株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(7.22.09)

2009-07-21 20:11:50 | 明日のモニタリング銘柄
今日は、資源関連や輸出関連を中心に上げ、情報通信も含め内需銘柄は低迷した1日でした。

明日は為替のドル・円がどうなるかで、相場の方向性はかなり今日とは変わってくると思います。そのドル・円ですが、OSCを-2%の63%に落として昨日は終了しており、このところの傾向からすると、円高への揺り戻しがありそうな雰囲気です。

シカゴのIMMの通貨先物ポジションも依然として、円のロングがショートの倍近くあります。この整理が進まないと円安への転換はまだ見込めない状況です。

さて、明日7月22日(水)のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。

あくまで逆張り中心に、今日押された銘柄を中心にスクリーニングします。

【買い候補】

1.9602東宝(1567円)
2.5802住友電気工業(1053円)
3.7014名村造船所(510円)
4.4901富士フイルム(2815円)
5.6753シャープ(892円)
6.6330東洋エンジニアリング(292円)

【押し目からの反転期待銘柄】

1.8028ファミリーマート(2860円)
2.4555沢井製薬(5000円)

以上です。
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地見師的な嫌な上げ方

2009-07-21 11:27:27 | 株に出会う
連休中に海外市場が上げていたので、やむを得ず日本市場も上げで始まりましたが、今日は場が始まってからは一貫して、為替のドル・円が円高方向へと動いております。

10時にかけてはいつもは一旦円安へと動くのですが、どうも調子がおかしいようです。3連休前に色々な決済用のドル買いは終わってしまったのでしょう。

20日が海の日というのも、17日に前倒しでそのような動きをさせたものと思います。

と言う訳で、場が始まってから10時20分頃までは30円の値幅で規則正しく先物は動いておりました。

しかし、これでは商売が上がったりと見た筋が、円高傾向を先取りして下げにかかりました。

いわゆる篩い落としにかかったようです。筆者は、その筋とは「地見師」(チミシ)に繋がる系統の方々とお見受けします。

実は筆者は今朝の散歩で1円玉を1個拾いました。

数ヶ月も歩いておりますが初めてです。何故なら、朝の散歩とはいえ、筆者の場合は既に日が昇って蝉が鳴く頃に出かけるので、もし、昨夜のうちに誰かがお金を落としていたとしても、それは誰かに拾われてしまった後の祭りだからです。

その誰かというのは、言うまでもなく、お金を拾うことを「職業」としている方々、いわゆる「地見師」です。文字通り、地べたを見てお金を拾って生計を立てている方々のことです。

残念なことに、筆者はその道のプロたる「地見師」をこの目で見たことがありません。何故なら、彼らは決して地面ばかりを見て歩いている訳ではないのです。そんなことを早朝にすれば、早起き婆さんに疑われますので、いわゆる早朝バードウォッチャーのような風情で歩いている(であろう)からです。

しかし、道端に落ちている金属片やがま口のような形状への「探知能力」を異常に発達させているため、間違いなくそれらしき物体を見分けることが出来るのがプロの地見師という訳ですね。

そんな彼らも、今日の10時過ぎまでのような値動きでは、誰も動いてくれません。動かないとポケットから財布が落ちることも叶いません。そこで、少し虚をついて仕掛けたという訳でしょうね。

持ち越しの2つは適当なところで売りました。地見師直系の地味系代表株の1942関電工は、9時1分に一度だけ640円まで来ました。すぐに売り指し値をしたのですが、間一髪、他のベテラン地見師に持って行かれました。

この一瞬の居合い抜きのような早技が、根っからの地見師が本領発揮する場面でした。今朝はたったの1円しか拾わなかった筆者は、少々地見師修行が足りなかったようです。

後場は、地面ばかり見ていると首が疲れるので、空を見上げてバードウォッチングの方にでもいそしもうかと思っております。それにしては、今日は天気が悪いねぇ。。。カラスしかいないよ。
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海外市場概況(7.20.09)

2009-07-21 06:13:29 | 市場概況
7月20日(月)の海外市場概況です。

◆ドル・円:94.24円(17日と同値)OSC63%(-2%)7月9日の42%から円安へと切り返す動き。96円20銭の回復がないとボックス圏の動きか?
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.505%(前日比+0.00125%)7月20日現在。わずかに上昇。
◆米10年債利回り:3.614%(-0.037%)-7月20日終値。
◆シカゴ日経先物:9595円(円建て、大証終値比+215円)
◆NYダウ:8848ドル(+104円)OSC77%(+3%)2007年5月9日の79%に次ぐ高さ。(これまでの最高値は82%)

昼間のアジア市場、その後の欧州市場に加えて、NY市場も堅調に終了しております。大手ノンバンクのCITに債券保有者から30億ドルの融資が受けられそうとの報道が押し上げられたとの観測ですが、むしろ、景気後退懸念で調整していたところに、ほぼ期待以上の企業決算が相次いだことが、再度のリスク資産投資へと向かわせたようです。

資源国通貨のオーストラリアドルはカナダドルは、対ドル、対円に対して大きく上昇しております。原油は一時の調整含みから64ドル手前まで戻しております。

長期国債の金利も低下しており、アメリカは株高と合わせて望ましい状態ですが、唯一、ドルが弱くなっております。これは景気の本格回復は雇用情勢などからまだ先であるとの認識が未だ主流であることを示しております。

ロックハートというアトランタ連銀総裁が正直に語っております。

・最近の経済データはまちまちだ。
・バランスシートを縮小させたり、インフレを押さえ込む特効薬などない。
・第2四半期の米経済、わずかに落ち込んだ可能性。
・中期的に強い経済を回復するなどと見ていない。
・特に商業用不動産に引き続きリスクがあり、これが銀行に悪影響も。

なお、金曜日は民主党の政権奪取を先取りした動きが見られておりますので、今後とも注意。

・子育て支援関連から、ピジョン、コンビ、西松屋、ベネッセ、学研など上昇。
・公共工事大幅減少懸念から、道路工事、セメント銘柄など嫌気される。
・政策懸念から消費者金融銘柄も売られる。

しかし、皆さん実に気が早い。もうついて行けません。
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