スロージョギングと写真のブログ

ウォーキング、ジョギング、ママチャリで出あった季節の花や風景写真で日々の出来事・雑感をつづっていきます

スペシャル・スイム・クリニック

2011年05月31日 | 水泳

■ 午前中は、5月末まで延びのびになっていた懸案の片付け(老前?整理の一部)を、やっと終えることができた。

そんなことで、午後は、気持ちが軽~い。

新習志野のプールに行き、ゆっくりと泳ぐ。

メインプールは、すいていた。

第2コースは、私を含め2人だけ、時間を気にしないで予定の2kmを無心に泳ぐ。

 

帰り際、フロントにあったチラシをいただいて、手に取る。

アテネオリンピック800m自由形 金メダリストの新発田亜衣さんが

スペシャルスイムクリニックを行うという案内だ。

『・日程:平成23年6月13日(月)

・料金:3780円(収益は、東日本大震災義捐金として、千葉県水泳連盟を通じて習志野市へ寄付)

・内容: A…11:00~ (1時間) サブプール 初級者~中級者(姿勢・キック・ストローク・呼吸のコツ)

      B…13:00~  同上    〃     中級者(ドリル&スイム、トレーニング)

・定員:各コース 40名 先着順

・対象:クロールで50m以上泳げる18歳以上の方

・申込み:3日前までに、現金を添えて1F受付けに申し込む』

ちょっと残念ですね。

自分の欠点を指摘してもらい、改善方法を教えてもらう絶好の機会と思ったのですが、

この日はマラソン大会帰りで希望かなわずです。

また、次回があるでしょう! 

■ プール帰りに、駅前の本屋で、次の2つの雑誌を買った。

・緊急増刊 『朝日ジャーナル』(原発と人間) … 現状がどういうことか?今後どう向かうべきか?
                                 が各分野の専門家により執筆されている。
                                  語る人の生き方が反映されています。

      子々孫々にまで影響する重大事なので、すべての人が読んでほしいですね。

     各記事ともに、この国の一人ひとりがどう向かうべきか、目を覚まさせる必読の内容でした。

      特に、福島県生まれの哲学者、高橋哲哉さんの冒頭の記事から始まり、広瀬隆、石橋克彦、
     藤田裕幸、小出裕章、中田高、住田健二、飯田哲也氏(敬称略) … などから、3月11日以前は
     知らなかった、この国のひどい現状を知ることになった。

     国民一人ひとりの生命(生命のもとである大気、土壌、水、すべての動植物なども含め)と安全が、
     こんな人たち(政府、政治家、業界、学者、マスメディアなど-国民不在で、生命より各界の利権優先)に
          委ねていたのかと思うと、背筋がゾ~ッと寒くなった。

     破局的な危険と隣りあわせに生きていることを知るに至った。
     (既に、列島54箇所に地震付原発がある)

           30年以上の経年劣化した古い原発はすぐに停止・廃炉、原発以外の発電方式に変えてほしい
     です。
     以後、残りについても、国の総力をあげ、イタリア、スウェーデン、ドイツのように、安全なエネルギー源
     に切り替えていっていただきたいです。
  
     安全、安心な体制に転換されるまで、このことに無関心ではいられないですね。

              ※ 追記(2011.5.31) 使用済み核燃料で原発が停まる (自民党 河野太郎ブログ)

・Newton 2011.7月号(きちんと知りたい 原発と放射能)

※ 

新習志野プール  2k
     当月累計  R=174k  S=11.9k  年間累計  R=869  S=39.8km

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さくらんぼマラソン大会の案内届く

2011年05月30日 | 大会参加の記録

 「第10回 ひがしね さくらんぼマラソン大会
  がんばろう東北!~走り出そう仲間とともに~

さくらんぼの王様「佐藤錦」発祥の地をさわやかに走ろう!
ということで、
山形県東根市役所商工観光課内の実行委員会から、「 さくらんぼマラソン大会」のナンバーカードと大会案内が届いた。

開催は、6月12日(日)。

2泊3日で、走り仲間6人と6月11日(土)車で出発する。

走りの仲間は、何回か出場していたが、私は初めて。

案内から、特徴を抜粋すると次のとおりでした。 

前日 6月11日(土)
    15:00~18:30 歓迎レセプション
    場所 東根市屋内多目的コート(さくらんぼ東根温泉地内)
    式典の後は、16:30~17:30 第10回記念シンポジウム
       
『被災地へ元気を届けよう!~ランナーとして私たちにできること~』
       など。

    ぜひ、ランナーのみなさん一人ひとりの力で『日本一のさくらんぼのまち」から
    元気を届けましょう!

