マリママのパン作り

パン作りに関して、なんでもお話しましょう!

どこでも娘は。

2008-08-22 17:01:01 | 手作りパン
 久しぶりに、息子の幼稚園時代のママ友達とブランチをした。

 彼女の娘さんは、今月14日にカリフォルニアに留学した。AFSの奨学金を得ての1年間の留学。既に英検2級を取得。将来は外国との架け橋になる仕事に就きたいとか。(外務省?かな)すごい!昔の彼女を知っているだけに、びっくり!

 友人はなかなか子宝に恵まれず、お医者様のご主人と20年間ゴルフ三昧の日々を送っていた。(関西アマにも出てたらしいから、スゴイらしい)

 そんなある日、彼女は妊娠に気付いた。それも切迫流産という形で。
 
 それから八ヶ月の間、彼女はトイレもいかずにベットでただ寝たきりの生活を続ける。
ひたすらお腹の赤ちゃんが大きくなるまで耐えた。

 予定日を待たずに、彼女の赤ちゃんは「極小未熟児」としてこの世に生まれた。

 「手のひらサイズだったの」と彼女は話してくれたっけ。

 待望の女の子。彼女にとっては命と引き換えの大切な宝。その子供が留学。

さぞや悲しみで泣き暮らしていると思いきや・・・。

 「やっと(手)離せたわ」とケロリ。どうして用意していたハンカチを床に落としそうになったわ!

 高2になった娘は、随分前から反抗期で大変だったらしい。そうだろうね。フンフン。

「誰に似たんだか口も達者なの

 「それ、貴女に似たんでしょう?

 確か、若き日の彼女は弁護士希望だったはず?
名門「高津高校」では、生徒会長やってませんでした~?

「弁舌がたつのは、貴女に似たんでしょう~。

「そりゃあ、そうだけど。私、自分の母親には口答えしなかったわよ

 確かに。そういうもんよね。昔は。

 まぁ、泣き暮らすほどではないけれど、少しは淋しいそうで。

 その空間を埋める為に、今週木曜からは留学生を受け入れるんだって。本当に前向きだなぁ。彼女は昔から。

 我が家も10月に、タイの高校生を一ヶ月受け入れることになった。その事でお互い話が盛り上がる。

 「これからは、自分の時間を作らないとね」彼女は言った。

 よかったら聞きにきてと、大学OBで結成しているコーラスグループのチケットをくれた。年に一度の定期演奏会だそうだ。

 皆それぞれ、子供も大きなった。あの可愛い幼稚園児の頃から。

 母親の手をぎゅっと握り締めていただけの子が、いつのまにか母親を客観的に非難するようになった・・・。

 嬉しいような悲しいような・・・。

 私達も成長しないとダメね。いつまでも、昔にしがみついてないで
 さぁてと、習字の稽古に行かないと長年やっても、ちぃとも上手くもならんが。
 
コメント
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