やぁ。皆から無類の暑がりと言われる「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
僕はお客さんの工場に行く機会が多いんだけど、
今の時期に皆さん長袖のツナギ着て涼しそうに仕事してるのに、
半そでの僕だけダラダラ汗かいて水ガブガブ飲んで働いてるので恥ずかしいったらない。
でもこれが痩せ気味の体を保ってる秘密かもしれないですな。
さて、バイクを弄っていく上で必ずぶち当たる壁、
入り込んだ整備をする人は「ワンオフパーツ作りたい」って経験はあると思います。
僕の場合は現物合わせってのが非常に多くて、
「ココを少しだけ削りたい」とか、
「ワンオフで良いからスペーサー欲しいいなぁ」なんて事が星の数ほどありまして。
でも大体は無理だったのでグラインダーで強引に処理したり、
ワッシャーを何枚も入れて誤魔化していた訳なんですね。
しかし、2週間ほど前にオイルフィルターローターを旋盤で削らせてもらってから、
「小型のでも良いからやっぱり欲しい!」と思い始めて、
気が付いたら…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/0d/c3f8c11953210f136ca478c395cad044.jpg)
本当に買ってました…
これは僕が所有できるであろうサイズの中で一番小型な旋盤で、
本体以外にもバイト数本やドリルチャックが付いていて、
こんな物でもギアさえ交換すればネジ切りだって出来てしまうスグレモノ。
芯間300ミリなので極端に長い物は無理だし、
振れ止めが無いと長物の加工は無理なんだけど、
そんな物加工する機会は無いので丁度良いかと。
で、買ってみて気が付いたんだけど、
ヤッパリ重いですな…
写真では脚立に載せてありますが、
一人で持ち運ぶのは華奢な僕には不可能なレベル。
ガレージも狭いのにどこに置こうか迷ってる最中です。
まぁ買ってしまったので、
前にローターの軽量化したのを持ち出してバリ取りをやってみましたが、
やっぱり自分のガレージで旋盤加工出来るのって良いですねぇ。
ただ付属のバイトは使って削れなくなったら自分で研磨しないとダメなタイプなので、
そのうちにチップタイプのバイトとホルダーを購入予定。
荒削りするのにバイト磨いでいては面倒なので、
交換で済むのが手っ取り早くて良いですね。
しかし中えぐり用のバイトなどは磨ぐしかないので、
そのうち山ちゃんに磨ぎ方教えてもらわなきゃ…
大根のかつら剥きやった事ある人なら分かると思うけど、
包丁を立てすぎても寝かしすぎても上手くいかないですよね。
バイトの角度にも同じ事が言えるみたいなのでここは真面目に勉強しないと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/7d/9f407cf903c4cca1a342448d2bdfa655.jpg)
これはオリジナルのピストンピンの製作途中の写真。
中華エンジンのクランクはスモールエンドが14ミリなので、
13ミリの国産ピストンを使いたかったら、
肩肉0.5ミリのすき間をどうしてでも埋める必要が出てきます。
ただ0.5ミリのカラーだと強度が心配なので、
僕らはワンオフのピストンピンを作る事になりまして。
本体は山ちゃんが昔にNC旋盤で作ってあったので、
少しでも軽くするため内部に穴を空けました。
買っていきなり出番が出来ましたな。
旋盤を使ってる人には常識なんだけど、
旋盤での穴あけ作業ってのはドリルチャックの方が固定で、
加工物が回転して穴をあけていきます。
僕はエアードリルしか使った事ないので新鮮でした。
それと初めの穴あけはセンタードリルって言う専用のドリルを使うみたいなんだけど、
それは付属してなかったのでそのうち購入しないといけないですねぇ。
それと加工物の真ん中とセンターチャックを合わせるため、
トースカンって言う専用の工具を使うみたいなんだけど、
これはマグネットベースでどうにかして代用したいですな。
このバイトと加工物の高さ合わせもキッチリやらないと、
切り落としなどの時に切り落とせないですからね。
まだまだ勉強する事は山ほどあるんだけど、
次はもうフライスを狙ってまして。
ただ外野が大騒ぎするので買えるか分からんし、
金額が金額なだけに僕の財布と心が痛みますねぇ…
ただ僕が小さい頃は自分の家に当たり前のようにグラインダーや電動ドリルがあって、
ガキの頃から慣れ親しんでたってのがあったので、
子供にもそんな環境を作ってやりたいっていう心があります。
言い訳以外の何者でもないですけどね。
そんな訳で我が倶楽部に新しい工作機械が来ましたが、
嫁に三行半をつきつけられない程度に色んな事に挑戦したいと思っています。
創作意欲を止められるか自分でも分かりませんが。
次回はやっと中華エンジン部品のお話でも。
また見て下さいな。
