南信州のりもの倶楽部♪

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エンジン塗装の剥離は一長一短

2014年10月03日 17時30分47秒 | 輸入横型エンジン編


これは私を知ってる方へでしかないんだけど、
「月刊タウン情報いいだ」にウチの会社の広告が載っております。
ここで社名は言えないんだけど、
手にした人は是非探してみてね。

まぁしかしだ、俺は広告の発案には参加してないんだが、
正直言うと「こんな業務の会社ですよ」的な広告は全く意味が無い。
だって俺なら間違いなく興味が湧かないし、
興味が湧くように作らないと絶対に読み飛ばすわ。
俺も初めて探したら読み飛ばしたくらいだ(笑)

だから広告には全く期待してないんだが、
今月は新車の軽トラ買ってくれたし広告出したり、
業績ってそんなに良かったっけかなぁ?
広告出すくらいなら同額の特殊工具買ってもらいたいわ。

で、今日は組み終わったエンジンをかけてみた。
液体ガスケットは固まったはずだし、それに今日は暇だったからねえ。

エンジンはキック一発でかかったんだけど、
カチカチと大きな異音がしたから慌てて停止。
何が原因か分からんかったんだがバルタイが怪しいと思いカバーを外したら、
カムスプロケの山が1山ずれていた。

だけど合いマーク位置でしっくりくる場所が無く、
半山くらいずれてしまうからいつものオーバーラップで合わせたけど、
この中華ハイカムはバルタイの指定が無いから、
そこはちゃんとしてもらいたいわ。
カムスプロケの穴の中でとりあえずのバルタイは出せるんだけど、
せっかくだから精密に出してみたいからねぇ。

これで異音が無くなったから試運転に出かけて帰って来たんだけど、
またオイル漏れしてる!
今回はちゃんと対策したし液体ガスケットだってシリコンのそこそこ高いやつをわざわざ買って、
組む時も絶対オイル漏れしないように組んだんだけど、
ここまでやってのオイル漏れだったから心がポッキリと音を立てて折れた音が聞こえたくらいだったが、
実は自分でもかなり自信を持って組んだし、
もう自分のせいじゃない感じがしたから、
無意味かもしれんが寝転がってエンジンの下を覗いてみたら…









分かるかなぁ?
オイルが帰る通路の下に巣穴が空いてた。
だからどんなに腕の良いエンジニアが組んでも、
このエンジンはオイル漏れ起こしてたんだろうな。

ただ、俺が作る中華エンジンは全て塗装を剥離してるから、
そのせいもあるんだろうね。
中華エンジンの塗装は荒と巣穴隠しとは考えていたんだけど、
まさかピンポイントで大事な部分に巣穴があるとは思わなかった。

修理は簡単で巣穴に針でも刺してその針をポキっと折ってあげて、
アルミパテで塞いであげれば良いだけ。
原因が分かれば対策は簡単なんだけど、
次からは剥離したら巣穴を細かく探して、
ちゃんと塞いで作るようにするわ。

そんな訳で明日は対策したらオイル交換しようかなぁ、なんて考えていたら、
週末は台風が来て雨だって話。
今年は週末の雨がやたら多いわ。
コメント (2)
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