3月26日(水曜日)の市場概況です。
テクニカル用語の簡単解説
・日経先物:OSC51%(+5%)ボトムは3月10日の30%で切り返し中
・日経平均:OSC54%(+5%)ボトムは3月10日の29%で切り返し中
・TOPIX:OSC55%(+4%)ボトムは3月10日の30%で切り返し中
・マザーズ指数:OSC55%(+9%)ボトムは3月10日の29%で切り返し中
・ヘラクレス指数:OSC66%(+9%)ボトムは3月10日の28%で切り返し中
・国債先物:前日比6銭安 OSC46%(-6%)ピークは3月17日の55%で下落中
・日経先物イーブニングセッション:12660円(大証終値比-40円)
・NYダウ:12422ドル(-110ドル)OSC59%(+1%)ピークは3月24日の60%で下落中 更新
・シカゴCME日経先物:12580円(大証夕場比-80円)更新
・ドル円:99.13ドル(-85銭)OSC57%(-1%)ボトムは3月14日の38%で切り返し中 更新
あっと驚く先物の高値引けです。但し、3月12日の安値の12790円には届かず。日経平均も3月7日の安値の12744円には後40円ほど届かず。先物と連動していれば届いた筈。
まだOSC面では上げ余地はありますが、このまま素直に上にいくのかどうかは、NY次第ではありますが、夜間にはOSCの4層分析で②のコンバージェンス銘柄の増え方から推理して見ます。
円が100円を回復したのが、後場の引けにかけての上昇の理由かと思います。
国債先物のOSCは顕著に下げております。どこまで株式市場に資金を呼び込めるのか、NYに変化がなければ、このまま一気にOSCで55%程度までいって、国債先物のOSCを30%台へと落とした、そのタイミングが当面のピークアウトとなるのではないでしょうか。
1つの潮流は、それなりに行き着くところまで行くというのが、OSCで見ていて感じるところです。あるサイクルできちんと動くのが、金融市場とはいえ、人間の営為と同じであることが不思議といえば不思議。
---------------27朝のコメント---------------
NYダウは予想より下げ幅が小さいものの下げました。前日の安値を上回って終われなかったのは12日ぶりです。ここから反発すれば結構強いと言えますが、まさに正念場に差し掛かっております。注目すべきはM&A絡みの不良債権問題が徐々にクローズアップされつつあることです。ラジオ局のクリアーチャネルの破談可能性がきっかけ。それから、1-3月期の欧米の金融機関の業績発表をこれから控えますが、早速ドイツ銀行では追加損失での見通しを出しております。
米国債の利回りも30年債を除いて低下。
一向に同調利下げをしないユーロへの資金流入続いております。これはドルの弱化がまたまた顕在化しているということ。従って円高になりつつあります。
しかし、この火事場地合のさなかに、シティがエンロンの債権者に16億ドル6千万円を支払うことで合意したそうです。エンロンの経営悪化を知りながら資金調達の支援をしてきた「罪」とのこと。(他の11の銀行は既に合意済。最後にウンというところがシティらしい)
信用力の低い人々の「家計の悪化」を知りながら、資金調達(住宅ローン貸し出し)の支援をして来たことといい、全く業界の体質は変わっておりません。エンロンがそうなら、サブプライムローンで苦しんでいる人々も、銀行が救うべきか? このあたりのアメリカのメンタリティが、ローン破綻者救済には積極的ですが、金融機関への直接救済(公的資金の投入)がなかなかできない「真の理由」でしょうかね??
テクニカル用語の簡単解説
・日経先物:OSC51%(+5%)ボトムは3月10日の30%で切り返し中
・日経平均:OSC54%(+5%)ボトムは3月10日の29%で切り返し中
・TOPIX:OSC55%(+4%)ボトムは3月10日の30%で切り返し中
・マザーズ指数:OSC55%(+9%)ボトムは3月10日の29%で切り返し中
・ヘラクレス指数:OSC66%(+9%)ボトムは3月10日の28%で切り返し中
・国債先物:前日比6銭安 OSC46%(-6%)ピークは3月17日の55%で下落中
・日経先物イーブニングセッション:12660円(大証終値比-40円)
・NYダウ:12422ドル(-110ドル)OSC59%(+1%)ピークは3月24日の60%で下落中 更新
・シカゴCME日経先物:12580円(大証夕場比-80円)更新
・ドル円:99.13ドル(-85銭)OSC57%(-1%)ボトムは3月14日の38%で切り返し中 更新
あっと驚く先物の高値引けです。但し、3月12日の安値の12790円には届かず。日経平均も3月7日の安値の12744円には後40円ほど届かず。先物と連動していれば届いた筈。
まだOSC面では上げ余地はありますが、このまま素直に上にいくのかどうかは、NY次第ではありますが、夜間にはOSCの4層分析で②のコンバージェンス銘柄の増え方から推理して見ます。
円が100円を回復したのが、後場の引けにかけての上昇の理由かと思います。
国債先物のOSCは顕著に下げております。どこまで株式市場に資金を呼び込めるのか、NYに変化がなければ、このまま一気にOSCで55%程度までいって、国債先物のOSCを30%台へと落とした、そのタイミングが当面のピークアウトとなるのではないでしょうか。
1つの潮流は、それなりに行き着くところまで行くというのが、OSCで見ていて感じるところです。あるサイクルできちんと動くのが、金融市場とはいえ、人間の営為と同じであることが不思議といえば不思議。
---------------27朝のコメント---------------
NYダウは予想より下げ幅が小さいものの下げました。前日の安値を上回って終われなかったのは12日ぶりです。ここから反発すれば結構強いと言えますが、まさに正念場に差し掛かっております。注目すべきはM&A絡みの不良債権問題が徐々にクローズアップされつつあることです。ラジオ局のクリアーチャネルの破談可能性がきっかけ。それから、1-3月期の欧米の金融機関の業績発表をこれから控えますが、早速ドイツ銀行では追加損失での見通しを出しております。
米国債の利回りも30年債を除いて低下。
一向に同調利下げをしないユーロへの資金流入続いております。これはドルの弱化がまたまた顕在化しているということ。従って円高になりつつあります。
しかし、この火事場地合のさなかに、シティがエンロンの債権者に16億ドル6千万円を支払うことで合意したそうです。エンロンの経営悪化を知りながら資金調達の支援をしてきた「罪」とのこと。(他の11の銀行は既に合意済。最後にウンというところがシティらしい)
信用力の低い人々の「家計の悪化」を知りながら、資金調達(住宅ローン貸し出し)の支援をして来たことといい、全く業界の体質は変わっておりません。エンロンがそうなら、サブプライムローンで苦しんでいる人々も、銀行が救うべきか? このあたりのアメリカのメンタリティが、ローン破綻者救済には積極的ですが、金融機関への直接救済(公的資金の投入)がなかなかできない「真の理由」でしょうかね??