全く持って、円高が収まる気配はなく、従って輸出産業中心の日本株も冴えません。
前場終了段階で日経先物のOSCは何と33%です。これは2月10日頃の水準。
一時プラ転していた日経平均もOSCは27%にまで落ちております。2月18日の25%が、昨年10月10日の20%という歴史的な低さに次ぐ低さでしたが、それに肉薄してきております。
底は近いと思いますが、今のところの流れからすると、ここから更に落ち込む気配です。
後場は、まずはゴールドマン・サックスが想定しているらしい、9250円のラインが守れるのかどうか?
それにしても、今日の為替の動きはまたしても見え見えの演出でしたね。
場が始まる9時にかけて高く持ち上げておき買いを誘い、9時20分にかけての円高への誘導で振り落としを図り、そして、9時40分ぐらいにかけては円安へと再度誘い込み、10時の仲値決めが終わると、その後は義理を果たしたとばかりに、円高の放置状態で株も下落を演出している、といった具合です。
そういえば、今日は5・10日でかつ週末の金曜日、そしてSQ日と、様々な波乱要因が重なっておりました。
今日の日経新聞に、電池銘柄など環境関連がまたぞろ動き出したと書いてありました。
GSユアサの動きを言っているのでしょうが、このユアサは7月7日にOSCで36%という低い値をマークしてから上げてはおりましたが、昨日はOSCを落としており勢いが削がれておりました。
今日は、上記の為替のトリック的な動きに連動して、いったんは820円まで駆け上がるのですが、すぐに下落開始。10時頃までの円安傾向に一旦はサポートされるも、その後は、為替の動きにリンクしての落ち放題です。
タイトルの偽りのリバウンドとは、GSユアサのことではなく、もう書くのも嫌になった失敗トレードの典型をしてしまった6937古河電池のことです。
筆者の悪い癖で、この株、気がついたら880円レベルを攻略中でした。この急上昇局面では決して飛びついてはいけないのですが、本性丸出しで飛びつき買いをしました。878円でした。当然、その裏側には、この銘柄はユアサが束の間のリバウンドを果たしている間にも押されている現実がありました。毎日の4本足のチェックで一応は気にはしていたのです。
こうなると、テクニカルにもついにドツボに嵌ったと思いこんで、ついつい年甲斐もなく「買い発情」してしまいました。しかも、大きな買い見せ板にもまんまと騙される始末。まるで株の初心者です。
チャート形状から、865円が割れたら撤退と決めておりました。一度は869円あたりまでの反発はあったのですが、万事休す。ほどなく864円での撤退でした。
自らの敗戦日記をこんなに詳しく書いている人は、この広い世の中にはあまりいないですよね。もう止めます。馬鹿丸出しでした。
ところが、世知辛いこの世の中で、真性のリバウンドを遂げる株もありました。6268ナブテスコです。
昨日からの動きを見ておりましたので、勘所はある程度分かっておりました。今日は、870円を超えて、878円あたりにあるパラボリックのSAR-Hという数字を超えて、一向に押し目もないのを見て、876円で買い参戦。
例によって882円という節目の値段で、古河電池の後遺症もあり、早売りしてしまいましたが、本来こうしたトレードだけに徹したいものです。実に気持ちがよいエントリーでした。
このパラボリックのサインは1つか2つの銘柄を根気よく追っかけていないと、ついつい見逃してしまいます。そして、往々にして、そのラインが上値抵抗線になったりしますので、運用にはある程度の慣れが必要ですね。
ちなみに、時間のある方、マーケットスピードの2分足での6506安川電機あたりをご覧下さい。10時前の623円あたりにこのパラボリックの青いドットの抵抗線が来ております。これを突破する時の勢いはかなり強く、628円あたりまで一気に届いております。4円ぐらいなら楽に抜けそうですね。後は、ロットを入れればいいだけです。
と言う訳で、今日もくどくどと敗戦日記を始め、長文を書いてしまいましたが、自らの失敗トレードから自らが学ばないようじゃ、こりゃ、ますます先が思いやられるね。。。
前場終了段階で日経先物のOSCは何と33%です。これは2月10日頃の水準。
一時プラ転していた日経平均もOSCは27%にまで落ちております。2月18日の25%が、昨年10月10日の20%という歴史的な低さに次ぐ低さでしたが、それに肉薄してきております。
底は近いと思いますが、今のところの流れからすると、ここから更に落ち込む気配です。
後場は、まずはゴールドマン・サックスが想定しているらしい、9250円のラインが守れるのかどうか?
