■今日の三分間ドラッカー:
『経営陣が大金を懐に入れつつレイオフを行うことは社会的にも道義的にも許されない。』(ネクスト・ソサエティ)
これはほとんど解説が必要ないように思えますが、筆者は「社会的にも道義的にも」という側面に加えて、「組織運営上からも」という観点を付け加えたいと思います。
例えば社長は、組織運営上の最高責任者ではありますが、その組織としての成果は、社長一人だけで達成出来るものではなく、関係する組織の総和+αの力の結集によってなされるものです。社長の力量は、端的にいえば、+αの力を組織からいかに引き出すのかと言う点にかかっているとも言えます。
そのプラスαが、一般的な社員の処遇に対して100倍も200倍もに達してしまったのが、あの欧米の投資銀行のCEOの収入でした。それは、業績連動ボーナスという特別の計算式をトップ主導で導入したからに他なりません。
あくまでもプラスαだけに対する評価に限定するなら、20倍程度が妥当な最大限の数字だと巷間言われております。それを超えると社会的には許容不能だとドラッカーは言っている訳ですね。道義的という部分は、レイオフという社員の痛みまでを自らの収入に換算するという、その非情な考えを指しているものかと。
さて、明日のモニタリング銘柄です。
1.6849日本光電工業
2.9684スクウェアエニックス
3.7518ネットワンシステムズ
4.6961エンプラス
5.9501東京電力(RSI、VR-改ともにゼロ)
6.8766東京海上HD
以上です。
『経営陣が大金を懐に入れつつレイオフを行うことは社会的にも道義的にも許されない。』(ネクスト・ソサエティ)
これはほとんど解説が必要ないように思えますが、筆者は「社会的にも道義的にも」という側面に加えて、「組織運営上からも」という観点を付け加えたいと思います。
例えば社長は、組織運営上の最高責任者ではありますが、その組織としての成果は、社長一人だけで達成出来るものではなく、関係する組織の総和+αの力の結集によってなされるものです。社長の力量は、端的にいえば、+αの力を組織からいかに引き出すのかと言う点にかかっているとも言えます。
そのプラスαが、一般的な社員の処遇に対して100倍も200倍もに達してしまったのが、あの欧米の投資銀行のCEOの収入でした。それは、業績連動ボーナスという特別の計算式をトップ主導で導入したからに他なりません。
あくまでもプラスαだけに対する評価に限定するなら、20倍程度が妥当な最大限の数字だと巷間言われております。それを超えると社会的には許容不能だとドラッカーは言っている訳ですね。道義的という部分は、レイオフという社員の痛みまでを自らの収入に換算するという、その非情な考えを指しているものかと。
さて、明日のモニタリング銘柄です。
1.6849日本光電工業
2.9684スクウェアエニックス
3.7518ネットワンシステムズ
4.6961エンプラス
5.9501東京電力(RSI、VR-改ともにゼロ)
6.8766東京海上HD
以上です。