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僕はお客さんの工場に行く機会が多いんだけど、
今の時期に皆さん長袖のツナギ着て涼しそうに仕事してるのに、
半そでの僕だけダラダラ汗かいて水ガブガブ飲んで働いてるので恥ずかしいったらない。
でもこれが痩せ気味の体を保ってる秘密かもしれないですな。
さて、バイクを弄っていく上で必ずぶち当たる壁、
入り込んだ整備をする人は「ワンオフパーツ作りたい」って経験はあると思います。
僕の場合は現物合わせってのが非常に多くて、
「ココを少しだけ削りたい」とか、
「ワンオフで良いからスペーサー欲しいいなぁ」なんて事が星の数ほどありまして。
でも大体は無理だったのでグラインダーで強引に処理したり、
ワッシャーを何枚も入れて誤魔化していた訳なんですね。
しかし、2週間ほど前にオイルフィルターローターを旋盤で削らせてもらってから、
「小型のでも良いからやっぱり欲しい!」と思い始めて、
気が付いたら…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/0d/c3f8c11953210f136ca478c395cad044.jpg)
本当に買ってました…
これは僕が所有できるであろうサイズの中で一番小型な旋盤で、
本体以外にもバイト数本やドリルチャックが付いていて、
こんな物でもギアさえ交換すればネジ切りだって出来てしまうスグレモノ。
芯間300ミリなので極端に長い物は無理だし、
振れ止めが無いと長物の加工は無理なんだけど、
そんな物加工する機会は無いので丁度良いかと。
で、買ってみて気が付いたんだけど、
ヤッパリ重いですな…
写真では脚立に載せてありますが、
一人で持ち運ぶのは華奢な僕には不可能なレベル。
ガレージも狭いのにどこに置こうか迷ってる最中です。
まぁ買ってしまったので、
前にローターの軽量化したのを持ち出してバリ取りをやってみましたが、
やっぱり自分のガレージで旋盤加工出来るのって良いですねぇ。
ただ付属のバイトは使って削れなくなったら自分で研磨しないとダメなタイプなので、
そのうちにチップタイプのバイトとホルダーを購入予定。
荒削りするのにバイト磨いでいては面倒なので、
交換で済むのが手っ取り早くて良いですね。
しかし中えぐり用のバイトなどは磨ぐしかないので、
そのうち山ちゃんに磨ぎ方教えてもらわなきゃ…
大根のかつら剥きやった事ある人なら分かると思うけど、
包丁を立てすぎても寝かしすぎても上手くいかないですよね。
バイトの角度にも同じ事が言えるみたいなのでここは真面目に勉強しないと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/7d/9f407cf903c4cca1a342448d2bdfa655.jpg)
これはオリジナルのピストンピンの製作途中の写真。
中華エンジンのクランクはスモールエンドが14ミリなので、
13ミリの国産ピストンを使いたかったら、
肩肉0.5ミリのすき間をどうしてでも埋める必要が出てきます。
ただ0.5ミリのカラーだと強度が心配なので、
僕らはワンオフのピストンピンを作る事になりまして。
本体は山ちゃんが昔にNC旋盤で作ってあったので、
少しでも軽くするため内部に穴を空けました。
買っていきなり出番が出来ましたな。
旋盤を使ってる人には常識なんだけど、
旋盤での穴あけ作業ってのはドリルチャックの方が固定で、
加工物が回転して穴をあけていきます。
僕はエアードリルしか使った事ないので新鮮でした。
それと初めの穴あけはセンタードリルって言う専用のドリルを使うみたいなんだけど、
それは付属してなかったのでそのうち購入しないといけないですねぇ。
それと加工物の真ん中とセンターチャックを合わせるため、
トースカンって言う専用の工具を使うみたいなんだけど、
これはマグネットベースでどうにかして代用したいですな。
このバイトと加工物の高さ合わせもキッチリやらないと、
切り落としなどの時に切り落とせないですからね。
まだまだ勉強する事は山ほどあるんだけど、
次はもうフライスを狙ってまして。
ただ外野が大騒ぎするので買えるか分からんし、
金額が金額なだけに僕の財布と心が痛みますねぇ…
ただ僕が小さい頃は自分の家に当たり前のようにグラインダーや電動ドリルがあって、
ガキの頃から慣れ親しんでたってのがあったので、
子供にもそんな環境を作ってやりたいっていう心があります。
言い訳以外の何者でもないですけどね。
そんな訳で我が倶楽部に新しい工作機械が来ましたが、
嫁に三行半をつきつけられない程度に色んな事に挑戦したいと思っています。
創作意欲を止められるか自分でも分かりませんが。
次回はやっと中華エンジン部品のお話でも。
また見て下さいな。
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