それにしても、今日の為替の動きはまたしても見え見えの演出でしたね。
場が始まる9時にかけて高く持ち上げておき買いを誘い、9時20分にかけての円高への誘導で振り落としを図り、そして、9時40分ぐらいにかけては円安へと再度誘い込み、10時の仲値決めが終わると、その後は義理を果たしたとばかりに、円高の放置状態で株も下落を演出している、といった具合です。
そういえば、今日は5・10日でかつ週末の金曜日、そしてSQ日と、様々な波乱要因が重なっておりました。
今日の日経新聞に、電池銘柄など環境関連がまたぞろ動き出したと書いてありました。
GSユアサの動きを言っているのでしょうが、このユアサは7月7日にOSCで36%という低い値をマークしてから上げてはおりましたが、昨日はOSCを落としており勢いが削がれておりました。
今日は、上記の為替のトリック的な動きに連動して、いったんは820円まで駆け上がるのですが、すぐに下落開始。10時頃までの円安傾向に一旦はサポートされるも、その後は、為替の動きにリンクしての落ち放題です。
タイトルの偽りのリバウンドとは、GSユアサのことではなく、もう書くのも嫌になった失敗トレードの典型をしてしまった6937古河電池のことです。
筆者の悪い癖で、この株、気がついたら880円レベルを攻略中でした。この急上昇局面では決して飛びついてはいけないのですが、本性丸出しで飛びつき買いをしました。878円でした。当然、その裏側には、この銘柄はユアサが束の間のリバウンドを果たしている間にも押されている現実がありました。毎日の4本足のチェックで一応は気にはしていたのです。
こうなると、テクニカルにもついにドツボに嵌ったと思いこんで、ついつい年甲斐もなく「買い発情」してしまいました。しかも、大きな買い見せ板にもまんまと騙される始末。まるで株の初心者です。
チャート形状から、865円が割れたら撤退と決めておりました。一度は869円あたりまでの反発はあったのですが、万事休す。ほどなく864円での撤退でした。
自らの敗戦日記をこんなに詳しく書いている人は、この広い世の中にはあまりいないですよね。もう止めます。馬鹿丸出しでした。
ところが、世知辛いこの世の中で、真性のリバウンドを遂げる株もありました。6268ナブテスコです。
昨日からの動きを見ておりましたので、勘所はある程度分かっておりました。今日は、870円を超えて、878円あたりにあるパラボリックのSAR-Hという数字を超えて、一向に押し目もないのを見て、876円で買い参戦。
例によって882円という節目の値段で、古河電池の後遺症もあり、早売りしてしまいましたが、本来こうしたトレードだけに徹したいものです。実に気持ちがよいエントリーでした。
このパラボリックのサインは1つか2つの銘柄を根気よく追っかけていないと、ついつい見逃してしまいます。そして、往々にして、そのラインが上値抵抗線になったりしますので、運用にはある程度の慣れが必要ですね。
ちなみに、時間のある方、マーケットスピードの2分足での6506安川電機あたりをご覧下さい。10時前の623円あたりにこのパラボリックの青いドットの抵抗線が来ております。これを突破する時の勢いはかなり強く、628円あたりまで一気に届いております。4円ぐらいなら楽に抜けそうですね。後は、ロットを入れればいいだけです。
と言う訳で、今日もくどくどと敗戦日記を始め、長文を書いてしまいましたが、自らの失敗トレードから自らが学ばないようじゃ、こりゃ、ますます先が思いやられるね。。。