Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

三味線のお稽古

2012-03-18 23:39:28 | 日舞&三味線
今日もゆっくり朝寝坊して、遅めに仕事に行く夫と一緒にブランチ。
今朝は教えてもらって私がコーヒーを淹れてみました。カフェオレ美味しい~

夫が出勤した後、午前中にお片づけ、お掃除、お洗濯を済ませました。
あまりお天気の良くない週末でしたが、こんなお天気でも毎日お洗濯OK
高いお買い物でしたが、乾燥機能付きのものを買って本当によかったです

午後は三味線の自主稽古をしました。
新居に引っ越してから、三味線の自主稽古は実家か車内でしていましたが、
ここ数週間は、平日の夜でも自宅で自主稽古ができるようになりました。
というのも、音を抑えて引ける「爪弾き」にすれば良いと気づいたからです


三味線は本来撥を使って弾くのですが、自主稽古は音さえ出れば良いので、
同門のお弟子さんに爪弾きのやり方を教えて頂いて実際にやってみると、
意外と音も小さくて道具も少なく済んで、効率的!?と思い始めまして

「爪弾き」と言いながらも、本来は指の横の部分で弾くものらしいのですが、
私は指よりも爪のほうが弾きやすいので、ついつい爪で弾いてしまいます。

でもこれで自主稽古がしやすくなったので、お稽古の進みも早くなるかも
今年は夏の浴衣会と秋の舞台があるので、頑張ってお稽古します

その後は少しゆっくりと本を読んだりして、夕方には三味線のお稽古へ。
夏にある流派の浴衣会に向け「島の千歳」の自主稽古をして行ったのですが、
お稽古場に着くとお師匠さんから驚きの一言が・・・

「浴衣会、島の千歳ではなくて娘道成寺の短いバージョンでどうでしょう?」と。
島の千歳は唄で出演される方がいらっしゃることと、舞台映えを考えて、とか。
とりあえずお返事は保留させて頂き、短いバージョンのお稽古をして頂きました。
もう少し自主稽古をしてみないと出来るかわかりませんが・・・うぅ、難しい

お稽古の後は実家へ移動して、夕飯を食べさせてもらいました。
そのまま実家でオークションの出品準備などをしてから、10時ごろに帰宅。
スープの仕込みも終わったので、あとはお風呂に入ってゆっくりと寝ます


彼岸の入り&お茶のお稽古&お家ごはん(今日は中華!)

2012-03-17 23:50:00 | 日記
平日はお天気が良くて春のような空だったのに、週末に雨なんて・・・
今日は日中夫と別行動の予定なので、私は久しぶりにゆっくり朝寝坊して、
10時近くになってから起き出しました。

朝食後、洗濯機を回してから、オークション出品用の撮影をしに実家へ移動。
お天気が悪くて暗かったのですが、なんとか2着だけ撮影することができました。
撮影後はワンコとたっぷり遊んでストレス解消しました。やっぱり癒されます
そして今日も実家でお昼ご飯を食べさせてもらいました


今日はお彼岸の入りということで、母がぼたもちを用意してくれていました。
同じ食べ物なのに、秋は「おはぎ」、春は「ぼたもち」と言われるこのお菓子。
秋の花である萩と、春の花である牡丹から名前がつけられているようです。
きなことあんこの2種類。どちらもとても美味しくてぺろりと食べちゃいました。

(このお皿を見ただけで何のお皿かわかった方は通ですね:笑)

お昼を食べて少しゆっくりしてから帰宅し、お化粧をして身支度開始


雨の日ですが気分を明るくするべく、春らしい明るい色の着物を選びました。
この着物は大人になってから作ったものの中でも、最初のほうの着物です。

もとはとても綺麗な水色だったのですが旅行に着て行ったりしているうちに、
だんだんと色が褪せて、パールトーンをしていなかったので汚れてしまったり。
同じ反物をもう1反持っているので、いずれはそれを仕立てるつもりでいます。
ちょっと可哀想な着物ですが、これはこのまま着倒そうかな。

着物の明るくクリアーな色を引き立てるべく、帯も可愛い色を合わせました。
今まで白・黒・黄色などを合わせていたのですが、今回が一番良いかも
本当はお天気の良い日に映える色合わせなので、雨で残念です・・・