当日 6月12日(日)
    7:00~12:30 参加賞引換(10:00~ さくらんぼ・おにぎり引換)
    7:50~8:20  さくらんぼマラソン大会deウェディング挙式(3組)
               
→第10回大会の記念で、
               会場内で結婚式をするんだよ。
               みんなでお祝いしよう!

    8:20~8:40  開会式
      9:00  5kmスタート
      9:30  ハーフマラソン
      9:45  さくらんぼマラソン大会deウェディングの部スタート(5km)
                             
                     結婚する2人がタキシードとウェディングドレス
                               を着用してさくらんぼロードを駆け抜ける。
                               マラソンを通じて、みんなから祝福され、
                               豪華記念品もあり、一生の思い出になること
                               間違いなし!

      10:00 10kmスタート
                 われわれは、ハーフと10kmで参加します。


  お昼ころ、お楽しみイベント、閉会式を行って大会終了です。

今年前半は、ほとんど大会に参加していませんでしたから、久しぶりに新鮮な気分ですね~。

大会の後は、鳴子温泉に泊まり、郡山市に寄って千葉に帰る予定です。 

アバホテル  10k
     当月累計  R=174k  S=9.9k  年間累計  R=869  S=37.8km

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原子力の恩恵とリスク

2011年05月29日 | 地域活動(環境)

■ 梅雨入りと同時に、台風2号が本州に接近。

昨日から雨がつづいている。

じとじと雨を避けて、久々にJR京葉線高架線下の500mを周回。

ゆっくり9分/kmで、8kmをジョグでした。

橋脚の間は、亀裂が走ったり、陥没箇所が2,3箇所、大震災の傷跡がそのまま残っていた。

上を走る電車は、大丈夫かしらん?

  原子力の恩恵とリスク (2011.5.28の講演 動画

・ 「あることについて、それが真理だと思うなんの根拠もない場合、そのことを信ずることは、好ましくない」(バートランド・ラッセル)

・ 無知、無関心、うのみなど… 安全神話に対して、なにも疑問をいだいてこなかった。
今後も、おかしな神話が発信されている時は、危険な道に進まないように、ラッセルの言葉の姿勢を維持していくことが大切だ( “かくされた悪を注意深くこばむこと”-谷川俊太郎)。
3月11日の事故が、それを教えてくれた。
政府、業界団体や企業など、テレビ・新聞などマスメディア、権威が発信する情報など、うのみにしないで
、自分の頭で考え、判断なり決定なりしたいですね。

追記(5/30):ドイツ、2022年までに脱原発[ベルリン 30日 ロイター] 
『ドイツ連立与党は30日、2022年までに国内全ての原子力発電所を停止することで合意した。
 国内にある17基の原子力発電所のうち旧式の8基を廃炉にする意向。7基は東日本大震災の直後に一時的に稼働が停止されていた。1基はここ数年稼働していなかった。
 6基は2021年までに段階的に停止する。残りの3基は電力不足に備え2022年まで稼働させる。
 メルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)、キリスト教社会同盟(CSU)、および、自由民主党(FDP)は、週末の倫理委員会の協議終了後、29日に会合を開いた。
 レットゲン環境相は協議後「最後の3基の稼働が終了するのは2022年になる。これは最終決定で、修正条項はない」と語った。』

京葉線高架下  8k
     当月累計  R=164k  S=9.9k  年間累計  R=859  S=37.8m

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日本の原子力発電

2011年05月28日 | 地域活動(環境)

 「日本のエネルギー政策」シリーズ1 原子力発電 という

自民党の河野太郎さんの解説する動画をはじめて見ました。

現在の日本の原発政策、「使用済み核燃料、放射性廃棄物」などに対する問題点が、簡潔にわかりやすく説明されていて参考になります。

 http://www.taro.org/movie/2009/08/genshiryokuhatsuden.php

 

