■ 3月11日の巨大地震の衝撃のあと、地域周辺への影響が長引き、なかなか以前の生活リズムにもどれなかった。
昨日おとといは終日雨なので、地震もたびたび発生するし、原発による放射能が雨滴にまじり降ちてくるので、念のため外出を控えていた。(実際、千葉市の放射能測定値は、通常0.05Bq/Hくらいが雨の日は0.36Bq/Hであった)
弁天橋近く
今日は、震災から13日め。
新習志野のプールは今月いっぱい休館だし、
日常を取り戻したいために、久しぶりに弁天宮までLSDをやることにした。
柏井橋手前
約9分30秒/kmペースで、初春の花見川沿いを走る。
同上(桜は、まだ)
海辺ほどではないが、2,3の箇所が地震の爪あとを残していた。
天戸大橋手前(盛り上がっていた)
復路の途中、散歩途中のじいさんに話しかけると、
神場公園手前(亀裂)
「地震が続いて、外に出るのが怖くて、今日はじめて外に出ましたよ」
同上(河川敷)
ま~、みんな同じような状態におかれています。
■ 午後2時ころ帰宅すると、テレビのニュースでは、
「東京都葛飾区の金町浄水場で、都の水道水に基準値以上の放射能が含まれていた」
と報道されていた。(取水源は、利根川)
これで、土壌、空気、水、食品(野菜や原乳、その他)全てに放射能の影響が及んでいたことになった。
千葉県に問合せたが、バタバタしていて的確な回答はなかった。
美浜区の水道水は、利根川と印旛沼の水を柏井浄水場で浄化し、配管を通して美浜区に供給されている。
安全基準なるものが、あってないようなコメントばっかり。
安全が確認されるまで、各県統一した検査条件で、継続して測定・公開してほしい。(千葉県情報、千葉市日本分析センター情報、放射線医学総合研究所)
ヨウ素の半減期は8日、セシウムが30年。
知りたいのは、土壌や水、人体への残留・蓄積がないのかどうか、
尿や便で排泄されて問題ないよ、なのか、
また、人体の遺伝子などへ放射能の影響はないのか、
なんて思いますが、「ただちに人体に影響を与える値ではない」、「過度の心配は不要」、「風評被害に流されないように」という声ばっかりで、肝心なポイントが聞こえてこない。
まッ、原発が外部電源によって冷却などされて、放射能が漏洩・飛散しなくなれば収束すると思われるんですが。
それでも収束後、安全が確認できるのは、
ヨウ素が減衰するまで、8日、8日、8日で1ヶ月くらいを要するし、
セシウムが減衰するのは、30年、30年、30年で、私は寿命が尽きて、生きていないことになる。
追記(3/23):
夜、池上彰と専門家2名(原発、放射能それぞれ)による「学べるニュース生放送3時間」において、現状の解説番組があった。
他局の解説は、司会者も専門家も歯切れが悪く、人体に大丈夫なのか否かの点がほとんどわからなかった。
今夜の番組解説では、ただちに影響を与えないという点や、将来にわたっての考え方・見通しが、わかりやすく解説されていたので、現状の理解や判断の助けになった。
しかし、原発と漏洩・飛散した放射能の問題が落ち着くのに数年かかるとすれば、福島県はどうなるのかな(近隣各県、日本の問題でもあるけれど)。1ヶ月以内で落ち着くものであるならばいいんですが、政府や専門家は、はやく終着点まで含めた見通しを示してほしいと思う。
弁天橋 24km
当月 R=128k S=5.8k 年間累計 R=469k S=25.7km