株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(7.3.09)

2009-07-03 15:26:03 | 市場概況
後場は13時にかけて一度落ちるも、その後の円安傾向にも助けられて、じり高の傾向を辿っております。その7月3日(金)の市場概況です。

◆日経先物:9840円(-50円)、OSC50%(+7%)6月24日の39%から切り返し中。指数値倍率:101(同値)
◆日経平均:9816円(-60円)、OCC50%(+2%)6月23日の38%から切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:102(+1)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:920.62(-3.4) OSC50%(+4%)6月23日の37%から切り返し中。
◆マザーズ指数:446.91(+3.3)、OSC57%(+5%)7月1日の49%から切り返しに転じたか?
◆ヘラクレス指数:645.88(-2.18)OSC65%(+5%)6月24日の52%から切り返し中。
◆ドル・円:95.99円。(7銭円安)OSC48%(同値)6月23日の38%からまだ円安方向へ向かっている。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.55875%(前日比-0.01875%)7月3日現在。債券買いのトレンド続く。3月来の高値(金利低下)更新中。更新
◆米10年債利回り:3.5%(-0.042%)-7月2日現在
◆日経先物イーブニングセッション:9840円(大証終値比-50円)
◆シカゴ日経先物:9685円(円建て、大証終値比-155円)
◆NYダウ:休場。

後場はトリッキーな値動きに終始しましたが、引けにかけてはじり高でした。それでも日経平均・TOPIXともに前日安値・高値ともに上回って終了することができず、ダウントレンドで終わっております。

但し、先物を含めていずれもOSC値をコンバージェンスさせておりますので、月曜日はアメリカ市場の影響を受けないので、本日のマイナス分を取り返す勢いです。

後場はカプコンや3626ITホールディングスで勝ったり負けたり。エントリーしない方が良かったようです。

引け際に1つだけ、6378木村化工機を仕込みました。OSC43%は前日比+1%で、933円の安値を付けた6月15日と同じ水準です。少しずつ、臨界点越えが近づいている感があります。一発、この際暴発して、仕手株の本領を発揮することを月曜日は期待。

段々と、「薬(やく)」に頼るような、株人生になりかけているようです。この週末は、少し頭を冷やさねば。。。
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タイトル不詳

2009-07-03 11:29:36 | 株に出会う
よく、何かのシステムにアクセスした時、下手な入力をすると、「Unknown Messaage」とか何とか、急に英語で出てきたりしますが、今日のタイトルはすんなりとは出てきませんでした。

意外に日経平均が強いということが1つあります。それから、リバウンド狙いの銘柄絞りが出来なくて何も成果がなかったことが2つ目です。

そのため、前場は同値撤退の愚をまたしても犯してしまったことが3つ目の理由です。

つまり、エントリーポイントをいつもながらに間違えてしまったのです。そして、まさに上昇気流が吹き始めたその時に、同値撤退してしまったことが、それなりの密度で相場をやってきた身にとっては歯がゆい。

こうした心理戦なり、場の雰囲気の読み方に長けないと、これからの人生、株が金の成る木にはならないことを悟ったための悔悟のようなもの、これでは今日のブログのタイトルを何とつけていいのか分かりません。

昨晩のNYダウのあの大幅下落で、相場の雰囲気がすっかり変わったと思いました。今日の日経は200円から300円は下げても致し方ないと。

ところが、筆者がマーケット・スピードに登録している銘柄を見ても、3分の1は赤字、つまり上げております。もちろん、重厚長大産業は軒並みマイナスではありますが。

1つだけ、くだらない解説をさせて下さい。ふと前場が始まって30分ぐらいに気がついた3107ダイワボウです。

この株の昨日までの位置取りは、OSCが48%でとりあえず抜け出す気配でした。そして監視を始めた時にはまさに昨日の高値を抜きにかかる瞬間でした。そこで迂闊にも飛びつき買いです。291円でした。

これは、この手の株の初動の上げに対しては、全く初心者並のやり方でした。その後は売り方が待ってましたとばかりに、地合が好転しようが何しようが、ジリジリと頭を押さえつけ自然落下を待っておりました。

通常はこの段階で降りますが、2分足でも5分足でも25本線が決して割れるまでは撤退はしないぞと決めておりましたので、ここは286円までの下落は我慢しました。

この286円というラインは昨日からの安値抵抗線です。この見方が肝心なところですね。これの下に285円も抵抗線としてはありますので、ここが破られてマイナス圏へと落下するようだと撤退と決めておりました。

果たして、最初の抵抗線の286円(これは今日の最初の上昇スタートポイントでもあります)まで到達したのを見定めた、その筋の買いがようやく入り出しました。本来はこの動きを見て追加買いをするべきでした。マウスに手が行くも、下手なナンピンで傷口を拡げてはいかんという囁きが脳裏をかすめ出来ませんでした。

そして288円を超えるあたりからテクニカルな指標もぐ~んと良くなり、289円を抜くならそこからは再度高値を攻略する勢いであることが歴然としておりました。

そして程なく買値に到達。ところがその時の揺さぶりで同値撤退してしまったのです。

その後は292円から窓を開けて上昇し295円まで到達。

この窓を開けての上昇は、通常は窓埋めにかかるというのが一般的な見方です。ここに気がついたときに292円で指しておくべきでしたが、それもしないで他の銘柄に気を取られておりました。