その他、 核燃料サイクル : http://www.taro.org/gomame/cat21/

       原子力村 : http://www.taro.org/2011/05/post-1015.php

               http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/17/mainichi-may17/

       再生可能エネルギー : http://www.taro.org/2011/05/post-1014.php

 

■ 小泉純一郎元首相「自民政権時代の責任に言及」

小泉純一郎元首相は5月28日、神奈川県横須賀市の県立保健福祉大学で行われた「日本食育学会・学術大会」で講演し、東京電力福島第1原発の事故に関連して「自民党政権時代にも原発の安全性を信用して推進してきたが、過ちがあった」と語り、自民党政権時代の責任に言及した。

 小泉元首相はさらに、「原発を増やすのは無理。原発依存度を下げ、自然エネルギーの開発に力を入れるべきだ」と述べ、「既存の原発に安全対策をし、住民理解を得たものは維持、そうでない危険なものは廃炉を進めなければならない」と語った。【毎日新聞】

放射性物質の漏洩・飛散による環境汚染という、地球上を破局に導く恐れのある原発は、維持することも止め廃止し(想定外の地震・津波による他、戦争・テロ時などの標的にもなり得る-耐震設計・防潮堤では防げない。不足の電力量は、放射線放出の危険のない休止中の火力発電所などを再開させ)、はやめに自然エネルギーなど安全で再生可能なエネルギーに転換していただきたい。

日本が、世界各国の先端をきって技術的なリードをしていってほしい。

そうすることが、これから生まれてくる、ず~っと先の世代まで、安全な地球上で暮らせることを可能にするものと思う。

地球温暖化という制御不能なリスクを避けることもあわせ、不便さをいとわず、エネルギーをできるだけ使わない暮らしの工夫をしていきたいものです。

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堆肥作り&有機栽培(2/8)

2011年05月27日 | 週末菜園

■ 先週に続き、第2回目の「堆肥づくり」教室です。

今日は、堆肥の積み上げを完了しました。

お天気は、

9時30分にセンター事務所前に集合。

材料と道具を堆肥づくりの場所に運ぶ。

(1) 材料

 

枯葉とえん麦のワラ(すべて園内でとれたものです)

稲ワラや青草類もよい

   

脱脂コヌカ、粒状石灰窒素、尿素

 石灰窒素2、尿素1の割合で混ぜたもの

(2) 道具

 作業前の説明

シャベル、フォーク、仕上げの木枠を固定する木槌、一輪車、他 

(3) 実際に行った手順

いろいろやり方があるそうですが、教室で行った方法です。

① 一層め

ア.作業前の説明後、先週作った堆肥盤の上に、枯葉を約20cmほど均一に敷く。

イ.その上にワラを敷く(薄くてよい)

ウ.更に、コヌカを均一にまく

エ.上から水をたっぷり(一層めに60%)かける…ホースで水を引いて行った。

②③ 2層、3層め

おなじことを繰り返す。

 3層めの枯葉

 3層めの水

3層めくらいから、コヌカをまくと同時に、(石灰窒素+尿素)粒をまく…上部の層からまく

④ 4層め

おなじく繰り返す。

 4層めの枯葉

4層めのワラ、コヌカ、石灰窒素(+尿素)、水

⑤⑥層め… 

おなじことを繰り返す。 

 6層めのコヌカ 

 最終層の枯葉

枯葉は均一になるように敷いて、足で踏みこむので7層めあたりで1mちょいくらいの高さになり、枯葉もなくなった。

⑦覆い

 シートで覆う。

直射光線にあてない。空気の流通がよく、しぼり水が排水できるよう工夫する。

風で飛ばされないように、ロープなどで固定し、ありあわせの丸太をのせた。

以上で、堆肥の積み上げ作業は完了です(11時30分ころ)

(4)休憩・質疑

前回同様、古民家の台所でお茶をのみながら、先生に質疑応答。

この時、

ふるさと農園に、おおぜいの小学生が見学にやってきました。

思い思いのシートを敷き、弁当やおにぎりなど拡げながらお昼を食べ、古民家の前は、それはそれはにぎやかでした。

■ なお、この園では、料理教室や原木から家具などを作りあげる木工教室もやっているとのこと。

木工教室も、ぜひ参加したいですね。

関東地方は、今日梅雨入りになりました。(いつもより12日はやい)