着物は水色の縮緬地に、淡い藤色や黄色を使って桜や蕾が描かれた小紋。
帯はベビーピンクの綸子地に赤い絞りで小さな蝶々が表現された名古屋帯。
帯揚げは白い綸子地にピンクの絞りの輪出し。
帯締めは水色にピンクのポイント柄が入った組紐。

着物を着てお茶のお稽古へ行きました。
今日のお稽古は台目棚を使った濃茶のお点前でした。
お菓子は叶匠寿庵の「花遊山」という、桜の香りのするつるっとしたもの。

今日は3月分としては最後のお稽古なので、利休忌の室礼がされていました。
豊臣秀吉によって切腹を命じられた千利休が亡くなったのが、旧暦2月28日。
現在の暦で言えば3月28日ごろと言うことで、この時期利休忌が行われます。

利休忌なのでお軸は利休の絵(画)、上には文字(賛)が書かれているもの。
正親町天皇によって「利休」の号が与えられた際、親しかった大徳寺の古渓和尚
から贈られたお祝いの手紙の文面を、裏千家11代目の玄々斎が写したもの。
利休忌の茶花は菜の花がお決まりです。

お稽古が終わって帰宅するともう8時
あまり時間をかけると遅くなってしまうので、またまた私が着替えている間に、
夫が手早く夕食の仕度をしてくれました


今日は中華デー(笑)
まずはかにたまを作ってくれました。卵がふわふわで上のあんかけもトロトロ。
初めて作ったといっていましたが、とっても美味しいです


お次は餃子。以前2人で大量に作って、冷凍しておいた餃子たちです。
パリパリでジューシーで、やっぱり手作りのものは安心できるし、良いですね


そしてシメはラーメンで
中華っておいしいのにすぐにできて、時間のない日にはありがたいメニューです。
スープはこだわって色々と入れて坦々麺風にしてくれたので、すごく美味しい


デザートはホワイトデーに夫からプレゼントしてもらったタルトを食べました。
甘すぎず、サイズも食後にちょうど良く、嬉しいデザートでした。

夕食後はワインを飲みながら「フリンジ」サードシーズンの第8&9巻を鑑賞。
あと2巻で終わっちゃう~早く次のシーズンのDVDが出てほしいです。


結婚式でのセレモニーはボジョレー・ヌーヴォー開栓

2012-03-16 23:25:11 | 日記
先日、私達の結婚式で使ったウェルカムボードの写真を掲載した際に、
他にもいくつか、結婚式でつかったものを玄関に置いてあると書きました。
そのうちの1つがこちらのワイン樽。

結婚式の「初めての共同作業」での定番といえばケーキカットですね。
私はアレに憧れがなく、和婚なので鏡開きも良いかと思っていたのですが、
特に思い入れがないなら何か思い出に残るようなものにしようということに。


折りしも季節は11月、ボジョレー・ヌーヴォー解禁時期を少し過ぎた頃でした。
セレモニーとして映えるものであること、セレモニー後皆様に振舞えること、
使ったもの自体を思い出の品として残しておけることなどを考慮した結果、
ボジョレー樽の開栓に決まったのです。

とはいえ、セレモニーに使えるサイズが普通に国内で出回っている訳もなく
ワインの輸入元にお願いして、なんとか間に合うように用意してもらいました。
これはイベント用の少ししか入っていないものではなく、大樽と同じように、
きちんと樽に直接ワインが詰められているもの。
(イベント用で出回っているものは、樽と中身のワインが別々のようです)


私達が使ったワインの樽は、コルクと赤い蝋で2箇所の穴に封が施されていて、
蝋を剥がしてコルクを抜き、ハンマーを使い栓を打ち込むようになっています。


そこで、その一連の作業自体をセレモニーにしてしまおうということになり、
まずは夫が蝋を剥がしてコルクを抜くところまでを一人で作業し、メインである
「初めての共同作業」は、ハンマーを二人で持って栓を打ち込む所にしました。

栓を打ち込んだ後、夫が持つデキャンタに私が栓を開けてワインを注ぐなど、
ケーキカットと同じくらい、写真を撮って頂ける場面が多くあったと思います。
樽から出したワインは、お肉料理が出る頃に皆様にお配りしました。