案の定、292円までの下落がありましたが、その窓埋めに対しての皆さんの反応はそれこそ実にクイックなものでした。すぐに292円を飛びつき買いをしておりました。

くどくどと書きましたが、アーリートレード(Hourly Trade)に必要な値動きの読み方のいくつかが、このダイワボウという仕手性が強い株には示されておりましたので、何かの参考になればと思うとともに、これからもこうしたトリックには決して嵌らないように、手のひらにでもマジックで書いておきたい気持ちを、つい披瀝してしまいました。

興味のない方は、今日のブログを全く無視して下さい。(ここまで引っ張っておいてそれはないか。。。ごめん。)

前日引け段階では、高値掴みになったかもしれない9697カプコンを1700円で仕込んだ玉があるのみ。果たして、ダイワボウの二の舞になるのか?
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市場概況(7.2.09)

2009-07-03 06:06:55 | 市場概況
後場は昨日のような大波乱もなく、ジリジリと下げるだった7月2日(木)の市場概況です。赤字部は3日朝の更新

◆日経先物:9890円(-40円)、OSC43%(-3%)6月24日の39%から切り返し中。指数値倍率:101(+1)
◆日経平均:9876円(-64円)、OCC48%(+1%)6月23日の38%から切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:101(同値)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:924.02(-4.3) OSC46%(同値)6月23日の37%から切り返し中。
◆マザーズ指数:443.61(-1.57)、OSC52%(+3%)7月1日の49%からコンバージェンスし、明日は上げに転じるか?
◆ヘラクレス指数:648.06(-3.74)OSC60%(+5%)6月24日の52%から切り返し中。
◆ドル・円:95.92円。(72銭円高)OSC48%(-3%)7月1日の51%から下落に転じたか?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.5775%(前日比-0.01%)7月2日現在。債券買いのトレンド続く。3月来の高値(金利低下)更新中。
◆米10年債利回り:3.5%(-0.042%)-7月2日現在
◆日経先物イーブニングセッション:9840円(大証終値比-50円)
◆シカゴ日経先物:9685円(円建て、大証終値比-205円)更新
◆NYダウ:8281ドル(-223ドル)OSC43%(-8%)6月24日の32%へと収斂中。更新

昨日の後場のような激震は走ることなく、かといって上げる訳でもなく、今晩の雇用統計を控えて、むしろ外国市場の下落を想定したように、ジリ下げの後場でした。

昨日のようなことが毎日発生しては、これは皆さん買い上がりには慎重にならざるを得ません。多分、市場参加者の脳裏に焼き付いた昨日のあの苦海浄土の光景は、後数週間経たないと人々の記憶からは消え去らないでしょう。

後場は4997日本農薬で少し遊んだだけ。持ち越しはなし。

-------3日朝のコメント-------

欧州株もNY株も大幅下落です。原油を始め商品も売られております。

原因はもちろん6月の雇用統計です。市場予想より10万人も少ない46.7万人減でした。市場は、これで昨秋のパニック状態のミニ版のような気配となり、ドルと円と債券へと資金は回避しております。

米の5月の製造業の受注は、耐久財の受注が1.8%増となったのが牽引して、前月比+0.9%の予想に対して+1.2%と悪くはありませんでしたが、最重要指標の雇用統計の悪化を前にして、無視された格好です。

そんな中、北朝鮮がまたミサイルを発射して相場に彩りを添えております。ざまー見ろ、ドカーンてな訳ですね。

ところで、ECBの現在の1%の政策金利が最低だとは決めていないというトリシェ中銀総裁の発言やら、スウェーデンが市場予想外の利下げ(0.5%→0.25%へ)を行ったり、どうもまだ景気が悪化中のような事態が出現しております。

こうなると、NYダウに対しての日経平均の戻り方があまりに目立ってきますね。

ダウの昨年8月の高値から、今年3月の安値への下落に対する38.2%戻しは9130ドルになりますが、今年の1月に9088ドルまで行ったものの、そこからはどうしても浮上できません。

一方、日経平均の方は、同様な期間でのフィボナッチ比率での50%戻しである10244円をほぼ回復しております。

これで市場に芽生えていたGreen Shootなるものが壊死してしまうのかどうか、些か気になるところです。追い打ちをかけるように、これまでは市場が無視しオバマ大領料も突き放してきた、カリフォルニア州の破綻が現実となり大混乱になれば、更に市場に追い打ちをかけるかも知れません。

先月の雇用統計で、アメリカの国勢調査用の短期の雇用を随分と増やして底上げし過ぎた、その反動が今回はチョイと大き過ぎたですね。集計ミスではないかと市場が疑ったほどでしたが、それはそれで、当局の「間違いありません」という言葉を素直に信じるのが市場の習性です。

となると、今回の落ち込みも素直に信じるのが当たり前となります。市場は徹底的に公式発表値を、それが企業であれ、政府であれ、信じて行動をとるように出来ております。仮に政府発表の数字が少し怪しいと感じても、政府を管理する政府がいない以上、政府が定める統計処理ルールなりその結果を最終的なものと判断しなければ、日々の相場など張っておられません。

この点が、裏データがどうの粉飾ルールがどうのこうのと言っている、民間人(筆者も含めた)のネガティブステートメントに即影響されることなく、単なるアウトサイダーとして、市場が最終的には退けることの背景にある基本的な考え方だと思います。

と言う訳で、「事実は事実として相場は重く受け止めた」という、我が国の麻生総理にも垢を煎じて飲ませたくなる、今日のNY市場でした。
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