台風も来ています。

原発の作業現場への影響、特に建屋にたまった高濃度放射性汚染水の影響(海や地下水への漏洩)がないようにと思います。

追記:文部科学省は27日、宮城県気仙沼市沖~千葉県銚子沖まで(12ケ所で採取)南北300kmにわたる海底の土から、最高で通常の約200倍にあたる濃度の放射性物質を検出したと発表。海産物に影響が及ぶ恐れあり⇒食物連鎖で動植物や人間にも危害が及ぶ。

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ソラマメとエンドウを収穫

2011年05月26日 | 週末菜園

■ 8時過ぎ、菜園に行く。

 左はしが黄ばんでいる

菜園の友が5,6人来ていた。

植えた直後に、気温が15℃も下がったり、雨が続いたためか、サツマイモの苗が根つかずに枯れてしまっていた。

 トウモロコシ

やむをえないので、同じ箇所に行きがけに買ったトウモロコシの苗を植える。

エンドウマメも虫にやられて、左はしが黄ばんでいる。

10年近くやっていますが、エンドウには虫なんかついたことがなく、はじめての経験です。

 ソラマメ

雑草を抜き、エンドウとソラマメを収穫する。

 ナス

花が咲き始めたので、次回は追肥・土寄せだ。

 つるなしインゲン

同じく、つるなしインゲンも追肥・土寄せ。

 玉ネギ

茎が倒れ始めた玉ネギ、次回は収穫できるでしょうか?

道具を洗い、昼ころに帰途につく。

帰り際、茂原街道の房の駅に寄り、用意した大きなペットボトル3つに井戸水を汲む。

明日の午前中は、ふるさと農園で、「堆肥作り講習」の2回目が予定されている。

屋外作業ですが、お天気は雨なので、どんなことになりますか?

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高齢者に安全な運動方法

2011年05月25日 | 健康のしおり

■ 昨日の2つに次ぎ、新聞切り抜きの整理中に目にとまった3つめの記事です。

1997年3月8日、記事のタイトルは「安易な運動」、

14年前のものですが、内容は今も参考になる。

以下は、それから抜粋したものです。

『 健康志向を反映して、熱心に運動したり食事に気をつかう高齢者が増えている。しかし安全な方法を選ばないと、かえって体を壊しかねない…

<注意点>

自分の体を過信せず、運動許容量を知ること。特に転倒経験のある高齢者は要注意

加齢は体力とともに神経機能も低下させる。視力や聴力が衰え、とっさの動作がとれなくなる。体のバランスがちょっと崩れると、立て直しができずに転びやすい

<多く見られるのは>

大腿骨頚部骨折

骨折の中でも股関節部が折れる頚部骨折が最もたちが悪い。
骨のもろくなった高齢者が日常生活の中で転倒した時に起こしやすい
足腰の痛みが強く、行動が不自由になるが、安静にしているだけでは治らない。
このため寝たきりになったり、老人性痴ほう、肺炎などを引き起こす。

変形性関節症(ひざや腰)

関節部分の衝撃を和らげる軟骨がすり減るもの。
運動のし過ぎによる関節の酷使から日常活動が障害されるケースも増えている。
とくに寒い季節の急な運動は禁物。

<対策>

(1) 自分のペースを守ること
   競争心があおられ、オーバートレーニングになってしまう

 ① 柔軟体操やストレッチなど関節を動かす

 ② 筋力をアップする

 ③ うまさ、器用さを養う

(2) 高齢者に必要なのは、関節を動かし、関節の周りの筋肉を保つ運動
   足腰を使った歩行筋力の維持を目的にした運動がふさわしい

   ・その点、ウォーキングがベスト、突然死の恐れが少ない唯一の運動で誰でも手軽にでき、長続きする

<ウォーキングの方法>

平坦で車の往来が少ない道、木々や草花など四季の変化が観察できる500~1km程度のコースが手ごろ。
余力があれば周回してもよい。
暑さ寒さの時は避け、夕夜間の足元が見えない時、寒い早朝を避け、悪天候の日は決してやらない。
防寒に努め、ウォーキングする前は準備体操、終了時には深呼吸などして、クーリングダウン(整理体操)を欠かさない。

 ・筋力は、ジムやマシンを使わなくとも、つま先立ちなど自分の体重など利用した短時間の運動で充分

<筋・関節部の障害から見た主なスポーツ>

○ 障害を起こしやすい           ○ 障害を起こしにくい

① ジョギング、ランニング         ウォーキングハイキング
(※追加:スロージョギングは、OK)

② なわとび、エアロビクス         サイクリング、自転車こぎ(エルゴメーター)

③ ホッピング、ジャンピング        水泳、ボートこぎ、クロスカントリースキー 』 

以上を見ると、

私の場合は、スロージョギング&速歩、スロースイミングがよさそうだ!!