フランスのヌーヴォーではなく、イタリアのノヴェッロがよかったのですが、
ボジョレー・ヌーヴォーに比べ日本での認知度が低いせいか手に入らず
結果的にはご来賓の皆様にもボジョレーの方が分かりやすかったかな、と。
結果オーライです(笑)


その後、ある程度ワインを抜いた樽は、披露宴会場の出口付近に置いておき、
最後のお見送りでお待ちになっている時、樽にメッセージを書いて頂けるよう、
マジックなども一緒に用意しておきました。

沢山の祝福のお言葉を書いて頂き、とても素敵な思い出の品になりました


今週のスープ&なぐさめディナー&EXILE DVD

2012-03-15 23:59:00 | 日記

今日のランチは自前のベーグル&スープのセット。
セサミベーグルに、クリームチーズ、生ハム、アボカド、わさび菜をサンド。
スープは白菜、とり団子、しめじ、玉ねぎ、人参を入れたジンジャースープ
とり団子は先日柚子・ネギ・人参を入れて作ったものを冷凍しておきました。

この冬は生姜メニューをたくさん食べたおかげか、扁桃腺炎はありましたが、
忙しいスケジュールのなかでも、なんとか健康に過ごすことができました。

春先も免疫の下がりやすい時期。
生姜で体を温めてお野菜で栄養をとって、免疫力をあげていきたいです


実は今日同僚が数人会社を去りました
そのうちの1人は同期のようなもので、年も同じで、よく遊んでいた仲間。
私の結婚式にも来てくれた子です。私も周りも相当ショックな出来事でした。
この業界の宿命とはいえ、親しい人がいなくなるとショックも大きいです

というわけで、みかねた上司がなぐさめディナーに連れて行ってくれました。
今日は他にも話し相手が必要だろうと言って、元上司も呼んでくれました。
今日のお店は銀座にある薬膳中華のお店、「星福」です。


1品目は前菜3種盛り合わせ。甘い豚肉と、クラゲ、麺状にしたお豆腐でした。
2品目は北京ダック。甘辛の味噌と葱がよく合って、やっぱり美味しいです
3品目は蟹の爪揚げ。ぷりっぷりの蟹にパリパリの衣がけを、甘辛のタレで。
4品目は燕の巣の何か(詳しく覚えていない)。とっても不思議な食感でした。


5品目は野菜と牛肉の炒め物。味付けが濃すぎず、パクパク食べられます。
6品目は海鮮焼きそば。固めに焼いた麺と野菜&海鮮のあんが絶妙です
7品目は大根餅。中に色々と入っているそうで、辛いタレをつけて食べました。
8品目は野菜まん。中身は青菜がたくさん入っていて、体に良さそうなお味。


今日はヤケ酒だったので(笑)、紹興酒をボトルでお願いしちゃいました。
「中南海・人民大会堂国宴専用ボトル」というたいそうなお名前の紹興酒。
お味は・・・うーん、正直紹興酒の味についてはよくわかりませんねぇ
でもこんなグラスで出てくると、ワインのようで紹興酒っぽくないですね。
3人で1本ではちょっと足りないぐらい、たくさん飲んでしまいました。

美味しいお料理とお酒と楽しいおしゃべりで、だいぶ回復してきました
どうもありがとうございました。いつもご馳走様です

帰宅後は、気分をもっと上げるために届いたばかりのDVDを鑑賞しました。


昨日発売になった、EXILEのライブツアー、TOWER of WISHのDVDです。
11月に行ったライブですが、またDVDであのステージを見れちゃいます
初回限定のDVD3枚セットを購入。

1枚目と2枚目はライブのDVD映像ですが、3枚目はドキュメンタリー映像。
まだ1枚目の途中までしか見ていませんが、ライブの興奮が蘇るような作品。
ドキュメンタリーも楽しみ~


初回限定特典として、春のEXILE TRIBEのステッカーが入っていました。
ステッカーって・・・何に使うの(笑)

EXILEにも元気をたくさんもらって、明日からまた頑張れそうです。


元上司とランチ&ホワイトデー&お稽古用の花籠

2012-03-14 23:45:41 | 日記
今夜の地震は久しぶりに大きかったですね。千葉や茨城では震度5弱。
あれから1年以上経つのに、今日も地震警報にドキっとしてしまいました
交通機関にも影響が出ているとか。皆さん無事に帰宅できるといいな。

