Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お歳暮の準備を始めました

2012-12-06 23:55:49 | 季節行事
12月に入って少しすると、そろそろお歳暮の準備を始めなければいけませんね。

実家にいる時は全く意識しなかったこうした季節のご挨拶も、結婚をして独立
してみると、きちんとしなければ、と改めて考えさせられます


お歳暮は、もともとは新年に先祖の霊をお迎えするために、分家や嫁いだ人達が
親元にお供物を持ち寄ったのが始まりであると言われています。そのため、持ち
寄られたものは年越しに必要な塩鮭や塩鰤、数の子、するめ、餅など、食料品が
主だったのだそうです

現代では日頃お世話になっている方への年末のご挨拶という意味合いに変わり、
食料品にこだわらずに様々な品物が贈られるようになりました

今でも京都には「事始め」という、お正月の準備を始める日というものが残って
いますが、昔からこの「事始め」である12月13日以降、年末のご挨拶やお正月を
迎える準備をする事になっていました。


お歳暮は、この事始めの日(12月13日)から年末までにお贈りするものです。
とはいえ、もともとは今のように宅急便で先方にお送りするものではなくて、
年末のご挨拶とともに先方を訪れ手渡しをするのが昔からの正式な方法です。

それを考えると、年末の押し迫った時期よりは、できるなら20日頃、遅くとも
25日までにはお渡しするのが、先方への配慮の行き届いた日程と言えましょう。
現代では12月25日を過ぎると、表書きはお歳暮ではなく御年賀になります。

昨年は結婚式直後だったこともあり、ギリギリの手配になってしまいましたが、
今年は少し早めに手配をする事にしました。何を贈ろうか考えるのもなかなか
大変なものですが、お正月に役に立つようなものを考えてみようと思います