おはようございます。
近くの鎌倉芸術館で”西陣美術織/伊藤若冲動植綵絵展”が開催されるのを知り、楽しみにしていた。
2016年、上野で開催された若冲展。一時は5時間待ちの行列という空前の人気だった。ぼくも二度行き、はじめは1時間待ちだったが、二度目に家内と行ったときは、なんと3時間半待ちだった。あの頃、ぼくらは若かった♪(笑)。今なら並べないと思う。もちろん、一番のお目当ては、若冲が相国寺に寄進した釈迦三尊像と動植綵絵30部の一堂展観である。これらの作品は日本美術の最高峰だと素人ながら思う。
これらの作品が西陣織で再現されているのだ。髪の毛ほどの絹糸13~15色をタテ糸2700本、ヨコ糸1万5000本を使い、伝統的な裏彩色技法を使い、原画を縮尺して70×35センチに収めつつ、奥行きや立体感を表現しているとのこと。20工程すべてに最高の職人が関わっているそうだ。いいものを見せてもらった。西陣織呼称550年を機に、西陣の技術を知ってもらおうと、2017年から全国を巡回しているそうだ。
残念ながら、展覧会は撮影禁止でちらしの絵しか載せることが出来ない。
これだけでは、織の風合いが分からないので、ひとつだけ、ホームページの写真をお借りした。
南天雄鶏図
2016年5月の都美の若冲展の展示風景。真ん中に釈迦三尊像。本展でも飾られている。
ほかに若冲の涅槃図などの名作や、弥勒菩薩、阿修羅、百済観音などの仏像の西陣作品も展示されている。すばらしい展覧会だった。そのうち、みなさんの近くで開かれるかもしれませんよ。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!
以前若冲のドラマがありましたね。
面白かったですね。
専門的なことは知識がありませんので、どうぞ
よろしくお願いいたします。
面白い記事、楽しみにしております。