■ またまた、帳尻あわせのラン。
めずらしく早起きをし、5:50スタート、起伏のあるコースの亥鼻橋まで折り返し12km。
昨夜の雪が、路面にうっすらと積もっていた。
朝食の後、幕張公民館で開催のタイトルの講座を受講にスロージョグで6km。
帰ってきて昼食・休憩後、千葉マリンスタジアムまで折り返し12km。
7分~約8分/kmのゆっくりペースで、合せて30km。
分割すると疲れが少ない。
■ 幕張公民館主催の講座(市政だよりで案内のあったもので無料)は、「昆陽実学講座」。
昔、JR総武線から見えた社殿、鎮守の森は消え、開発された道路の脇にコンクリートの鳥居と砂利で敷き詰めた駐車場(講座の始まる前、時間があったのでちょっと見学)。なんとも風情がない!!
今回は、タイトルのテーマでした。
エンディングノートは、昨年仕事を引退した時からまとめ始めましたが、8割程で保留のまま。
途中で得た、見聞・知見をもとに、今年の春ぐらいまでに初版を完成したいと思っていた。
人生の終わりを整理し(どう運ぶかわかりませんが)、機会をとらえ、家族である子供と情報を共有しておきたい。
その矢先の、タイトルの講座。
老前整理を行い、不要なものを捨て、5年ごとに目標を見直し、シンプルでかけがいのない老いの第4ステージを送りたいもの。
講座開催は、公民館の会議室を利用し、10時~12時、定員20人のところ、約26人が参加していた。
講師は、消費生活専門相談員の女性講師。
「葬儀のトラブルに遭わないために」の講座の内容は、ほぼ下記のとおり。
<知っておきたい10のポイント>
① 終活 死生観 財産の処分
② 家族との情報の共有
③ なおらない病気になったらどうしたいか
④ 葬儀社を選ぶ
⑤ 葬儀のプラン・内容を考える 通常の葬儀、生前葬、家族葬、直葬、自由葬、自然葬
⑥ 費用の確認・準備 葬儀の平均費用231万円(日本消費者協会 2007年)らしい!
ちなみに、千葉市の公営斎場の各施設使用料は、
火葬施設(市内居住者、1体)=6000円
葬儀式場使用料(市内居住者、1日)=37000円(50人用)
霊安室(1体24時間)=5000円
霊柩車=(市内居住者、1台、10kmまで)=4600円
葬儀用祭壇(市内居住者、3段)=8100円
これだけ、合算すると6.07万円、その他、搬送料、棺、骨壷、お花、遺影、飲食接待費、…
(坊さんのお経、戒名または法名料←要らないと思いますが)、などプラスされる。…231万
円がどこから出てくるのかよくわかりません。
2010年の死亡者数が110万人、2040年の予想死亡者数は166万人。80歳代で40%が亡くなる。葬儀業界の市場は1兆6000億円、業者数は8000という。
これからわかるように、葬祭業は成長産業ということで、イオン や生協なども葬祭業を事業化しているやに聞いています。
事前に(元気なうちに)見積もり交渉し、終わりをデザインし、葬儀を行う子供たちにわかるようエンディングノートに記しておきたい。
交渉では、あくまで故人の意思と家族の思い、くれぐれも葬儀社の言いなりにならないようにとのこと。
⑦ お墓の準備 家制度がくずれた現在は、墓のお守りができにくい現実(墓のための敷地が増える、無縁墓の増大)。墓石は必要か?
自然葬の場合は、墓は不要、墓のお守りも不要。
⑧ 遺影の準備
⑨ 財産・相続…遺言とは?
⑩ エンディングノートの作成
< もしものときに>
① 介護記録のすすめ
② 死亡診断書をもらう
③ 葬儀社の決定
④ 葬儀日程を決める
⑤ 訃報連絡をする
⑥ 現金を用意する
⑦ 進行打ち合わせと通夜
⑧ 告別式
⑨ 火葬
⑩ 精進落とし
⑪ 葬儀費用の清算と病院への支払い
⑫ 各種の受給申請、届出、手続き、相続の開始=相続人になったことを知ったとき
⑬ 仏壇・墓の購入・法要・返礼 このあたりは色々あり
⑭ 故人を思う
以上
<参考図書>
・大往生 (1994.3 永六輔 岩波新書)
・お寺の経済学 (2005.2 中島隆信 筑摩文庫)
・葬式は要らない (2010.1 島田裕巳 幻灯社新書)
・墓は心の中に (2010.11 安田睦彦 凱風社)
・人はひとりで死ぬ (2011.1 島田裕巳 NHK出版新書)
・人生の幕引き準備帖 (2010.2 木野島光美 ワニブックス)
・「夜と霧」新版 (2002.11 池田香代子 みすず書房)
・死を恐れないで生きる(ガンになったホスピス医の人生論ノート)(2007.7 細井順 いのちのことば社)
・60歳からのシンプル生活 (2010.12 三津田富左子 三笠書房)
・98歳いきいき生きる知恵 (2002.9.19 海竜社 三神美和-元東京女子医大病院院長、106歳で亡くなられた)
・その他、テレビ番組「姉・鶴見和子の看とりの日記記録」 2011.2.21 妹の内山章子さんが看取った、死の瞬間まで1ヶ月半の記録
亥鼻橋+幕張公民館+千葉マリンスタジアム 30k
当月累計 R=174k S=0k 年間累計 R=174k S=0m