株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(10.7.09)

2009-10-06 18:30:56 | 明日のモニタリング銘柄
■今日の3分間ドラッカー

 『意志決定においては意見の対立がなければならない。』

       (マネジメント-課題・責任・実践)

やっと、経営書らしい言葉が出てきました。意見の対立にも不毛なものと、もっともらしいものの両方がありそうです。例えば、その道のプロ中のプロのような官僚の説明を聞いている大臣のような人がどう立ち振る舞えば良いのか?ヒントを1つ。

「その予算を執行することで何を狙っているのかは分かった。ところで、一切予算を付けなければ、どういうクレームが国民から来るのかね?」と必ず尋ねてみましょう。

例えばあのアニメの殿堂。別に作らなくても、アキバのアニメオタクからクレームが来るはずはないね。

さて、明日10月7日(水)のモニタリング銘柄です。

まず、買いサイン銘柄でOSCを順調に上げて、プラ転しているものから。

1.4061電気化学工業
2.2159フルスピード
3.8732マネーパートナーズ
4.4047関東電化
5.4080田中化学研究所

その他、反発期待銘柄。

1.6146ディスコ
2.6268ナブテスコ
3.3105日清紡
4.4021日産化学
5.3861王子製紙
6.7282豊田合成

以上です。
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密かなる場外乱闘が展開されているのか?

2009-10-06 11:22:40 | 株に出会う
本来なら、このまま100円程度は上げていても良さそうなものですが、日経平均など、前場でたったの0.51円高です。この際切り上げて1円高と言っておきましょう。

何かの怨霊でも取り憑いているのではと思って、日足の一目均衡表なるチャートを確認しました。そうすると、先物もそうですが、いわゆる雲の下の方でかろうじて浮かんでおりました。

しかも遅行スパンとやらに並んでおります。どうやら、これを下回ると良くないようです。

これはきっと何か隠された密やかなる場外乱闘が繰り広げられているに違いありません。上がろうとする株の足を無理矢理引っ張り込む何かですね。

1つは9時から一気に進んだ円高でしょうが、これは何も今に始まったことではありません。

となると、日本の新政府の奥の院あたりで、江戸時代の大奥の激しい女性同士の殿の寵愛を巡っての争いでも勃発しているのかも知れません。

折しも、エア・インディアの航空機内で、セクハラを巡っての大乱闘があったというニュースが飛び込んできております。一時はコックピットに誰もいなかったとか。恐らく若手のパイロットが年増のチーフパーサーあたりから、セクハラの嫌疑でもかけられたのでしょう。いや、逆かも知れません。まさにインド人もビックリの出来事です。事実は小説よりも奇なり。

幸い、機体はそのまま地上へと落下することはなかったようです。

しかし、世の中がこれでは、日経平均などという空に浮かぶ塵のような存在が、雲の上に浮上できる訳もありません。日経平均のOSCは28%で前日同値。

持ち越しの4541日医工は今日も堅実といえば堅実なのですが、あまり内需株が良くない日ですので2900円で早々に撤退しました。その後何か買おうとしましたが、どれもこれも下げる一方です。一人気を吐いているのが、何かのニュースにしか反応しない2432DeNAや2121ミクシィ、それにGSの御利益を受けた金融株あたりだけです。

後場は、この遅行スパンなるラインが突破されるのかどうかに注目。それにひょっとしてJALがエア・インディアと合併などのニュースが流れたら、これは若手パイロットと年増のパーサーが、今回の件の責任を取って結婚するようなものです。長続きする訳がありません。そうなると空運や陸運関連株は売りでしょう。
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市場概況(10.5.09)

