株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(10.29.09)

2009-10-28 19:58:19 | 明日のモニタリング銘柄
■今日の3分間ドラッカー:

 『顧客以外のステイクホルダーに対しては政治的に対応しなければならない。』
                    (乱気流時代の経営)

ステイクホルダーとは、会社にとっての利害関係者全員です。株主、従業員、取引先、地域住民、業界団体などです。もちろん顧客も、利害をともにする意味ではステークホルダーに入りますが、顧客以外のステークホルダーには政治的に対応しなければならないとドラッカーは言っております。

よく考えると、顧客以外のステークホルダーはそれぞれ利害を異にしております。例えば、株主利益を最大化しようとすれば、従業員や取引先の利害に反することにもなります。

ところが、会社としては、時に顧客の利害に反したり、時に反しなかったりすることは許されません。常に顧客を満足させなければ事業の永続性は失われます。そのためにも、顧客以外のステークホルダーの利害調整を、(顧客の満足を最適化するためにも)政治的に行う必要があると、ドラッカーは言っているように思えます。

さて、明日10月29日(木)のモニタリング銘柄です。

1.6871日本マイクロニクス(1480円あたりまで落ちれば)
2.5016新日鉱ホールディングス(下方修正はもう織り込み済みか?)
3.8086ニプロ(また1905円まで売られ)
4.7915日本写真印刷(29日、中間決算注意)
5.1963日揮(千代田の余波の受けすぎ)
6.6967新光電気工業(半導体受難の日から立ち直るか?)
7.4091大陽日酸(そろそろ、仕込みどころか?)

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死に体相場か

2009-10-28 11:22:20 | 株に出会う
いやはや、久しぶりに傍若無人な値動きの新興銘柄を持ち越したお陰で、6417SANKYOなどの切り返しにも臆して乗れず、今日は苦杯の前場でした。

やはり新興市場の出来高が少ない株は、普通のテクニカルな指標など無視して、どんどんと売ったり買ったりする性癖があるようですね。前日安値を数次に亘る成り売りの嵐で割り込んだので、少し戻しかけた213900円で損切り。

新興で見落としたのが、2492インフォマートです。昨日OSCが39%まで押されて5日連続下落しておりました。そろそろ反転の時期でしたが、前日高値を抜く段階で指し負け。

監視銘柄の中では買う気にさせるものはほとんどありません。

日経平均はまだ25日線の10118円はキープしておりますが、これが破られると1万円割れは間近でしょう。OSCもまだ53%もあります。30%そこそこまで押される必要があります。

とにかく手がかり難。

しかたなく新規上場の4576デ・ウエスタン・セラピテクスなどというバイオ株が弄ばれております。ボックス圏の動きなので、後場は退屈がてら、こうした株でも手を染めるかどうか?

しかし、どうもこの株の名前がお調子にのっており、今ひとつ意欲がわきません。

何故、ザではなくデなのか?ウェスタンではなくウエスタンなのか?そして、何故セラピーではなくセラピテクスなのか、いや、それ以前に、セラピテクスなどという英語があるのか?(セラピューティクス=Therapeuticsという英語はあるようです。)等々、疑問は尽きません。

どうも、前任のブッシュ大統領のようなイメージの株ですので、やはり気乗りしないか。。。きっと、テキサスなまりの英語はこんなもんなのでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(10.27.09)

2009-10-28 06:25:45 | 市場概況
10月27日(火)の市場概況です。赤字部は28日朝の更新

◆日経先物:10250円(-110円)OSC59%(-5%)10月21日の67%から下落途上。昨日の二枚腰が折れる。 
◆日経平均:10213円(-150円)OC58%(-7%)10月20日の69%から下落中。
日経平均指数値倍率:98(+1)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:895.48(-15)OSC56%(-7%)10月22日の63%から下落中。昨日の二枚腰は折れる。
◆マザーズ指数:447.04(-3.14)OSC57%(-5%)10月26日の62%から下落に転じたか?
◆ヘラクレス指数:585.01(-4.69)OSC62%(-4%)10月23日の66%から下落に転じたか?
◆ドル・円:91.84円(34銭の円高)OSC60%(-2%)10月23日の63%から円高へと進行中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28063%(前日比+-0%)10月27日現在。
◆米10年債利回り:3.45%(-0.112)-10月27日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10230円(大証終値比-20円)
◆シカゴ日経先物:10150円(円建て、大証終値比-100円)更新
◆NYダウ:9882ドル(+14ドル)OSC44%(同値)10月19日の71%から下落中。更新

後場は先物が10200円で踏ん張り、そこからはじりじりとMACDはシグナル線の上に位置して、大きな下落はなく20円程度の値幅での揉み合いでした。

個別株は、じれじれした筋がやむなく手放す向きもありましたので、引けにかけては安値へ落とされる銘柄が多かったようです。

本日好調の銘柄は、引けにかけて値をも上げておりました。但し、前場に上げすぎたヤフーなどは一度押されてから、再度の地力発揮でした。

持ち越しは、今日予定どおりにプラス終了した9438エム・ティ・アイの218100円のみ。

-------28日朝の市場コメント-------

欧州株は前日比ゼロ値近辺で終了。ダウは、ケースシラー住宅価格指数が改善し、過去2日の大きな下落からのリバウンドがあるも、10月の消費者信頼感指数が47.7と予想の53.5を下回り、かつ、リッチモンド連銀の製造業指数まで予想以下となり、力なく25日移動平均線で停滞中。ナスダックは26ポイント下げております。

投資家は、アメリカの景気回復力が弱いのではないかとの確信を強めつつあり、これが債権への資金回帰となっており、10年債の利回りは3.5%を再度割り込みました。(価格は高い)

ダウのこれからの上昇を支える経済指標に事欠きつつあります。やはり、小売り、雇用のどちらかが市場期待を上回る結果を出さねばなりませんが、これに今日の消費者信頼感指数は冷や水を浴びせたことになります。

消費者信頼感指数は、しかし、5月に54.8ポイントとなり、その後は一進一退しておりますので、これでアメリカの消費が2月の25.3ポイント近くまで落ちる訳ではありません。踊り場に来ている状態ですね。

なお、例の家の購入についてのタックスクレジットを11月以降どうするかですが、今議会で検討されているのが、5年以上住んでいる人が買い換える時に、収入制限もこれまでより大幅に上げて継続するという案です。これが実現すれば、少しはインパクトがありそうです。(ステップアップバイヤーの年収制限は単身者で12万5千ドル、カップルで25万ドル。これまでの新規購入者向けは7万5千ドルと15万ドルでした。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする