■ 今夜10時のETV特集でタイトルの取材が放映される。
小見出しは、「ベラルーシの苦悩▽移住者14万人・26年目の現実▽農業再生の苦悩」
地震国で、なおかつ54基の原発列島に暮らす日本の一市民として、ちょっと見逃せません!!
東日本大震災、原発事故から1年6ヶ月余。
政府のエネルギー政策が打ち出されたけれども、国会事故調などの提言が反映されず、なんら3.11以前と変わり映えしない。
財界・官僚・アメリカなどの圧力に屈し、国民の命や暮らしの側に立っての選択、決断がなされていない。
60年前以前には地上になかった、人間が制御できず、だれも責任がとれない危険物、地上から消える去るのはいつの日になることやら。
危険物がなくなっても、事故などによって広範囲に排出汚染された放射性物質、使用済み核廃棄物は長年月にわたり消えない。
今の日本の状態では、3.11、フクシマの真実が忘れ去られていくかに見える。
再び同じ事故を繰り返さないためには、この「状態」に慣れてはいけないし、鈍感になってはならない。
事実や真実が報道されない社会、主権者である国民をにウソを言う状況があってはいけない。
次回、9月23日(日)の「チェルノブイリ事故・汚染地帯からの報告-第2回 ウクライナは訴える」も見てみたいと思う。
放射線の健康被害への影響が伝えられる。
<参考> 頼りにしていた情報源の「たね蒔きジャーナル(MBS)」が打ち切りになりました。残念です!!
・2012.9.19 たね蒔きジャーナル打ち切り「関西だけでなく日本中あちこちから、そしてまた世界中からこれほど広く愛された番組というのは本当に例が無いのではないか」小出裕章(MBS)
・2012.9.16 復興予算42億円 原子力ムラに 「被災地の復興を最優先に考えるならば、むしろ原子力機構の不要不急な研究事業を削減して財源を確保する取り組みが不可欠 核融合エネルギーは、実用化のめどが立っておらず一般会計も含めて研究予算を付けること自体が無駄遣い」小出裕章(東京新聞)
・2012.9.13 【日本学術会議が「地層処分」見直しを提言】「私がもう何十年も言い続けてきたこと。地下に埋め捨てにすることは許せない。とにかく私達の目の黒い場所で保管し続けるしかやり方がない」小出裕章(MBS)
・2012..9.12 3.11から1年半「故郷を追われた人、汚染地に取り残されている人という、ものが、現…現実に今でも、いらっしゃる そういう人達の苦痛はずうっとまだまだ続くわけですから。これから何十年という単位で傷が残ると思います」小出裕章(MBS)
< 関連図書 >
① 「原発震災」警鐘の軌跡(石橋克彦、七ツ森書店、2012.2.14)
②「主権者」は誰か? 原発事故から考える(日隅一雄、岩波ブックレット、2012.4.11)
亥鼻橋 12k/1:28 +コストコ 12k =24k
当月累計 172k 当年度累計 2172k