今朝の6時のNHKニュースで「難聴自覚するも6割受診せず」のニュースがあった。
わずらわしい15%、それほどひどくもない40%ということが理由らしい。
放置すると認知症の発症リスクが高まるという。
少しでも聴きにくいときは、早い段階で専門の耳鼻科に受診してほしいとのことだった。
2/4(土)
最近は聞こえづらさの自覚があったのと、奇しくも10日ほど前に甥から得た情報がキッカケで、
先週末は某スーパーの補聴器センターに行った。
1時間半ほど、以下の検査を行った。
① 標準純音聴力検査…音が聞こえたら手元のボタンを押す。125Hz~8000Hzまでの範囲を右耳、左耳に分けて検査する。
⇔ヘッドホンから音を出す気導検査と耳後ろから音を伝える骨導検査を行う
② 語音聴力検査…「どれくらいはっきり、正確に聞こえているか」を調べる検査。純音検査の結果が良くても、この検査が芳しくない場合は「音が聞こえるけれども、話しかけられると何を言っているかわからない」といったコミュニケーションに支障をきたす症状が出る。
⇔一般的に語音弁別能検査の結果が50%以下である場合は補聴器の効果が出にくいことが知られています。
③ 不快閾値検査…大きな音を聞かせ、この音を長く聞くには辛い、という音はどこか測定する。
⇔補聴器を装用する前に行う。
左右の①を検査し、左40db,右48dbで軽度~中度難聴の域(↓最寄耳鼻科では左30db、右40db)、また、語音聴力からは子音がやや聞きづらい、不快閾値はやや狭いという診断だった。
次に、私の検査結果に合わせた耳掛け式補聴器を装用し、防音室のドアを開け、スーパー客の往来など環境音が入る中で、耳穴式、耳掛け式補聴器や検査結果の内容、アフターケアの説明をしていただいた。
環境音が入る中でも、聞こえがすっきりした感じだった。
一昨年末に最寄りの耳鼻科(補聴器相談員資格あり)で聴力検査をしてもらったこと、幼少期の泳ぎが原因で右耳が中耳炎になった経緯を話した。
左右の鼓膜の拡大写真を撮っていただいたら、右耳の鼓膜写真には明らかな痕跡があった。
検査データを保存しているので、最寄りの耳鼻科で、再度聴力検査と右耳の鼓膜の診断を行って、補聴器を希望するようだったら予約の電話を下さいとのことだった。
某スーパー補聴器センターの帰り道、陽は落ちていたが、幕張海浜公園の紅梅、白梅の咲き具合を下見した。
幕張ビル群の影に、見ごろちょい過ぎの梅花が花開いていた。
2/5(日)
この日は、朝から快晴だったので、昨夕下見をした幕張海浜公園の紅梅&白梅を撮った。
午後は写真展最終日、美術館内講堂の表彰式に参加。
表彰式後、展示作品の撤収までの時間は、館外に外出して、
ケーズハーバーから千葉みなと公園のドッグレースの風景などを撮影した。
午後4時半過ぎ、展示作品を額から外し、返却してもらった。
2/7(火)
最寄の耳鼻科を受診。
某スーパー補聴器センターのことは話さなかった。(耳鼻科は、別の業務提携している補聴器業者を有していた)
私: 「最近、聞こえにくかったり、言葉が聞き取れないことが多いような気がするので、補聴器を付けた方がよいかどうか診断してほしい。また、小さいころ右耳が中耳炎になったことがあって、それもどのように対応すればよいかも診てほしい」
先生: 一昨年の検査カルテを見て、「う~ん、お仕事やっていますか?…」
…
「では、聴力検査と中耳炎になった右耳鼓膜を検査しましょう」
耳鼻科の防音室に入り、冒頭の①の検査と ④の検査を行った。
④ ティンパノメトリー検査…イヤホンのような機械を耳に入れ、鼓膜に圧をかけて鼓膜の動き、中耳の換気機能などを診る検査。少し鼓膜が圧迫されるような感じはするが、痛みはほとんどない。
耳鼻科医の検査および診断は以下のとおりだった。
『 中耳炎を患った右耳の鼓膜は問題ないです。
聴力検査の結果は下表のとおりです。
高齢者は周波数が高いところは聴力が落ちるんで、これは普通です。
2000Hzぐらいまでの平たんな部分は会話域です。
左が30db、右が40dbで軽度難聴というところ、右がやや悪い。
現役でお仕事をされている人には30db以上は補聴器装用を勧めます。
ですが、仕事を引退された方には、この段階では強いて勧めません。
ただ、難聴が進み放置すると、認知症を発症するリスクが高くなります。
それは他人と話さなくなることが多く、脳に刺激が入らなくなるからです。
う~ん?
お仕事をされていなかったら、当面、聞きにくい時は左耳で聴くようにして、
次回、症状が進んだと感じた時に、また受診検査されれば、結果を診て私から装用を勧めます。』
だった。