近畿大会２！

　奈良からは６校が出場しました。

天理・添上・育英・奈良大学付属・奈良学園・西大和学園です。

　他の出場校も、去年の優勝校京都学園や大谷高校。大阪からは清風・上宮・東海大暁星（ラグビーで有名な）・大工大・大阪体育大学付属浪商。和歌山からは箕島など。

　いずれ劣らぬスポーツ名門校ばかり。スポーツオンチの私でさえ、知っている学校ばかりズラズラっと３０校。

　進学校は西大和学園と、息子が通う奈良学園位か・・・。

　西大和は全国でも屈指の進学校、クラブは週３日のみらしい。その中での大会予選６位通過という事。（奈良学は５位）

　選手メンバーの中でも、東大や京大を目指している子が多いだろうに。

ほんまに、文武両道なお子達やと感心します。

　奈良学園は、初戦は泉尾工業高校と対戦しました。泉尾工業は和歌山では予選４か５位通過と聞いています。でも、実力はそれ以上らしい。

　最初の選手は、身長が１８３cm位ある巨漢。息子は３番目でしたが、次々と一本を取られ・・・。

　いよいよ息子の番。礼をして畳に上がる。

　内心おじけづいてるんじゃないかな～との心配をよそに。

相手の襟をとり、腰を低くする。

　あ～っ、思い出した。小さい頃のラグビーでもそうだったなぁ。腰を低く構えるのが癖だったっけ。

　２回り位体の大きな対戦相手だったけれど、息子は果敢に技をかけるかける。

最初に「こうか」（有効だったかよく分かりません）を取ったのは息子。相手側のコーチが対戦相手に激を飛ばす。
　
　その後も技をかけ続けたが、あっけなく一本取られ・・・。残念。

　息子の次に戦った選手が、みごと雪辱を晴らしてくれたものの・・。

　残り３人を相手に戦うのはしんどいよね。奈良学園は負けました。
息子がもっと頑張っていたら、状況は違っていたかも～。

　でも、２回戦の相手はあの「箕島」だから。怪我しなくて良かったかも・・なんてね。

後の反省会では、悔し泣きをしていた子もいました。青春だなぁ。うんうん。

　私は、息子の挑んでいく姿を見せてもらい、「成長したなぁ」と胸が熱くなりましたよ。

　娘も同じ気持ちだったよう。彼女にとっても、今回の試合観戦は最初で最後。来週は、東京にお引越しだからね。

　「観に来た甲斐があったわ」とニコニコ。

　母は「残念やったね～。でも、家では寝っ転がって、ゲームしてる姿しか見たことないから～。やる時はやるんやね」とやはり満足そう。

　宣言通りに初戦敗退やったけど。幸せな気分でした。

　お昼は、隣の大津プリンスホテルで優雅なランチを。琵琶湖の絶景を眼下に見下ろしながら。

　料理もパンも、とても美味しかった～。


　帰宅した夫も話を聞いて、「そうか、そうか。」と満足そう。

娘が撮った写真を何度もみて、すごく嬉しそう。

　「信じられへんなぁ。昔はいつでも、および腰やったのに。」とニコニコ。

　子どもが２人いると、２倍楽しみを頂けますねっ。