株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(10.14.09)

2009-10-13 21:13:55 | 明日のモニタリング銘柄
■今日の3分間ドラッカー

 『アイクもかわいそうに これからは命令どおりにはいかないだろう』

                     (経営者の条件)

この言葉の背景は、素手で立ち向かっても何も浮かんできません。そこでチョイと調べてみました。

このアイクというのはアイゼンハワー大統領の愛称で、この発言は前任者のトルーマンから出た言葉のようです。このマキシム(金言)は、昨日までの意志決定についてのテーマと関連しており、どうやら現場主義を是としてきたアイゼンハワー大統領が、大統領就任によってその現場主義が貫けなくなり、意志決定どおりには物事が進まなくなることを危惧しての言葉だったようです。

制振鋼鈑という鋼材があります。2つの薄い鋼材の間に衝撃吸収材を挟み込んだ高度な技術を要する鋼鈑です。最初は自動車用途を狙って開発されました。しかし、接着技術などが使用要件を満たせず。ところが、これに目を付けたのが洗濯機用途でした。この鋼材を使えば、音が劇的に静かになるため、夜でも洗濯ができるとの噂でヒット商品に。

こういう物語を聞くにつれ、大統領執務室に籠もっていては有効な意志決定はできないとう喩え。

さて、明日のモニタリング銘柄です。

1.1721コムシス・ホールディングス
2.8410セブン銀行
3.6412平和
4.8113ユニチャーム
5.4023クレハ
6.4503アステラス製薬

以上です。
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謙遜きわまる上昇

2009-10-13 11:20:19 | 株に出会う
もっと、隣の野犬上がりの犬のように、ガツガツと売り板を食えないもんでしょうかねぇ。

よく考えると、いわゆるがっつくためには、日頃から飢えていないと駄目です。隣の犬がそうです。このところ、散歩に連れ出すように隣人から依頼され、10日ばかり連れ出しました。それまでに相当に飢えていたらしく、お腹がガリガリでした。

毎日、引かれるままに1時間以上近所の河原を中心に彷徨し、引かれるままにスーパーの入り口までたどり着き、そこでやむなく、中国製の安い焼き鳥を買って与えておりました。2串程度の量ですが、まさに早食い競争ここに極まれりと言ったところです。

ほんの1.5秒ぐらいでしょうか。その焼き鳥を飲み込む時間が。これには近くで見物していた見知らぬ人も唖然としておりました。

まるで筆者が丸10日間も何も餌を与えない不届きな飼い主であるかのように、ポカーンとしておりました。

それに引き替え、今日の前場のこの相場の停滞は一体何でしょう。やはり日本人に足りないのは、何と言っても、あのアニマルスピリットです。野生の雄叫びのようなものですね。

何でこんなにひ弱な国に日本はなってしまったのでしょうか?草食系だとか言って、意気地のない男子を作り上げてしまったのは、隣の犬を見ている限り、やはり飽食でしょう。

アニマルスピリットがあれば世の中何とかなります。自分の人生だって、結局はアニマルスピリットがあるかどうかで、かなり人生の道筋は変わってくると思います。

とか何とか偉そうなことを言える身分ではありませんでした。筆者は別にアニマルスピリットのお陰で今まで、惰眠を貪り徒食を重ねて生き延びてきたわけではありませんでした。

まあ、なるようになるとの諦念を重ねつつ、気がついたらここまで来ていたとでも言っていいと思います。それでも、時代がまだ今よりか良かったのでしょう。ホームレスに落ち込むことなく何とかここまで生き延びてきております。

今日のブログは、何だか、退屈人生回顧談のような形になりかけておりますので、もうこうした感慨を呈するのは止めにします。

持ち越しの4080田中化学研究所は3130円で早々に撤退。8697大証はうんともすんとも言わず406K円で撤退。前場の終わりに再度指していた田中が3120円で約定し、その玉だけホールド中。

各市場ともに、OSCは謙遜しながらも着実に上げております。しかし、いかんせん、アニマルスピリットが注入されておりません。

ここは1つ、隣の野犬上がりの犬でも東証へと後場に連れ出し、惰眠を貪る機関投資家を追いかけさせ、何とか目覚めさせる以外には手がないのではないかと思案しております。(目覚めよと、呼ぶ声が聞こえ。J.S.Bach、BWV140)

注:筆者の顔写真をアニマルスピリッツ溢れる隣犬に換えました。少々、スピリットが不足気味ですが、手持ちの写真はこれしかないのでご勘弁を。犬は見かけによらぬもの。。。
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海外市場概況(10.12.09)

2009-10-13 06:20:19 | 市場概況
10月12日(月)の海外市場概況です。

◆ドル・円:89.86円(8銭円安)OSC55%(+-0%)直近高値の54%を抜く。90円超えならず。もみ合い状態。
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28438%(前日比+-0%)10月9日現在。金利下げ止まりか?
◆米10年債利回り:3.388%(+0.137%)-10月9日終値。12日は休場。
◆シカゴ日経先物:10085円(円建て、大証終値比+75円)
◆NYダウ:9886ドル(+21ドル)OSC63%(+8%)9月16日の73%以来の高さ。

月曜日のNY株式市場は小動きに終始。ほぼ前日ラインで終了しております。ダウは年初来高値を更新。
為替も、失業率の改善がない限り利上げはないとのセントルイス連銀総裁のコメントを受け、ドル安の流れは変わらないものの、対ユーロでは1.48ドルレベルで頭を押さえられており、ドル安も一時休止といったところ。14日発表の9月の小売売上高とFOMCの議事録公開内容が注目されます。

原油は+1.5ドルで73ドル台へ。あのジム・ロジャーズは、供給逼迫から200ドルへといずれ上昇するだろうとのご託宣。今のひ弱な経済で、歩けるようになったからと言って、いきなり富士山へと登頂させられるような値段です。高山病から再度寝込むことになるかも知れません。

日経先物は、先週末より75円ばかり上げておりますので、まずは少し高いところから日本市場が平穏に始まるかと思います。

ドル・円が90円を奪還して終了できておりませんので、日中にこのラインを超えていくのかどうかに注目。
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