株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(10.22.09)

2009-10-21 21:24:38 | 明日のモニタリング銘柄
■今日の3分間ドラッカー:

『政府は制定者、促進者、保険者、支給者ではなくなった。自ら実行者、運営者となった。』(ポスト資本主義社会)

ここで言う制度とは、国民健康保険制度のこと。国家主導で健康保険制度を改革し、運営するよう求めた時の言葉のようです。社会保険制度は国家によって最初から運営されていた訳ではなく、資本主義社会勃興期において、労働者階級の欲求不満を募らせないための保険制度でした。

さて、明日のモニタリング銘柄です。

1.5016新日鉱ホールディングス
2.2602日清オイリオ
3.9936王将フードサービス
4.6310井関農機
5.8028ファミリーマート
6.6508明電舎

以上です。

ピタッと上げに嵌るような銘柄は極めて少なくなっております。かといって、押され過ぎの銘柄もありません。あまり無理しないようにする日かと思います。
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今度こそピークを付けたかも知れません

2009-10-21 11:15:47 | 株に出会う
各市場とも、10月5日あたりからのラリーはひとまず沈静化しようとしております。

先日、NY連銀とフィラデルフィア連銀の景気指数が、叶姉妹の妹と、こまどり姉妹の姉の組み合わせのようなアンバランスな様相を呈したことが、ある種の号砲だったのかも知れません。

昨晩のアメリカの新築住宅も、ラスベガスであれだけ飛ぶように売れていても、それは、あの70年代のオイルショックの時のように、トイレットペーパーが飛ぶように売れた現象と同じかも知れません。

ダウの先物もマイナスで推移していることだし、後はドル・円頼みですが、90.6円を切るかどうかに注目。

今週金曜日のアメリカの中古住宅販売ですが、市場予想がこれまた540万戸とハードルを高く設定しております。先月は予想を裏切ったのですが、それでも510万戸(年率換算)です。昨年の最高値が9月の510万戸で同値です。もし540万戸なら2007年8月以来の高い数字となります。

この高いハードルが達成できれば、日本市場も影響されて再度切り返すでしょうが、今の流れでは自然調整の可能性が高いと思います。

持ち越しの2銘柄は、地合があまりよくないので売却。参天製薬は少し早売りしてしまいました。この鈍い株が動きだすと加速するのに時間が相当にかかることを分かっていながら、今日の地合は良くないとの先入観が勝ってしまいましたね。駄目ですねこれでは。
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市場概況(10.20.09)

2009-10-21 06:12:33 | 市場概況
10月20日(火)の市場概況です。 赤字部は21日朝の更新

◆日経先物:10330円(+80円)OSC67%(+2%)10月6日の30%から切り返し中。 
◆日経平均:10337円(+100円)OC69%(+1%)10月5日の28%から切り返し中。
日経平均指数値倍率:97(-1)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:913.45(+7.65)OSC62%(+2%)10月5日の27%から切り返し中。
◆マザーズ指数:440.91(-1.55)OSC49%(-3%)10月15日の60%から下落に転じる
◆ヘラクレス指数:588.35(+2.05)OSC56%(-2%)10月15日の62%から下落に転じたか?
◆ドル・円:90.72円(15銭の円安)OSC55%(-2%)15日の60%から下落中。(円高へ)更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28338%(前日比-0.00068%)10月19日現在。わずかながらもまだ下げる。
◆米10年債利回り:3.391%(-0.024)-10月19日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10280円(大証終値比-50円)
◆シカゴ日経先物:10315円(円建て、大証終値比-15円)更新
◆NYダウ:10041ドル(-51ドル)OSC66%(-5%)19日の71%をピークに下降に転じたか?更新

後場も難しい相場展開でした。ボラティリティが小さいのは歓迎なのですが、大相撲で、小兵同士がドタバタ相撲を演じているような、あるいは、先だっての北京オリンピックで、負けまいとして逃げ回っていた、あの「柔らちゃん」の動きのような、そんな値動きでした。

多分、市場参加者が少ないのでしょう。有無を言わさぬ成り買いの資金でも入っているなら、小兵のこうしたドタバタ売買を蹴散らしているに違いありません。

高値圏ですので、少々危険なのですが、市況にあまり左右されない押されすぎている内需株を仕込みました。4536参天製薬と7947エフピコです。

特に、参天製薬は値動きが膠着していた点では、市場で5指に入るのではないでしょうか?この株はその日噴いてからでは遅いので、こうしてもみ合っている時に仕込む以外にはありません。一旦、上に解き放たれると、糸が切れたたこのように舞い上がる可能性を秘めております。そう言えば、「天に参る」という有り難い社名でした。

まあ、日頃からこの会社のドライアイ用目薬のヒアレインのお世話になっていることだし、多少は恩返しのつもりで???

-------21日朝の市場コメント-------

欧州株もNY株もチョイと一休みの反落。このところ、相場は落ち着いてきましたね。昨秋から今春までは朝の海外市場の結果を見るのがドキドキのような状態でした。先物が1000円も動いてサーキットブレーカーが作動するのは、もう筆者が生きているうちは止めにしてほしいものです。

ダウは1万ドルを割れるたびに、ドル買いの動きとなっております。日本が円高に振れる度に株安になるように。NY株に投資している海外投資家から見れば、理にかなった動きですね。市場はリスクマネーのドルへの回帰と言っておりますが。

ダウではキャタピラーが依然として相場を引っ張っております。今日も3.9%高で値上がりトップ。同様に原油は80ドルを攻略しその後は反落。原油はゆっくりと100ドルは目指す動きですが、問題は、この動きに世界経済がついていけるのかどうか?

キャタピラーの強気の動きは中国などの新興国市場での好調さが背景にありますが、その中国は7-9月期のGDPは対前年比で前期の7.9%以上に伸びる可能性ありと、人民銀行の副総裁が語っております。

住宅着工件数の落ち込みは集合住宅が10.5万件の予想に対して8.9万件と下回ったのが原因。中古物件の話ですが一戸建ては、差し押さえ物件の売りに、ラスベガスなど買いが殺到しているとのこと。あのまだケースシラー住宅価格指数で下落を続けているはずのラスベガスでは、住宅在庫が何と3.5ヶ月分しかないそうです。平均価格は14万ドル。たったの1260万円です。全米平均は17万7700ドルで8.5ヶ月分の在庫。
どうやら、差し押さえ物件を安く買って、2万ドル程度高く売るための投資用に、皆さんハゲタカのように群がっているようですね。

ある種の混乱期に乗じて、こうした資金がうごめくのは、いつの時代でもあるのでしょうが、基本的には、買い手の最終消費者の職が減り収入が減って、借金を減らし生活防衛に走っているため、物価水準が低位にとどまっている現状からすると、一時的なラリーにとどまる可能性が高いと思います。

あの江戸時代の大饑饉の時でも、賭博上は大賑わいしていたのと同じことですね。

なお、ドル・円は一時91円台を回復。終値も90.72円で踏ん張っておりますので、次の目標は91円80銭レベルとなります。一旦、円高局面は終息した可能性があります。シカゴ先物ポジションも円のロングポジションを解消する動きが10月13日の週から現れております。

最後に、サンディスクの3Q決算は1株利益が0.99ドルと好調(予想は0.258ドル)半導体関連銘柄の今日の値動きに注目。
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