浅間通りの坂道を京成稲毛駅に向かった。
見覚えのある女性が下ってきた。
「久しぶりです、山に行かれるのですか?」
一瞬、誰だか戸惑ったが、すぐに、ずいぶん昔1年ほど絵手紙を教わった先生とわかった。
「水元公園へ写真を撮りに行くんです」
「いいですね~。今、市民ギャラリーで絵手紙展をやっています。今日からなんですが、よかったらいらっしゃって下さい」
… … …
同上 黄ショウブ
ちょっと立ち話を交わして電車に乗った。
津田沼駅の乗り換え時は、2年ほど前まで時々いっしょに写真を撮ったことのあるUさんに出会った。
これから谷津バラ園にバラを撮りに行くところだった。
今年は、すべての花が早めに咲いていますね。
撮影会は13時からだったが、早めに公園に到着。
まだ歩いたことのない公園マップの右側、ハナショウブ園側を見ることにした。
水元大橋から、スイレン池、ハナショウブ園、駐車場付近までぶらぶら。
スイレンはちょうど見ごろだったが、ハナショウブは未だ。
都内最大のショウブ田。
咲き誇る100種1万4千株の見事なハナショウブは圧巻!!
毎年6月には葛飾菖蒲まつりも開かれ、多くの人でにぎわうそうだ。
13時になり、参加者は噴水広場の売店前に集まった。
園内マップの上側になりますが、
灌漑用水の調整のため江戸時代に造られた小合溜がある。
そこから各所に取り込まれた水路沿いに写真を撮り始めた。
木立の下を流れに沿って歩く。
水辺や新緑風景、枝ぶりのよい木々や黄ショウブ、
心に感じた良さそうな被写体をデジカメパチリ!
流れと新緑と陽光、風がある。
ポプラ並木のところで右折。
水生植物園の方向に向かった。
野鳥観察舎で自然の景観に近い水辺の鳥たちをパチリ!
午後3時過ぎは湿生園の池の畔、日中の暑さが収まったころだったが、すすきや樹木の光芒、
続いてメタセコイアの森で、斜めから陽光を受けた立木の新緑を写した。
散会は、午後4時ごろになった。