今朝通勤路を歩いていたら、日差しや空気が、もう春になっていました。
匂いが違うというかなんというか、冬とは違うワクワクとした空気です。
まだ週の半ばの出勤前の時間なのに、なぜか楽しくなってしまいました


今日は上司に誘われて、元上司と3人でランチを食べに行ってきました。
日本橋にあるココットカレーが有名なお店ですが、とっても辛いカレーで、
私は絶対に食べれないと今回も2人に止められたので、一人別メニュー
今日はビーフシチューを注文しました。

お互いの近況や最近の出来事を報告したり、お花見の会を企画したり。
久しぶりに3人が揃ったので、皆しゃべりっぱなしで、楽しかったです


元上司から、「ホワイトデーだから」と、手土産にわらび餅を頂きました。
私、バレンタインあげてませんし、そもそも女性同士なんですけど・・・
いつもながら優しいです。ありがとうございます

日本橋の老舗菓子匠「長門」のわらび餅、その名も「九寿もち」です。
八重洲近くの大きなオフィスビルが立ち並ぶ一角にある和菓子屋さんで、
なんと創業は江戸時代、徳川吉宗公にお菓子を献上していたそうです。
日本橋は老舗のお店が多くて楽しい


九寿もちはとろっとろに柔らかくて、噛まなくても口の中で消えそうなほど。
甘さも控えめで、きなこの良い香りとマッチして、とっても美味しいです


ランチの帰りに、上司にお使いを頼まれたので日本橋高島屋へ行くと、
地下のスイーツコーナーは、サラリーマンの行列で溢れていました。
さすがホワイトデーこんな男性の集団、年に一度しか見られませんね。
微笑ましい光景でした


私も帰宅後、夫からホワイトデーのプレゼントをもらいました。
仕事の合間に買いに行ってくれたようです。可愛いタルトと、赤い薔薇


「45° CENT QUATRE VINGTS」のミニタルトの詰め合わせです。
ふた口サイズのタルトが全部で8種類入っていて、ホール状になっています。
この8個をあわせてホール状になる角度、45度が店名の由来のようです。
少し日持ちがするようなので、週末に一緒に食べようと思います。


2月のお誕生日にもらった薔薇の花が枯れてしまったのを見ていたからか、
今回は深い赤色の大輪の薔薇を一輪、プレゼントしてくれました
とっても綺麗で、早速花瓶に活けてお部屋に飾らせてもらいました。

お菓子だけだと思っていたので、薔薇がとっても嬉しかったです

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

いつもお稽古の際にバッグがわりに持っているのが、長方形の籠巾着。
芸舞妓さんがお座敷に持っていくので、「お座敷籠」や「花籠」といいます。

着物を着始めた頃に、普通の和装バッグでは見た目があまり可愛くないし、
お稽古道具などが入らなかったので、ちょうど良いこの籠を揃えました。
全部土台の籠は同じなのですが、巾着部分の布がそれぞれ違うので、
着物に合わせて選んでいます。


こちらは赤い正絹の総絞り
生地がとてもしっかりしていて、鹿の子絞りの凹凸が温かみを感じるので、
主に冬に使っています。ピンクや黄色や白系の着物によく合わせています。


こちらはピンクの正絹縮緬地に友禅で宝尽くしが全体に描かれたもの。
もともとはとても可愛らしい柄に一目ぼれして買った風呂敷だったのを、
祇園の幾岡屋さんにお願いして、花籠に仕立ててもらいました
赤や黒など、はっきりとした色合いの着物に合わせやすい花籠です。


卵色の正絹縮緬地に、大きめの可愛らしい文箱が描かれたもの。
こちらももとは風呂敷を買って、京都に持っていく時間がなかったので、
母に頼んで花籠に仕立ててもらいました。けっこう大変だったようです
青系や紫系など、黄色と相性の良い着物に合わせて楽しんでいます。

袷の時期用に持っているのはこれらの3つですが、夏用の籠もあります。
お稽古以外のお出かけやお呼ばれには和装バッグを持っていますが、
結婚もしたし、お稽古の時も和装バッグに切り替えようかと思いつつも、
お道具類がきちんと入って、容量が大きく、且つ可愛いものがなくて...

もうしばらく使って、その後は若い子に譲ってもいいかもしれませんね