株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(10.23.09)

2009-10-22 20:35:08 | 明日のモニタリング銘柄
■今日の3分間ドラッカー:

 『政府は形式を重視する。』(断絶の時代)

 今日の金言も簡単過ぎて、何をどうコメントしたらよいのか迷うところです。ここは、政府による究極の形式重視の過去の実例を振り返っておきましょう。

この世界で、合法的に出来る殺人とは? それは国家間のあるいは民族間の戦争です。狩り出される国民は、たった一片の紙によって政府から形式的な命令を受けました。その紙切れは、相手の国民を殺すことを許可するばかりか、そのことと裏腹に、時の政府による自国民の合法的な殺人をも企図するものでもありました。こういう時代を狂気の時代というのでしょうが、何も武器だけが戦争状態を引き起こす訳ではありません。

金融システムの瓦解という形で襲ってくる、実戦を伴わない、いや実戦が許されないが故の「グローバル戦争」も、この世にはあったのです。この戦争も通常戦争と同様に、持続不能なまでに積み上がった資本主義の成果物を一旦リセットし、次なる生産拡大による富の再構築を狙ったものでした。

さて、明日のモニタリング銘柄です。

1.6963ローム
2.4151協和発酵キリン
3.9843ニトリ(円高銘柄につき注意)
4.6937古河電池
5.4901富士フイルム

以上です。何だか、戦前の防空婦人隊のような顔ぶれに成り下がってしまいました。
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チャートの真実

2009-10-22 11:14:48 | 株に出会う
先日、近くのホームセンターに、昼休みに主として飲むビール(といっても、発泡酒などが中心)を買うために立ち寄りました。色々と、新製品を試したあげく、結局は、サッポロビールの「麦とホップ」が良かろうと心に決めて売り場に馳せ参じました。

ところが、その「麦とホップ」の隣に、キリンの聞いたことがない銘柄が置いてあるではありませんか。その名も、「ホップの真実」。ついつい、ゴア元副大統領の「不都合な真実」を連想しました。このビールは、きっとノーベル賞ものの味に違いないと。

翌日、はやる気持ちを抑えてぐい~と、その真実を飲み干しました。何てことはありません。「麦とホップ」にしときゃ良かったと後悔する始末。

しかし、キリンも商売がうまいね。サッポロの類似名のビールの横にわざわざ置いて、筆者のような自称エセ環境派の心をしっかりと捉えるとは。

この話を書いたのは、持ち越しの8410セブン銀行のことを考えていた時です。この株、チャカチャカとチャートがうるさくて、もう途中でかったるくなって+700円で切りましたが、そのあたりは、ちょうど「チャートの真実」にあたるポイントでした。

たまたま、いつもは見ていない分足の一目均衡表を見てみると、きちんとその下げ局面では、いわゆる雲がサポートしておりました。そこに2-3度タッチしてからは、もう雲の上を地合の下落に関係なくすいすいと上げて行くではありませんか。

筆者の修行不足でした。この株は、目先の動きに心を奪われると、それこそ不都合な真実に直面することになります。大部分の人間は、ほとほとこの株の動きに嫌気が指します。そこが、しかしながら、その筋の方々の狙い目なのです。

静かに静かに、仕込み玉をため込んでいきます。凡人が気がつけば、高値を更新中。相当な修行者がこの株を牛耳っているに違いありません。

筆者のような精神修養が足らない人間が近づくべき株ではありませんでした。

と言うわけで、前場は不本意なトレードに終わりましたが、一目均衡表という新たな武器を手にしましたので、後場はその有効性を検証したいと、懲りなくも思っております。はい。。
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市場概況(10.21.09)

2009-10-22 06:58:08 | 市場概況
10月21日(水)の市場概況です。 赤字部は22日朝の更新

◆日経先物:10330円(+-0円)OSC67%(同値)10月6日の30%から切り返し中。 
◆日経平均:10333円(-3円)OC66%(-3%)10月20日の69%から下落に転じたか?
日経平均指数値倍率:97(同値)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:913.7(+0.25)OSC60%(-2%)10月20日の62%から下落に転じたか?
◆マザーズ指数:445.29(+4.38)OSC50%(+1%)10月5日の2%からまだ上昇中。
◆ヘラクレス指数:586.34(-2.01)OSC49%(-2%)10月15日の62%から下落に転じたか?
◆ドル・円:91円(28銭の円安)OSC57%(+2%)円安へ切り返し気配か?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28313%(前日比-0.00025%)10月20日現在。わずかながらもまだ下げる。
◆米10年債利回り:3.344%(-0.047)-10月20日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10280円(大証終値比-50円)
◆シカゴ日経先物:10255円(円建て、大証終値比-75円)更新
◆NYダウ:9949ドル(-92ドル)OSC60%(-6%)19日の71%から下降中。更新

後場は先物がじり高になり、それに釣られてドル・円も円安方向へと動き、各市場はまちまちながらも、はっきりとは下落モードに転じておりません。

明日はどちらにでもいける位置取りですが、当面の天井は近いものと思います。

後場は目立ったトレードは行いませんでしたが、引けにかけて落ち目の8410セブン銀行が20万円はキープして終わりそうなので、200200円で仕込みました。何とか反転の形を作っていたからです。また、後場の押し目にも以外に粘り腰を見せておりました。さすがに20万割れは昨年6月以来の「珍事」なので、筆者のような買いが優勢となったのでしょうね。OSC+3%の36%で高値・安値を防御しているパターンは、10月16日と同じですが、翌週には4千円も安く始まっておりますので、この株にはテクニカルな常識というものが一切通用しません。

とにかく変な株ですが、日をまたいで持ち越さないことには、当日の値動きはまさに錯乱状態であり、下手に取り憑かれると自らが山姥に憑依するような、そんな癖株です。この年になって、山姥になることだけはご勘弁を。。。

まあ、遊び程度に売買して、上げても2日と割り切りが必要です。いつから、こんなヤクザ株になってしまったのだろうか?この株。空売りが出来るようになってから、その道を外したようです。世間一般の道楽息子にいささか似ておりますね。

-------22日朝の市場コメント-------

NYダウは4時台の前半まではプラス圏でしたが、引け間際に急落しております。これは著名アナリストのディック・ヴォーブ(Dick Bove)氏がウェルズ・ファーゴの投資判断を「売り」としたことが理由。モルガン・スタンレーやヤフーの決算で上げていた値段を帳消しにし、最後は金融株が投げ売られたようです。

ウェルズ・ファーゴは全米最大の住宅融資の貸し手ですが、これまでのこの銀行を巡るニュースはポジティブなものであっただけに、突然の格下げに投資家は金融界の他のビックネームも同様な問題を持っている、その先駆けではないかと思って震撼したのではとブルームバーグは伝えております。

なお、ウェルズ・ファーゴの3Q決算は1株あたり56セントと報告されており、アナリスト平均の1株あたり39セントを上回っておりますが、そのうちモーゲージ・サービス関連で15セント、低税率の恩恵で2セントが押し上げられているとしております。

それでもまだアナリスト予想と同じか上回っております。(ブルームバーグでは61セント)にもかかわらず突然の格下げで、市場には様々な憶測を呼んでいるようです。(上述のDick Boveによれが、ローン損失への引当金が2Qより10億ドル増え、来年にかけてピークを迎える見通しとのことが、格下げの理由のようです。)

原油は、ロンドンタイムでは78ドルまで押されていましたが、週間石油在庫統計で、ガソリンが予想を大きく超える減少だったことから、81.37ドル(+2.25ドル)で終了しております。
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