運動をやり過ぎず、距離も体調に合わせほどほどに!

また、リラックスしながら、安全で効果的なフォーム(姿勢)を保持すること!

 

 新習志野プール  2k
      当月 R=154k S=9.9k  年間累計  R=849k S=37.8k 

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沈黙の春

2011年05月24日 | 地域活動(環境)

■ ラン、スイム、菜園の関連、そして時々気にとまった他の諸々の新聞記事を切り抜いていた。

無造作にとじこんでいたのがたまったので、

今日は、それを整理して、捨てたり、種類別にファイリングしたりした。

この作業の時、あらためて2つの記事が目にとまった。

1つは、

2002年6月2日の、宇沢弘文さん(経済学者)の記事。

『 …の頃、… レーチェル・カールソンの「沈黙の春」とジェーン・ジェイコブスの「アメリカ大都市の死と生」を読んで、深い感動と知的な衝動を覚えたことがある。
私が、社会的共通資本という概念を使って、経済学の新しい理論的枠組を考えることになったのは、この二冊の書物で提起された問題に答えるためだったといってよい。

沈黙の春は、DDTがもたらしたすさまじい自然破壊をみごとに描き出し、人間が作り出した化学物質の危険性を世に訴えた書物である。…

… 作物の害虫退治に絶大な威力を発揮した。
しかし、DDTは、昆虫や小鳥を絶滅するだけでなく、人間自身をも絶滅しかねない化学物質であることを、レーチェル・カールソは海洋生物学者としてくわしく記し、警鐘をならしたのである。

… …が引き起こした自然と都市の破壊、それによってもたらされた人間と社会の破壊について、するどい観察と透徹した分析を展開したもので、… 云々』

地震、津波、そして経年劣化による損傷などで、原発事故が引き起こす制御不能なリスク(放射線物質の飛散・漏洩や、使用済み核燃料など)と重ね合わせて見えた。

2つめは、

1999年11月18日の記事。

『 元青森県六ヶ所村村長 寺下力三郎さん(7月30日 86歳で死去)
村長になったのは1969年。
… 「国策」に、敢然と向かい合った。

なぜ反対するのか。
村民に配ったチラシには、こう記した。
「村長の職責は、ブローカーの手先になって金儲けをしたり、村を財閥に売ったり、村民を路頭に迷わせることではありません。
そうした悲惨な事態を防止することこそ村長の務めなのです」
「この村でなければ暮らせない人、この村を死守しようとする人たちとともに、金になりさえすれば親子も親戚もいらないといった「餓鬼道」からはい上がっていきたい」 …

公述人として国会では、「世間では反対運動だと言っているが、私たちにとっては生きるための努力、生きる権利の主張にほかならない」と言いきった。 …

… が口癖で、「欲望には際限がない。身の丈を知ろう」
「子々孫々に害毒が残る原発に頼るよりも、暮らしを切り詰めたほうがいい」と訴えた。 …

何よりも「責任」を大切にした。    
「誰が責任をとるのだ」と、国や県に向かい問い続けた… 』

コストコ   14k
    
    当月 R=154k S=7.9k  年間累計  R=835k S=36.6k 

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原発事故と行政監視システムのありかた

2011年05月23日 | 地域活動(環境)

■ 朝から、「衆議院特別委員会」の国会中継テレビを見ていたが、あまり見る気がしなくなった。

今日の午後から、下記の委員会が「参議院インタネット審議中継」されるという。

注目していた人が、参考人として発言されるというので視聴してみることにした。

 行政監視委員会 午後一時 第四十三委員会室
                (分館四階)