2009-10-06 06:21:10 | 市場概況
週があけて10月5日(月)の市場概況です。 赤字部は6日朝の更新

◆日経先物:9680円(-50円)OSC33%(-4%)9月10日の53%から下降中。 指数値倍率:103(+1)
◆日経平均:9674円(-57円)OC28%(-7%)9月11日の59%から下降中。
日経平均指数値倍率:103(同値)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:867.28(-7.4)OSC27%(-5%)9月11日の55%から下降中。
◆マザーズ指数:411.19(-11.75)OSC28%(-7%)9月16日の69%から下降中。
◆ヘラクレス指数:562.64(-10.69)OSC24%(-3%)9月11日の62%から下落中。
◆ドル・円:89.53円(24銭円高)OSC51%(-3%)もみ合い状態。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28406%(前日比-0.000325%)10月2日現在。金利再度下降中。
◆米10年債利回り:3.215%(-0.004%)-10月5日NY午後4時半。
◆日経先物イーブニングセッション:9710円(大証終値比+30円)
◆シカゴ日経先物:9795円(円建て、大証終値比+115円)更新
◆NYダウ:9600ドル(+112ドル)OSC47%(+5%)1日の38%から切り返したか?更新

結局、先物もどうしても上げることができず、ほぼ安値圏での終了です。為替はそれほど動いていないので、これは株式の自律的な下落と言えます。

NYダウのOSCがコンバージェンスしておりますので、今晩あたり反発する可能性があります。

持ち越しは、引けにかけて2850円を確実に上回ってきた4541日医工の2855円と2860円の買いのみ。

-------6日朝のコメント-------

欧州株の堅調を引き続く形で、NY株も最初は値上げ発表のキャタピラーに引っぱられ、その後はISM非製造業景況指数が50.9と予想を0.9ポイント上回る景況判断中立の50を上回ったことから、リバウンドしました。この景況指数は08年5月以来の高水準です。

しかし、ISMの発表直後は一時ドル買いが優勢になるも、その後は為替も動かず、株も一時値を消す場面もあったように、ある程度は織り込んでいた水準だと市場は反応しましたが、徐々に、恐らく売り方の買い戻しの力が強まっての、リスク志向への動きが優勢となり、ドルが売られ、株式も値を上げていきました。

これが一時的な買い戻しであることは、株が上げた割には米国債の利回りはほとんど変わっていないことからも言えます。つまり、今日の上げは本格的なリスク志向が演じたものではないことを米国債が示しております。

結果から見れば、NYダウの38%という6月24日以来のOSCの低さから、テクニカルな自律反発をしたということですね。

何故、このような煮え切らない動きを市場がするのかですが、やはり米国の雇用情勢が冴えないことが一番の要因です。

このブルームバーグの記事の失業保険受給期間のグラフが如実に示しております。(GRAPHICのタブをクリック)

本来26週間で切れる失業保険の受給期間を、現在の平均受給期間が上回っております。これは記録を取りだした1948年以来初めての出来事。

今年末までの時限処置として、46週間(6%以上の失業率の州は59週間)まで、受給期間が延長されておりますので、まだ路頭に迷わずにすんでおりますが、それでも540万人が27週間もの長い間失業中であり、これは全体の35.6%に相当します。

これだけ仕事がないと、景気の先行きに対してそうそう楽観的にはなれないということでしょう。雇用統計については、26万3千人が新たに職を失ったとか、失業率が9.8%になったとかの数字も大事ですが、それらの背後にある、実際に職を求めている人がどの程度の期間職探しにかかっているのか、その間の失業保険を受給できている人の比率はどうか、といった問題の根っこに焦点を当てて見ないと、誤解をする恐れがありますので注意が必要です。

今日、アメリカ市場で金融株が上昇したのは、ゴールドマン・サックスが金融株の投資判断を上げたためです。そう言えば、昨日の日本市場も金融株の調子がやけに良かったですね。

しかし、こういうあからさまな出来レースはチョイとまずいのではないでしょうか。ニュースでは値頃感のある金融株に自律反発狙いの買いが入ったと書かれておりますが、馬鹿もほどほどに言ってほしいと思います。値頃感はもっと前から金融株には出ております。この安さに釣られて、どれだけの投資家が金融株に手を出してきたことか。
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