■ 今日の午後、タイトルの演題の話を聞きに行ってきました。
タイトルの時には、時(いま)とふりがなが添えてあります。
講師は、帯津三敬病院名誉医院長の帯津良一さん。
会場に行くのははじめて
会場は千葉寺駅をおりて、すぐ近くの
歩いて6分
「千葉市ハーモニープラザ」3階イベントホール
ホール入り口の廊下で入場を待つ
帯津良一さん
満席でした。
講師の帯津さんは、都立駒込病院の食道がんの外科医として長年仕事をされ、西洋医学の限界を感じられ、中国を訪問、そこで針麻酔で肺がんの手術をされている世界的な外科医を見てショックを受け、生き方というか医療の方向転換、生死を統合した全人医療のホメスティックなアプローチによるガン治療を実践されている方(今日の講演冒頭の自己紹介の一端)。
病院のご挨拶でも、概要がわかります。
現在は、日本ホリスティック医学協会会長、楊名時太極拳21世紀養生塾主催、北京中医薬大学客員教授、世界医学気功学会副主席 などを務めている。
著書には、「定年からの輝く生き方」 「生きるも死ぬもこれで充分」 「ガンになったとき真っ先に読む本」 「達者でポックリ」 「心の掃除で病気は治る」 「まじめな人ほど病気になる 不良養生訓」 「1日1分の呼吸法」 などがある。
これで、おおよその帯津さんのお考え、活動のイメージがわかります、私などは日野原重明さん、鎌田實さんなどから影響をうけたところがありますが、今日の講演からは目指すところは同じ方向でも、だいぶ違った生き方を教わったような気がします。
なんというか、あえて言葉にすれば、生にも死にもとらわれない生き方(死に方)です。
講演のあとは女性センター司会者との対談(もとNHKの加賀美幸子さん(左端)も加わり)
最後は、講演を聞きに来た参加者と帯津さんの質疑応答が行われ終了でした。
■ 前段の記述ですと、なにか堅苦しい感じですが、話はさばけていておもしろおかしかしく、会場は何回も爆笑が起きました。
とても、話の内容をまとめる力が無いんですが、今日の講演であった言葉の断片の列記、
それと著作や活動においそがしい、帯津さんの来年までの講演予定をリンクしてご紹介します。
75歳になられたとお話されていましたが、まだまだお元気です。
本人は、死ぬ時はご自身の病院の外来窓口で、「あれ、院長の様子がおかしいッ!といわれ、若い女性看護師の胸に顔を埋め、仕事中にポックリ死ぬ」って話していましたから、死ぬ寸前までお元気でしょう!
(できなかったことは、死んでからやるっていっていました!!)
ことばの断片ですが、
・自然治癒力
・気功
・いのちのエネルギー
・免疫力の高め方
・生死の統合がなされて死んでいく人に出会う
・生きるも死ぬもあるがまま
・共通のいのちが見えてくる
・青雲の志を抱いて、死の寸前まで攻めの養生を果たしていく、死のあとも
・本当の養生とは、病気にならないようにして天寿を全うするというのとは違うんじゃないか、もっと内なるエネルギーが満ちあふれて生きるというような
・生命の躍動
・青雲の志は、生のうちにも死のあとにも持っていく、体は死ぬがダイナミックなエネルギーは小爆発とでもいえるように … 死ぬときを最高に持っていく
以上ですが、
第4ステージ(65歳~85歳くらいか)の生をよりよく生き(輝いて生き)、よく病み、よく死ぬための指針になった。
まったく知らない領域の、気功とか太極拳に興味がわきました。