    会議に付する案件
   行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査
   (原発事故と行政監視システムの在り方に関する件)
   (参考人)
           京都大学原子炉実験所助教 小出  裕章君
            芝浦工業大学非常勤講師 後藤  政志君
               神戸大学名誉教授 石橋  克彦君
      ソフトバンク株式会社代表取締役社長 孫   正義君


 行政監視委員会理事会
      午後零時五十分 第四十三理事会室
                (分館四階) 』

 

■ 午後になった。

さっそく、パソコンのインターネット審議中継を見る。

一部始終を視聴した。

午後1時00分~4時30分ころまで開催されていた。

こんなに重要な委員会の模様は、日曜日あたりテレビに放映し、

問題点や解決の方向性について、国民全員が知ったほうがよいのではと思った。

 

最初に、各参考人が、

今現在何が起きているか、

何を最優先させるべきか、

今後どうなり、どうしていったらよいか

について

15分間で発言した。

このあと、各党の行政監視委員などから参考人に質問をし、

参考人が回答をしていた。 

マスメディアを通じて、

明日あたりに、審議内容が公表されるといいのですが?

 

小出 裕章 … 放射線と原発の負の部分を研究してきたことから提言

・後藤 政志 … 原子炉の格納容器の設計に30年携わっていた経験から提言

石橋 克彦 … 日本各地の地震を社会の仕組みを含めて研究してきたことから(原発を含む)提言

孫   正義  … 事故を機に、より安全な代替エネルギーを推進したいという現実的な提言

追記:ちなみに冒頭の意見陳述の時、小出裕章さんが次のガンジーの言葉を紹介されていた。

「七つの社会的罪」

・「理念なき政治」

・「労働なき冨」

・「良心なき快楽」

・「人格なき教育」

・「道徳なき商業」

・「人間性なき科学」

・「犠牲なき宗教」  

 「理念なき政治」は、今の政府、 「道徳なき商業」は、○電、 「人間性なき科学」は私を含めた今の科学者と糾弾した。

原発を進めてきた日本の形を反省してほしいという想いからだった。 

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堆肥作り&有機栽培(1/8)

2011年05月20日 | 週末菜園

■ ふるさと農園に行く。

 ふるさと農園

手作り堆肥を使用して有機栽培を実践する、計8回の講習です。

受講者は20名(5人/1班、計4班)。

費用は保険料を含み1500円。

テキストと、毎回作業終了後、古民家の台所の土間で、お茶を飲みながら講師の先生と質疑など行う時のお茶などあるから、無料みたいなものだ。

筆記用具と作業のできる服装(軍手、帽子、長靴など)を準備し、8:40ころ自宅を出る。

 

今日は、第一回目の授業で、机上講習堆肥の土台(堆積盤)作りまで

9:30授業開始。

前半は全体の説明と堆肥の机上講習。

5月~12月、計8回の講習では、実際に堆肥を作り、その堆肥で作った土にコマツナなどをまいて、収穫までを行うとのこと。

余った堆肥や、収穫のコマツナは受講生に分け与えてもらえるらしい。

机上講習を終えると、作業衣に着替え全員屋外へ出る。

 農機具・材料倉庫から運搬

倉庫から、堆肥作りの道具、

 道具(+木槌)

材料を持ち出し、

 材料

堆肥を作る場所に運搬する。

 堆肥材料の枯葉

畑の端には枯葉の山があった。

堆肥の堆積場所は、しぼり水が排水できるように工夫された場所が適している。

 シャベルで土を盛り踏み固めた

20cmほど盛り土にし、平らにし足で踏み固めた。(スノコのようなものがあれば、空気の流通の面から最高らしい)

 堆積場所の土台完了!

タタミ2枚ほどの広さに板枠を立て、杭を打ち固定する。

今日の作業はここまででした。

 

おしまいは、園内にある古民家の土間に集まり、

 古民家の台所、土間

お茶を飲みながら質疑など。

お茶当番は、今日は1班の人でした(次回以降、各班順ぐり)。

帰宅は、12:30ころ。

 

当方、堆肥作り初心者ですが、

講師との質疑応答を聞いていると、まわりの受講者が、みんなかなりな経験者に見えてきました

ま~、講習の内容がわかりかけてきたら、美浜農園の横の山から枯葉をもらって、畑の片隅に1立方mくらいの堆肥場を作って試してみようかな?

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