株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(7.8.09)

2009-07-07 16:21:12 | 明日のモニタリング銘柄
ここまで落ちてくれば、中途半端な反発狙いではなく、徹底的にOSCを落としている銘柄が、更に押し込まれてからの反発狙いに的を絞ってみます。

加えて、今日の下落相場でもOSCをコンバージョンさせ、反転気配を見せている銘柄をスクリーニングしました。

このところ上げている新興銘柄は、今日は一服したとはいえ、テクニカルには逆に膨満感が強くなっておりますので、明日は基本的には遠慮したいと思います。( )内は今日の安値。

【押し目からの反転期待銘柄】

1.6366千代田化工建設(700円)OSC34%(-11%)
2.5713住友金属鉱山(1282円)OSC39%(-5%)
3.8924リサ・パートナーズ(78600円)OSC36%(-5%)
4.9104商船三井(550円)OSC28%(-5%)
5.6753シャープ(910円)OSC35%(-7%)
6.1942関電工(684円)OSC33%(-6%)
7.7014名村造船所(523円)OSC39%(-9%)

【コンバージェンス期待銘柄】

1.7011三菱重工業(370円)OSC40%(+1%)
2.8031三井物産(1052円)OSC41%(+2%)
3.1605国際石油帝石(698K円)OSC49%(+2%)

以上です。まだ、大工さんが入って仕事中ですので、先に検討しました。

ご覧のように、押されている銘柄はそれぞれに理由がある銘柄です。臑に傷を持つ手負いの獅子のような銘柄ばかり。迂闊にホイホイと近づくと、飢えた猛獣の如く喰い殺されることもありますので、そこは、熟達した猛獣使いが現れてから接近した方が良いかも知れません。

今日のアメリカ市場では重要な経済指標の発表はありません。
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見かけ以上に悪い雰囲気

2009-07-07 11:15:51 | 株に出会う
今日も前場に、為替に連動してタチの悪い先物主導の下げが見られました。

今日は、床工事が入っており、無線LANのノートPC2台だけを別の部屋へと移動してのトレード環境だったため、持ち越し株の売り時だけを考えておりました。

やはり、普段使い慣れていない受発注の画面ですので、持ち越しの9697カプコンは最初の大きな津波の直前に逃げようとしましたが、間に合わず。結局1709円と1710円で損切り撤退。

後は、トレードする気にもならず、6674GSユアサの値動きなど見ておりました。ユアサは800円が割れるまでの売り攻勢は凄いものがありましたね。

50%押し目が795円でしたが、そこも程なく突破されております。こうなると子会社の不祥事で182円まで落とされた値段から1228円までの上昇に対する38.2%押しの828円も突破されておりますので、その下の50%押しの705円までもが見えておりますが、今日は、その狭間でのまさに乱打線模様。

買いに入っても売りに入っても、風次第、運次第というところです。皆さんが行く方向へとついていってもその後共食いになるし、下がれば下がるだけ調子に乗って売りが出てくるし、まあ、手を出さない方が無難ですね。もう少しハッキリとしたサイン待ちです。

日経平均もTOPIXも落ち方はあまり大きくありませんが、このユアサに見られるように、大きな痛手を被っている投資家も多いのではないかと思います。

ここは一旦、9500円の抵抗線が果たして破られるのかどうなのかの見極めまでは、あまり勝負に出るような地合ではなさそうですね。

昨日大きく上げている新興市場も、今日は一服状態です。

主力市場は、こういう日ですから、内需関連銘柄に買いが入っているようですが、更に上にいくパンチは少々不足気味です。昨日、引け際のマイ転に騙されて2914JTなど、きっちりと反発しております。昨日の引け際で手放した筆者の修行不足でした。

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市場概況(7.6.09)

2009-07-07 06:08:58 | 市場概況
後場は、一時9700円を先物が回復するも、その直後の「脳天逆落とし技」で、引けにかけて結構波乱があった7月6日(月)の市場概況です。赤字部は7日朝の更新

