７月大歌舞伎！ 「鳴神」

　娘と二人で７月大歌舞伎を観に、松竹座に行って来ました。

勿論、海老様が出るからだもんね～。（すみません、仁左衛門さんファンの方）

　海老蔵さんは昼の部では「鳴神」と「義経千本桜」に出るので、私は昼の部だけを申し込んだ。今回は夜の部は断念！本当は「女殺油地獄」も観たかったけれど！

　７月に女子栄養大学の夏季スクーリングも受けたいし、１１月にも栄養学の講習あるし。
今回は予算の都合で断念よ

　海老蔵さんにとって初めての関西弁での舞台らしいから、「女殺油地獄」も観てみたかったんだけど～。

　娘も勉強の為か、何故か「舞台」と聞くと一緒に来たがる。最近は、古典ものにも興味が出てきたみたい。

　幕間に頂く「たちばな」の豆腐料理も楽しみみたい。歌舞伎の良さは、着物や幕間のお食事などの優雅さも楽しみの一つよね。

　「鳴神」は、絶世の美女によって堕落させられる高僧の話。ちょっとエッチなやりとりがあるのだけれど。何かと、スキャンダルの多いご本人と重なってしまう
わっ・・・。

　でも、コミカル（コメディチックなのよね）な場面の前半に対比して、後半は怒りに狂う荒事で。怒り狂った海老様扮する、鳴神上人の形相たるやすごいのなんの。（雷神に化したかららしい）声音もがらりと変わり、しかもあのギラリとした目で見得をきる！！素晴らしい！

　私はやっぱり海老蔵さんが好き声が最高にいいっ

　席も良かったから、迫力もあって。最後に、花道を六方飛びで絶え間姫を追いかけていく場面は圧巻でした。
花道のすぐ傍の席だったから、娘には海老蔵さまの足の甲の毛まで見えたんだそう。

　母も見たかった

「えびさま、足の裏も綺麗やったわ～」娘は、その夜帰宅した夫に報告していました。

　楽しい時間だったから、心配していた咳も出なくて一安心。

　「でも、後ろの席の人たちが煩かったわ～。役者さんが出て来る度に、『あの人痩せたわ』『あの人、太った』。海老様が出てきたら、『やっぱり、綺麗ね～』やって。ええ加減にせ～よやわ」と娘。

　ご尤もです皆さん、ルールは守りましょう。家で観ているんじゃあないんだから。