数日前、先月の手術入院から退院後1か月が経ち
経過観察の受診をしてきた
谷津バラ園(以下おなじ)
通院も服薬も手術も嫌いであった
よる年波による多少の不具合は、時間が過ぎると
おおかたは自然治癒するので放置していた
今回の相棒の疾患は、保存療法や対処療法で引きずってしまうと
高齢に伴い症状が悪化進行、根治可能な手術のチャンスを逃してしまう
被介護者、介護者の日々の生活がにっちもさっちもいかなくなるとの判断、
今後のことを考えての実施だった
手術は腹腔鏡手術だった
術後1か月、特にこれといった違和感もなく推移
無事回復の経過をたどり外科の受診は終了し、
一つの不安は取り除かれた
あとは婦人科の通院受診のみとなった
休んでいた週2回のデイサービス通所もOK、以前の生活リズムに戻れそうな感じ
最近は友人や親族など、老い、病い、死が身近にあることから、おのずと下記※など読んだりしていた
中村仁一さんの「自然死のすすめ」にあるように
「あまり医療に依存し過ぎず、老いには寄り添い、病には連れ添う、これが年寄りの楽に生きる王道」
と腹を据え、平穏に行きたいと思っていますが、どうなりますか
高齢になってヨタヘロになる人もいれば
たまった新聞切り抜きを整理していて改めて目に入った、
91歳でトライアスロン大会に参加する人などもいて、
人の老い、病い、死の形はさまざま
医者にかからずに元気でいることを自力で努力すること
医療、介護、社会、そして世界情勢が、年々厳しい側に変化
途中で心身の具合を悪くしたり、事故や災害で倒れたりの人もいれば、
食事、睡眠、運動、心持ちなど生活習慣に留意して、高齢まで楽しんでいる人もいる
ところで、外科と婦人科の受診が終わって
会計の窓口で、下の写真のチラシをもらった
厚労省のマイナ保険証の利用率アップのチラシだった
マイナ保険証を希望しない人には「資格確認証」を交付することになっているが、このチラシに資格確認証の案内は載っていない!
それについて、特に説明は無かった
ネットで調べると
『 マイナンバーカードと健康保険証が一体になった「マイナ保険証」の利用率は、4月時点で6.56%だった。厚生労働省が15日までに公表した。低迷が続くものの、ピークだった昨年4月の6.30%を上回って過去最高となった。
- マイナンバーシステム、機能利用進まず 改善求められるデジタル庁
マイナ保険証は、患者の保険資格をオンラインで確認するシステムの導入が原則義務化された昨年4月以降、患者の窓口負担割合の誤表示や情報のひもづけ誤りといったトラブルが相次いだことなどから利用が低迷。昨年12月には利用率が4.29%に落ち込んでいた。
厚労省は、今年12月の健康保険証の新規発行停止に向けて利用率を向上させようと、5~7月を「集中取組月間」と位置づけている。ポスターや広告などによる周知活動や、利用率が向上した医療機関や薬局に支援金を支給するといった普及策に取り組んでいる。』
マイナス不都合な面にはふれずに、なにか新型コロナワクチン接種や原発の推進みたいですね
チラシをもらったのは今回が初めてなので、上記集中取組月間の一環かもしれない
従来の保険証と併用なら誰でも扱えますが、
マイナ保険証を一方的に押し付けられても、特に、心身不具合や認知症など患っている高齢者は扱いに不便不安を感じ、混乱を生じる(デジタル操作、個人情報漏洩、オンライントラブル、紛失など)
最後は、地域写真展のご案内です
この一年間、クラブメンバーの個性がさまざまな色彩となって、皆様のお目にかかります
近隣の皆さまお誘い合わせのうえ、お気軽にご来場ください
来週から展示します
※ 参考:人のさいご ①~⑪ 一部「まえがき」引用転載
~
① 大往生(1994/3/22,永六輔、岩波新書)
② 死の壁(2004/4/15,養老猛、新潮社)
③ 大往生したけりゃ医療とかかわるな(2012/1/30、中村仁一、幻冬舎)
④ 思い通りの死に方(2012/9/30、中村仁一 久坂部羊、幻冬舎)
⑥ 穏やかな死に医療はいらない(2013/2/28,萬田緑平、朝日新書)
⑦ 「治る」ことをあきらめる「死に方上手」のすすめ(2013/11/20、中村仁一、講談社)
⑧ 大往生したけりゃ医療とかかわるな [介護編](2017/3/30,中村仁一、幻冬舎)
⑨ 人はどう死ぬのか(2022/5/16,久坂部羊、講談社)
⑩ 家で死ぬということ、一人暮らしの親を看とるまで(2023/8/30,石川結貴、文芸春秋)
⑪ 人はどう老いるのか(2023/10/20,久坂部羊、講談社)