椿苑で。

もうクリスマスモード。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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ノスタルジア/記憶の中の景色 とくに入江一子の作品から

2024-12-13 17:58:14 | Weblog

こんばんわ。

先日、上野公園の紅葉狩りに行ったときに、東京都美術館で”ノスタルジア/記憶の中の景色”展が開かれていた。ポスターの風景画に惹かれて入った。

1.街と風景、2.子ども、3.道という三つのテーマでぼくの知らない8人の画家の作品が並んでいる。順に見て行ったが、”道”の最終コーナーで、はて、どこかで見たような画風だな、と思わせる作品が5点ほど続いた。画家の名は入江一子。はて、これも覚えがある名前。

そうだ、あのヒマラヤの青いケシを描いた101歳の女流画家だと思いつくのにそう時間はかからなかった。ぼくのブログ記事を検索すると、2017年に、NHK日曜美術館”青いケシを描く、洋画家・入江一子 101歳のアトリエ”を紹介している。ヒマラヤの青いケシ(ポピー)といえば、掘文子ばかりと思っていたが、入江一子 も76歳のときにチベットの高山に登り、ブルーポピーを描いた。

掘文子も旅好きだったが、入江一子も、50歳を過ぎてからシルクロードの旅で30か国以上、巡っている。今回の5点のうち4点がシルクロードの旅の見聞をモチーフに描いたものである。一度、入江の作品展を見てみたいと思っていたが、はからずも、上野紅葉巡りの中で実現した。こんなうれしいことはない。以下、彼女の作品をここに記録しておこう。

入江一子 緑陰 雲南少数民族 (1999)

入江一子 トルファン祭の日(1981)

入江一子 イスタンブールの朝焼け(1975)

この朝焼けの絵に通じる入江の文章。満州の赤い夕陽からイスタンブールの真っ赤な朝焼けまでの道のり。

入江一子 シルクロードを行く カブールのバザール(1974)

入江一子 洗濯(韓国)(1940)

入江一子は、2021年(105歳没)にお亡くなりになっていた。

今回は入江一子の作品のみの紹介でしたが、こんな長大な作品も印象に残った。玉虫良次が5年をかけて描き続けた連作《epoch》10点を全体を横に連結させた約16メートルの大作パノラマ。

以下、公式サイトから抜粋。

本展では、懐かしい風景、そしてノスタルジアについて考えたいと思います。「ノスタルジア」とは、もともとギリシャ語の「ノストス(家に帰ること)」と「アルゴス(痛み)」の合成語で、故郷へと帰りたいが、けっして戻れない心の痛みのことを意味します。元々は望郷の思い、いわゆるホームシックと同じような意味でしたが、現代では二度と戻ることができない過去(子ども時代など)の記憶を、現在の風景や情景に重ね合わせて味わう、切なくも複雑な感情のことをいいます。

このノスタルジアを強く感じさせる風景、人のいる情景、幻想絵画などを描いてきた個性的な8名の作家たちを紹介します。日常の街の風景を愛しむように描いている阿部達也と南澤愛美。子どもたちのいる光にあふれた情景を描き出す芝康弘と宮いつき。幻想も含めて、それぞれ独特の「記憶のなかの景色」を表現している入江一子、玉虫良次、近藤オリガ、そして久野和洋。彼らは、それぞれの異なった道を歩みながら、どこか時空を超えたような、普遍的な原風景(人の心の奥底にある原初の風景)を探し求めているように思えます。本展では、彼らの作品を鑑賞することを通して、あらためて、ノスタルジアという複雑な感情が持っている意味と可能性を探っていきます

上野紅葉散歩のおかげで入江一子の絵に出会え、うれしい一日となりました。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

十三夜の月。ちょうど明後日の十五夜が満月。今月も11月に引き続き、旧暦と新暦の日付が一致している。

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東博のもみじ色々

2024-12-12 22:07:59 | Weblog

こんばんわ。

”上野公園の紅葉狩り”の締めはやっぱり東京国立博物館ですね。前回、訪ねたのは11月も半ば、そのときは東博のシンボルツリー、ユリノキのもみじがちょうど見頃を迎えていた。表慶館ではハローキティ展が始まっていた。

12月に入ると、いよいよ正門近くに並ぶ三つの大樹のもみじが見頃に入る。さて、どうだったか。左からメタセコイア、銀杏、プラタナス。プラタナスは盛りを過ぎたが、メタセコイアと銀杏はばっちりのようだ。

シンボルツリーはすっかり葉を落としていた。

キティちゃんは、まだ張り切っていた。2月24日まで開催とか。一度、入ってみるかな。

では、三大樹のもみじを拝ませてもらおう。

メタセコイアはちょうど見頃に!

銀杏もブラボー!

プラタナスは背景の表慶館がブラボー!(笑)

本館裏の庭園では池の紅葉がブラボー。

今年も素晴らしい東博のもみじ色々でした。また、来年も是非。

上野駅への帰り道。銀杏と人々。

野口英世博士と未来の科学者たち。

大道芸人と未来の芸人たち。

考える人と銀杏

では、おやすみなさい。

いい夢を。


十二夜の月

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