Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古 / 7歳の祝い着 / おうちごはん(夫作)

2012-12-15 23:29:29 | 日記
今日は朝からお天気が悪くずっと雨が降っていましたので、お稽古も洋服で
行こうかと迷ったのですが、お稽古納めですので、やはり着物で伺いました。


この着物は、私の七歳の祝い着として、母方の祖母が贈ってくれたものです。
もう20年以上前になりますが、祖母と母が私の手を引いて、いくつものお店を
回って決めたのだそうです。祝い帯も合わせて買ってもらいました


着物を単体で見ると、6歳児(数え7歳のお祝いなので)にこの地色の振袖を
着せるのはどうなのだろうと思うのですが、母は「絶対借り衣装のような着物に
したくない」と思ったようで、他の子とかぶらない色合いを選んだようです


当日のお支度には小物は全部赤を使いましたのでそれなりに可愛らしくなり、
色はともかくとして柄は可愛らしいものですので、良い仕上がりになりました
6歳の私、だいぶ手がぷくぷくしています。顔が丸いのは昔からですね...

たしか祖母自ら縫ってくれたのだと思いますが(祖母は和裁が得意でした)、
七五三で使った後はすぐに解いて、大人のサイズに仕立て直してくれました
袖は長いままでしたので、十三参りにも着せてもらって、その後は袖を切って
おでかけ用の小紋として使っています


着物は茶色・ピンク・ブルーグレー・薄茶のぼかし地に、鼓や四季の花が金彩を
たっぷりと使って描かれた小紋。
帯は箔使いのサーモンピンク地に、扇面と菊と桜が織り出された名古屋帯。
帯揚は白地に赤い絞りの輪出し。
帯締めは朱赤の組紐。

昨日お弁当の頂き物をしたので今日のランチはそれで済ませてしまいました。


「明治座」さんの「西京弁当」です。西京焼きがメインになり、煮物、焼き物、
揚げ物などが入ったボリュームたっぷりのお弁当に、ほうれん草のお味噌汁を
添えて頂きました。

ランチのあとは、小雨の降る中、早速お稽古に向かいました。

今日のお稽古は長板の濃茶手前。11月の口切りで封を開けた新しいお抹茶を
使わせていただいたので、いつもよりも香りがよく、美味しいお濃茶でした。
お菓子は京都の「本家尾張屋」さんの「そば餅」と「蕎麦板」の2種盛りです。
このお菓子は大好きで、今度京都に行ったらお土産に買おうと思っています

お軸は明治期の大和画家・日比野白圭の絵で、釜と環が描かれたものです。
お花は「白玉」椿と、紅葉した南天の葉が活けられていました。

お稽古の後は、お歳暮を持って夫の実家へお伺いしました。色々とお話をして
いたら遅くなってしまい、今日は寒いですし時間が無いので、お夕飯は簡単に
お鍋を作ることに。


私がお風呂に入っている間に、夫がお鍋の準備をしてくれました。豚肉・昆布・
いりこで出汁をとり、刻みネギ・生姜・キムチ・コチュジャン・豆板醤・味噌
などで味付けをした特製スープに、お野菜をたっぷり入れてくれました

久しぶりにマッコリをあけて、あつあつのキムチ鍋を楽しみました。
いつも美味しいお料理を作ってくれてありがとう


夕食の後は録画した「世界遺産」を見ながら、デザートのクグロフを楽しみつつ
ティータイムにしました。メゾン・カイザーのクグロフに、生クリームを添えて

紅茶はお気に入りの「Harney&Sons」のホットシナモンスパイスティーです。
去年日本ではまだ手に入りづらかったので、アメリカから取り寄せたものです。
今は日本にもサイトがオープンしているようですね。

雨が降って寒い一日でしたが、夫と2人で楽しく過ごすことができました