◆日経先物:9700円(-140円)、OSC49%(-1%)6月24日の39%からまだ切り返し中。指数値倍率:102(+1)
◆日経平均:9681円(-135円)、OCC46%(-4%)6月23日の38%からはまだ切り返し線上。
◆日経平均指数値倍率:103(+1)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:912.42(-8.2) OSC46%(-4%)6月23日の37%からはまだ切り返し線上。
◆マザーズ指数:464.47(+17.56)、OSC65%(+8%)7月1日の49%から切り返しに転じる。
◆ヘラクレス指数:646.21(+0.33)OSC63%(-2%)6月24日の52%から切り返し中。
◆ドル・円:95.36円。(63銭円高)OSC51%(+3%)6月23日の38%からまだ円安への軌道上。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.55875%(前日比-0.01875%)7月3日現在。債券買いのトレンド続く。3月来の高値(金利低下)更新中
◆米10年債利回り:3.5%(-0.042%)-7月2日現在
◆日経先物イーブニングセッション:9600円(大証終値比-100円)
◆シカゴ日経先物:9710円(円建て、大証終値比+10円)更新
◆NYダウ:8325ドル(+44ドル)OSC50%(+7%)6月24日の32%からは反発中。7月2日から一旦切り返したか?更新

後場は、冒頭に書いたとおり、先物が9710円まで上昇し、いい感じになっていたところに突然の売りです。それで脱兎の如く逃げ惑う群衆の靴に踏まれて、ポジションを持っていた2914日本たばこは頓死。プラス終了なら、そのままホールドとしておりましたが、最悪の280K近辺で損切りしてしまいました。

これは、明日はあまり場が見られないという筆者の事情もありますのでやむを得ません。

1つだけ、9697カプコンを持ち越し。こうした内需株は円高にはあまり影響されませんので。

今日は、マザーズ指数が異常なまでに上昇しておりますね。7月1日のOSC49%というのが、5月20日以来の40%台でしたので、ここで一旦底を打ったようです。

新興市場もこのところ復活しておりますので、もう少しきめ細かく見ていきたいと思います。

-------7日朝のコメント-------

昨日のNY市場は原油の4%安がハイライトでした。
アメリカの雇用統計からくる個人消費への懸念で、景気の先行き不安台頭。ここにきて原油の70超まで行った価格への懸念へと繋がったようです。

これでインフレ懸念も遠ざかったということで金も冴えません。

ISMの非製造業指数は予想46を1ポイントだけ上回り、これでダウは押し目買いも入りじり高となりました。

ところで、メルシュというルクセンブルグ中銀の総裁が、「低インフレは一時的な要因を受けてのものだ。デフレに対するリスクは拡大していない。2010年のインフレ率、非常に強いものになりそうだ。」と言っております。

目立たない中銀の総裁だけに、思い切ったことを言えるようですね。しかし、これでECBによる利下げ打ち止め期待が高まり、ユーロ・ドルは1.398ドルまで持ち直しております。

なお、G8では景気回復の議論が先行しており、出口戦略よりも回復戦略の方が優先されるだろうとのこと。

先日までの「出口戦略論」は時期尚早とのコメントが各国政府からもありましたが、まだ病が癒えていない入院患者に、退院後の生活指導が大切と言ったようなものであり、本人(世界の景気観測者や投資家)には勇気づける発言だったものの、まだ足腰がふらついている状態では、何がぶり返すかも知れず、副作用として、病院の外にはがまの油売りまで出現。(油の高騰)。これはチョイと囃しすぎたと、各国専門ドクターが発言を撤回したようです。

今日の東京市場は、多少円高が進んではおりますが、昨日の引けまでの流れを受け継いでの始まりとなりそうですね。原油安からの資源関連銘柄の動きと、ナスダックが下げておりますので、ハイテク関連には注意。
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