株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(10.30.09)

2009-10-29 20:50:03 | 明日のモニタリング銘柄
■今日の3分間ドラッカー:

 『マーケティングとはサービスの受け手の側にたつことである。』
             (非営利組織の運営)

NPOのサービスの提供についてのドラッカーの言葉ですが、サービスの受け手の側に立つことはNPOだけに限ったことではありません。先日ご紹介したグリーの経営ですが、革新的なサービスは市場調査や競合分析からは得られないと、はっきりとグリーの社長は認識しております。そのような手法で可能なら、誰もが可能ということになります。

自分ならこういうサービスを望む。他の人も同様だろう、と言う強い信念を沸き立たせる内面的な熱情とでも言うべきものが、結局は革新的と呼ばれるサービスを生み出しているのでしょう。はぐれ者が作った日産GTR然り。

さて、今のところは昨日までと違って日経先物のイーブニング・セッションが+20円で終わり、円安方向へと為替も振れております。少しはリバウンドなるのか、明日、10月30日(金)のモニタリング銘柄です。

1.6146ディスコ(OSCコンバージェンス&VR改27%、上方修正)
2.4403日油(413円以下での仕込み)
3.4997日本農薬(ここまで来るとさすがに反発もありか?)
4.5541大平洋金属(非鉄金属市況次第)
5.8732マネーパートナーズ(底打ち気配濃厚)
6.6326クボタ(このところの登り株の意地を見せるか?)

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

受難の日々が続く

2009-10-29 11:18:00 | 株に出会う
受難などと、大げさなタイトルを思わず書いてしまいましたが、筆者は何もさすらいの巡礼者に変身したわけではありません。

今の相場の先行きを考えて、思わず受難といった言葉が口をついて出たのです。ここまで押さえられるとチョイとしたきっかけさえあれば、反発したがっている株はあるのですが、それも、仏の顔も三度ではなく、たったの1度だけでした。

今日のトレードはまさにちぐはぐを絵に描いたような有様です。

昨日持ち越した9438エム・ティ・アイはリベンジするつもりが返り討ちにあいました。OSCの31%は前代未聞でしたが、まだその下がありました。今は29%です。RSIも22%です。

新興市場は売りから入れない銘柄が多いので、こうした予期せぬ下落が続くことになりますね。-8Kの210K円で2日続けて損切り。

もう1つの持ち越しの6961エンプラスは、今日の1400円を一時切るなど押されましたが、昨日のテクニカルな切り返し体勢は伊達ではありませんでした。ところが、MTIと地合の弱さ加減を目の当たりにしていると、弱気虫がムラムラとわき出る始末。こちらも-30円の1420円で損切り。

そうこうしているうちに、モニタリング銘柄の4091大陽日酸の寄りつきからの押し目に乗れず、その後前引けにかけての押し目で976円で拾ったは良いのですが、その後は我慢すれども一向に戻さず。

それもそのはず、円高がますます進行しております。後場はこの円高が収まらない限り売り優勢で推移するはずです。前場に少し円安に戻しかけた時は先物主導で上げておりました。

もう1つの買いは、6871日本マイクロニクスです。こちらもOSCは28%で瀕死状態。前場に落ちてくるところを1469円で拾わされております。

と言うわけで、相場は円高、海外安のダブルパンチで受難の時が流れるばかり。

やはり、素直にチャートに従い買いを入れるべきでしたね。

後場は為替の動きなどに注意しながら持ち越すかどうかを決めたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(10.28.09)

2009-10-29 06:13:53 | 市場概況
10月28日(水)の市場概況です。赤字部は29日朝の更新

◆日経先物:10080円(-170円)OSC53%(-6%)10月21日の67%から下落中。 
◆日経平均:10075円(-137円)OC50%(-8%)10月20日の69%から下落中。
日経平均指数値倍率:99(+1)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:888.8(-6.7)OSC49%(-7%)10月22日の63%から下落中。
◆マザーズ指数:437.7(-9.34)OSC43%(-14%)10月26日の62%から下落に転じる。
◆ヘラクレス指数:580.71(-4.3)OSC52%(-10%)10月23日の66%から下落に転じる。
◆ドル・円:90.69円(1円15銭の円高)OSC55%(-5%)10月8日の47%に近づく。9月15日の41%程度までは円高に揺り戻されるか?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28063%(前日比+-0%)10月27日現在。
◆米10年債利回り:3.45%(-0.112)-10月27日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:9990円(大証終値比-90円)
◆シカゴ日経先物:9905円(円建て、大証終値比-175円)更新
◆NYダウ:9763ドル(-119ドル)OSC37%(-7%)6月24日の32%以来の低さ。更新

ついに、全市場とも25日移動平均線割れで終了。日経平均もTOPIXもこのところの落ち方はつるべ落としのようです。

本来は買いは御法度ですが、場中に赤字の上方修正を発表して上向きとなった6961エンプラスと、因縁の9438エム・ティ・アイを、ルール違反を承知で後場終盤には25本線をクリヤーし戻し基調でしたので、明日のリバウンドを期待して209Kで仕込みました。

ところがMTIは大引けに何と206300円まで2枚成り売りがあり、嫌な後味を残して終了。明日、205Kが防御できてから反発を期待しますが、今日のような大幅ダウンは勘弁願いたいもの。過去、このあたりまで押されてからは切り返している株ですので、それの幻影に頼りすぎたのかも知れませんね。

-------29日朝の市場コメント-------

欧州株は2%少々の下落。NY株も引けにかけて安値をマークし、特にナスダックの下げが大きい。耐久財受注はほぼ市場予想どおりでしたが、9月の新築住宅販売が年率40.2万戸と4万戸程度予想を下回る現状では、株価も高値圏からの自然落下か。(2005年のピーク時には、新築住宅販売は年率で200万戸を超えていたことに留意。今の状態はその5分の1以下なのです。中古住宅はその時期、年率で700万戸越えでした。今は500万戸ですから減り方が少ない。)

新築住宅販売で目についたのが、販売価格の上昇です。中央価格で見ると、7月の24万3百ドルから8月の19万9900ドルまで下げ続け(年初から9ヶ月間下げ続けました。)、やっと今月2.5%上昇しましたが、まだ前年度比で9.1%下げている水準です。販売在庫は7.5ヶ月分と変わらずですが、差し押さえ物件が増える中、販売戸数を減らしながらも価格が上昇したことは、やっとケースシラー住宅価格指数どおりの結果となったと言えます。(中央価格はもっと大きく前月比10%の上昇率にもなっております。)

週間石油在庫統計でガソリン在庫が予想以上だった原油も下落。米債権は、5年債の不調もあり短期債の利回りはわずか上昇しておりますが、10年債は3.4%そこそこに下落。ドル高&円高も激しく進んで、いわゆるリスク資産からの回避の動きが継続中です。

市場は、この間の7ヶ月に及ぶマーケットラリーが少々オーバーペースだったとして、その修正にかかっているところです。企業収益が伸びたのも、いわゆるコストカットによるものとの認識を強くしております。

市場は明日の米3QGDPの発表待ちですが、GSが前期比の伸び率を3%から2.7%に引き下げていることもあり、市場の雰囲気は良くありません。

但し、ダウのOSCは37%まで落ちており、このところの最低値を更新しました。ここから落ちても30%台の前半ですので、GDPの多少の悪い結果を市場は先取りしている感があります。

なお、ノルウェーが1.25%から1.5%への利上げを欧州では初めて実施しております。ノルウェーは5番目に大きい原油輸出国です。経済の調子は原油高もあり良いようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする